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ハタハタを食う



昨晩は季節のものを美味しくいただきました。

釣れた中で大きいハタハタを湯上げに。

鮮度がいいせいか身がプリップリ。

でも、ハタハタらしく骨から身がホロッと取れます。


大根おろしと醤油で食べれば、
うんまいです。




今回のハタハタのメインと考えていたのが、
ブリコの醤油漬け。

腹パンの5匹のメスからブリコを絞り出し、
包丁でバラします。

全体的に結構フワフワな感じになった。

これはイケルかっ!?

生でちょっと食べてみると、
皮は若干硬いものの魚卵特有の旨味はある。

イクラは真水で洗うと浸透圧で白くなってしまうということを知っていたので、
塩水を作ってさらにバラしながら軽く洗う。

それをザルに移して…




!?




ん?




なんで???




なんでなんでなんでなんでなんで?



なんでーーっ!?




一瞬にしてブリコが
ザルのカタチで固まった。




ひとつの塊に。



慌てて漬けダレを作って、
塊を手で崩して入れたけど…






なんで…



イクラみたいになると思ったのに…





一晩漬けてあったかご飯の上に。



味は筋子風味。
食感は数の子。



う〜〜ん、
イメージとちがーう…



悔しくてネットで調べてみた。


すると、ブリコは、

「まだ加工されていない最後の魚卵」

と言われているくらいに扱いにくいものだと判明。


あのネバネバが特殊なタンパク質で、
Naとかに反応して硬化するらしい。

なので、塩漬け醤油漬けの時点でアウト。

でも、熱でも変質しない耐性があり、
焼いてもブリコのネバネバが残っているのは、
そのおかげなんだそーな。

このネバネバと卵を分離して卵だけにすれば、
イクラやキャビアのような加工が可能に!

で、それを開発した企業もいらっしゃる。


http://www.bic-akita.or.jp/magazine/vol.310/angle.html


特許取るくらいのことらしい…


熱に強いんで、
70℃くらいのお湯で分離させられるらしいんだけど、
これじゃー、卵本体のタンパク質が変質するよなー。


誰か家庭でブリコの卵とネバネバを分離する方法を
知ってる方いませんかー?




この前のハタハタは30匹上あったし、
ヨメと息子は食べないので、
オトンとオカンにもお裾分け。


その代わりに漬けてもらった♪




今夜は醤油漬けを焼いていただきまーす♪

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