プロフィール

コバ

三重県

プロフィール詳細

カレンダー

<< 2024/4 >>

1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

検索

:

アーカイブ

アクセスカウンター

  • 今日のアクセス:4
  • 昨日のアクセス:250
  • 総アクセス数:1939111

QRコード

カルティバ『㈱オーナーばり』の顧客満足度向上姿勢

ショアジギ仲間より、カルティバの新商品ジグ『撃投レベル』
を使ったら塗装のコーティングが弱かったとの情報があった。

他の友人からの情報でも既存品より弱かったとのこと・・・

これまでの撃投ジグシリーズはコーティングが非常に強く
出来ており、磯での使用も安心の強度で私のメインジグです。

もしかしたら既存商品のコーティングも弱くなってるのでは?
だとしたら非常に困る。
ということで・・・

昨日の夜、『オーナーばり』のホームページから
問い合わせメールを送信しました。

内容は ↓

御社のフックと撃投ジグを愛用してショアジギングをしております。
撃投ジグ(エアロじゃない普通のタイプ)は泳ぎも素晴らしくヤマリアのショア
ブルー、ダイワのスピードロングと並ぶメインジグとして使用しています。
特に撃投シリーズのコーティングの丈夫さは他のジグよりも頑強でありウレタン
で補強しなくても磯からの使用に耐えるので仲間内でも好評価であります。
しかしながら最近発売された『撃投レベル』は、仲間数人が購入したところ1回
磯にかるく当たっただけでコーティングがパリパリ剥がれるらしく明らかに
『普通の撃投』や『撃投エアロ』よりも粗悪品でカルティバが手抜きして品質落
としたと話題になっております。
せっかくフォールでは良い動きをするのに残念なジグだとの評価です。
噂はブログやミクシーでも広がりはじめ、他の青物師からは購入するつもりだっ
たがそんな物なら買わないという意見が出ております。
私も購入するつもりでしたがとりやめました。
国内の製造業者にとって厳しい時代ですからコストダウンを優先したのであろう
と推測はいたしますが、多少の価格UPをしてでも早急に撃投と同じ頑強なコー
ティングに改善して欲しいと考えております。
頑強な品質のカルティバのイメージが崩れて非常に残念です。
もしかしたら『普通の撃投』と『撃投エアロ』も最近のロットは『撃投レベル』同様
に手抜きでコーティングが弱くなってるかもしれないから怖くて買えないという話
も出ております。

そこで、質問ですが
1) 『普通の撃投』と『撃投エアロ』も最近のロットはコーティングを変更して弱く
  なっているということはあるのでしょうか?
2) 今後、『撃投レベル』の品質を『普通の撃投』や『撃投エアロ』同様のコーティ
  ングに改善する予定はないのでしょうか?

撃投シリーズの購入を見合わせた状態で南紀のショアジギング青物師が注目
して御返事をお待ちしておりますので、できるだけ早く回答いただけると幸いです。



すると 早速、今日の午前中 
オーナーばり開発担当の方から
電話がありました。

名前を聞いて、撃投ショアジギングDVDに出てた開発担当の方
だと分かりました。


内容は ↓


今、日本海に来てますが本社からメールが転送されたので高速のサービスエリ
アから電話してますとのことでした。
ユーザーからのこの内容の指摘は3件目だそうです。
レベルはフォール姿勢が繊細なので形状を崩さないように撃投や撃投エアロに
比べるとコーティングが薄く、コーティング2回にしているそうです。
しかし、磯で使うにはあまりにも薄すぎたと思うので泳ぎは若干犠牲になるかも
しれないがコーティングを1回追加して合計3回に変更することに決めて、
今日早速、撃投レベルは出荷止めの指示をしたそうです。
これから出荷されるものはコーティングが今のものよりも厚くなります。
設計変更内容は近日中にオーナーばりホームページでも発表するそうです。
『私にとって撃投ジグは、わが子のようなものですから改善につながる厳しい
指摘ありがとうございます。こういう声が本当にに助かります』と極めて前向きに
物作りしておられる様子でした。



あまりにも早く前向きな対応に私は恐縮してしまいました。

本社の窓口に届いたユーザーからのメールを出張中の
 担当者の携帯に朝一で転送する仕組みがあること。

 一般的な会社なら、『担当者が本社に出社した時に連絡す
 ればいいじゃん』となる会社が多いと思う。


・メール転送を受けた開発者が高速道路のサービスエリア
 に止まって自分の携帯から直接すぐにユーザーに連絡
 する素早い行動力。

 一般的な開発者なら『会社に帰ってから連絡すればいい
 じゃん』と考えると思う。


即決で出荷止めと工程追加を決める決断力。
 だめな会社なら、『次回品質会議で討議しよう』となると
 思う。


・コーティングが弱いことを認め改善する姿勢。
 だめな会社なら『コストダウンが大事じゃん』『泳ぎを優先
 してるから相反する要素がある場合は仕方ないじゃん』
 と考えると思う。


・『私にとって撃投ジグは、わが子のようなものですから
 指摘ありがとうございます。こういう声が本当にに助かり
 ます』と極めて前向きに考える事が出来る
 真摯な姿勢と物作りに対する情熱。

 開発担当者にとって『商品はわが子のようなもの』
 これはその通りで私も商品開発の仕事をしているので良く
 分かります。だからこそ、うちの子は悪くないという気持ちに 
 なってしまいますので、厳しい指摘が改善につながるので助
 かりますとは頭で分かっていても認められず変更の必要は
 無いと主張してしまうのも また開発者なのであります。


釣具メーカーのなかで今回の『オーナーばり』と同じ対応が
出来る会社は何社あるでしょうか?

物作りをしているメーカーで何%の会社がこのような対応が
できるでしょうか?多分1%も無いと思うのです。

物作りをする同じ開発屋として
株式会社オーナーばり と 撃投ジグ開発担当の方の
姿勢に感服しました。見習いたいと思いました。

今日から昨日以上にカルティバファンです。
すごいぞ 株式会社オーナーばり
 

コメントを見る

コバさんのあわせて読みたい関連釣りログ