プロフィール

インターラーケンの風

愛知県

プロフィール詳細

カレンダー

<< 2025/6 >>

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

検索

:

アーカイブ

さらに表示

アクセスカウンター

  • 今日のアクセス:19
  • 昨日のアクセス:26
  • 総アクセス数:214207

QRコード

無くなった儀式 (国境通過)


この週末、出るタイミングを逃して
気がつけば外はすっかり明るく、モヤモヤとした気分。
追い討ちを掛けるように友人が以前、出かけた中欧旅行の
写真がまとまりメールで一部を送ってきました。
(しかも2回も旅に出るとは!!)
そこには僕にとっては未知の世界というべき
旧東ヨーロッパの風景が。
以前のログでも書いた国境通過の件ですが
まだまだ検証したいところがあったのですが、今となっては
過去のものとなってしまい寂しい限りです。

長男と出かけたドイツのベルリンもそうでした。
昔は東西に分かれていたベルリン。
東ベルリンに入るのにも色々注意が必要でした。
当時西ベルリンから東ベルリンに入るには、2通りの方法しかありませんでした。
地下鉄で入る方法とチャーリーチェックポイント
から徒歩で入る方法でした。
どちらにしても東ベルリンに入ったところで、1日滞在ビザを
発行してもらいさらに強制換金として当時25マルクを
東ドイツマルクに両替しなければならない仕組みでした。
ビザも入国した日の夜の12時までに
西側に戻らなければならないものでした。
しかも東ベルリンに入るときには
西側の新聞や雑誌 書籍は厳しくチェックされるため
事実上は持ち込み禁止でした。
そのような冷戦当時の東ヨーロッパは
僕たち個人で旅をする者にとっては未知の世界でした。
地図を見る限りは西ヨーロッパより日本に近いのに
それ以上に遠く感じられました。
今となってはこんな難しい儀式も必要なく
息子と旅行中にも西ベルリン東ベルリンの感覚が
全くありませんでした。
ヨーロッパに暮らす人々には、便利になったのですが
僕のような旅行者には1つの儀式が無くなったようで
寂しい限りです。

写真のようになんのためらいも無く
自由にシャッターを押す事の出来る世界になり
平和になったものです。




ハンガリーのブダペスト東駅
いかにもヨーロッパの駅という雰囲気がある。
昔はパリからのオリエント急行の終着駅だった。
こんな駅にいるとまるで映画のワンシーンのような光景に
思える事でしょう。




駅の外観。
ブダペスト東駅の外観






ブダペスト南駅 正確にはデリ駅。
主に国内ローカル線の発着駅。





チェコのプラハ市内

写真は2005年6月頃と2006年5月頃です。

コメントを見る

インターラーケンの風さんのあわせて読みたい関連釣りログ