本日はfimoでお知り合いになった方（以下Aさん）と宮崎市の浜から出艇した。

私は最近ミニボート（インフレータブルボート）を始めたので、何が危険で何が安全かもあまり分かっておらず、出艇場所もあまり知らないのだが、この方が非常に親切で色々と教えて下さる。

この場を借りてお礼を申し上げます。



午前6時半ごろ現地に到着した。西からの風がやや強く、波も若干高い様子だが、初めての場所なので釣りが成立するかどうかわからない。
そんなことを考えていると、ほどなくしてAさんが現れた。

Aさんによると波が高めなので、少し離れた堤防側から出たほうが良いとのこと。せっせとボートの準備をして、ドーリーで砂浜をゴロゴロと引っ張っていく。途中で体力が尽きかけた（＠＠；）が、すかさずAさんが手伝ってくれた。ありがと～＞＜


出艇時の注意事項を一通り教えていただき7時ごろ出発！
堤防内に入り込む波の切れ間を狙って突破する。

沖に出てみるとうねりが大きい。遊漁船では外洋に出たことがあるものの、マイボートで外洋は今回が初チャレンジ。
1.5～2m程度のうねりだったと思うが、視点が低いため非常に怖い。。
ぐわっとボートが持ち上がり、ひゅ～っと谷に沈む感じ。

私「これ大丈夫ですかね～？」とAさんに尋ねると、
Aさん「この程度なら安全に釣りができると思います。」とのお返事。
さすがです。ちょっと安心したところで水深15ｍラインから釣りを開始。



ダイワのTGベイト60ｇを底まで落としてショートピッチジャーク。
繰り返しているうちに西風で沖に流れる。速度は時速2ｋｍ。
潮は登り方向に効いている。

いい具合に流されていると水深25m地点の中層でコツンというアタリ。
むむっ、っと短時間のポーズを入れるとガツンと食った。
ドラグをジッと出しながら走る。
竿のしなりを利用して、上まで上げてくると50ｃｍ弱のカンパチの幼魚であった。
家族から、カンパチを釣ってこいとのクエストを受注していたため心が躍る。家族クエストをこなすことは、文句を言われずに釣りを楽しむために重要なのだ。



朝一からのヒットに気持ちよくなりながら血抜きの準備をした。
普段はバケツに水を汲み、エラを切った魚を突っ込んでおくのだが、バケツに対して少し大きい魚だったので、ストリンガーを使うことにした。

フィッシュクリッパーで掴んだ魚のエラを、鋏でチョキンと一箇所切れ込みを入れ、いざ海へ投入！ぼちょん！

・・・ぴゅ～っと魚は海の底へ。


あら？？？


事態が理解できないまま手元を見ると、じゃらじゃらとストリンガーが鳴っている。

まだ付けてなかった・・・・。

記念すべき初ポイントの初フィッシュはエラを切られてリリースされました。ごめんなさいネリゴさん。・・・サメに気をつけてね。



気を取り直してTGベイトをシャコシャコするも当たりはなし。
取り直した気が沈みそうになる頃にルアーチェンジで60ｇのインチクをセット。お店でショア用として売られていた物。構わずオフショアで使用する。

ただ巻くだけでタコベイトがひらひらと舞い、なかなかいい感じ。
魚探では底付近にいい感じの反応が出ているため根魚狙い。
底まで落として10巻き。また落とすの繰り返し。

しばらくまきまきするもあたりがない。ジグのようにアクションを入れてもダメ。じゃあただ巻きはどうだ、とヤケクソな速度で巻いていると中層でガツンと食った！今度はそれほどドラグが出ない。

上げてくるとまたもやネリゴであった。


刺身がうまい。


先ほどのリリースが頭によぎる。今度はいつもどおりバケツで血抜きをしました。



その後も同じインチクをまきまき。
水深15ｍほどの岩礁帯でもそっとしたアタリ。
軽くフッキングを入れ、上がってきたのはカサゴちゃん。


煮付けがうまい。


今日はインチクデーだな、と嬉しくなったがその後はあたりが遠のいた。

1時間ほど無反応な時間が続き、そろそろ帰るか～と考えていると、着底直後のインチクが重い！ラインが走り出す。

いい具合に竿を曲げて楽しませてくれた魚は



ネリゴｗ　

その後、インチクと大きさ変わらないんじゃない？というくらい小さいカサゴを1匹釣り上げて12時納竿としました。



出艇時よりもかなり波がおさまっていた為、怠慢をして駐車場近くの浜に帰着しようとしましたが、ボートがブレイクした波に押されてサーフィンのようになり、事なきを得ましたが、とても危険でした。　沈することはなさそうですが、下手するとかなり波はかぶりそうです。




楽しい釣行でした。