【生ビール越しに見える風景】「奇々怪々」な話。

　「奇々怪々」っていうアーケードゲームが昔あった。調べたら1986年の今頃にリリースされたゲーム。中学2年生のMAX88は結構好きなゲームだった。というのも、他のゲームより難度が低いゲームで100円で5分持たないゲームが多い中、5分以上遊べるコスパの良いゲームだったから(笑)　このゲームは、巫女さんのキャラが妖怪を退治していくという任意ローリングアクションシューティングゲームだ。物凄くイメージ湧きにくいゲームジャンルだけど此れが的を得てる表現だから仕方ない。

　まぁ本題ではないので少しだけ触れて次に行く。
　このゲームのタイトルでもあった「奇々怪々」という漢字。読み方判る？？？自分はこのゲームで「ききかいかい」と読み方を知った。もっと言えば「奇々怪々」という言葉を初めて知った（爆）

【奇々怪々】　非常に奇怪で不思議なさま。「－な出来事」

　先日、不思議な体験をした。兆度丑三つ時に見た夢。2年前に他界した母親が出て来た。今まで、小役（エキストラ）・脇役程度の出演は有ったのだが、今回は初主演。メインとして夢に出て来たのだ。死んだはずの母が突然、普通に外出先から帰宅するかのように帰ってきたのだ・・・そりゃ家族揃って騒然で「え？」って。死んだ人が・・・試しにスマホで画像を撮ると案の定・・・写っていない。母親は黙って突っ立っている。どうしたんだ！！この状況は！！
　というところで目が覚めた。「あぁ夢か・・・」と二度寝。二度寝の続編にも主演女優だった。
　

起床して気が付いた。「あぁ、今日は月命日だ」。

　毎月、月命日には仏壇に線香と手を合わすのが恒例な我が家。しかし、自分には月命日という概念がないのか(笑)　家族に言われて「月命日」だと思い出すレベルの息子。まぁ結婚記念日・付き合い開始記念日・その他誕生日もそうなのだが・・・
　今回に限っては「月命日」だと言われなくても直ぐにピン！ときた。「仏壇に線香を欲してるな」という自分なりの答えが行動に出させた。今月は言われなくても仏壇に手を合わせた。
　しかし、面白いのは２・３日前に秋彼岸で墓参りしたばかりだったのに・・・お線香のオカワリかい！！と笑ってしまった。

全く霊感の無い自分。奇々怪々な事もあるものです。

とここで話は終わらず。
後日談が・・・更に数日後（というか此のログ作成してる時は現在進行形）「強い腹痛と38.9度の熱」で寝込んでいる。医者が言うには「風邪からくる胃腸炎だと思う」との事。

母親が言いたかったのはコッチ（体に気を付けろよ）だったのかぁ！

・50音順　連続コラム　「き」

2016年9月30日
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自分も「霊感」はまったくなく、月命日どころかお彼岸でさえ、3年前に父が、2年前に同年代の友人が他界するまでお墓参りもロクにしない人間でした。身近な人が亡くなる前は「死」に対して鈍感だったんすね。

50手前にしてようやく、その辺に気付きまして（遅っ！）。お彼岸には墓参りを3軒ハシゴ。父の月命日には必ず実家へ行き、線香をあげるようになりました。

周りからは変わり身が「極端過ぎる」と言われてますが（苦笑）、そのせいか夢に父や友人が出て来ることはないですね～（笑）。