前回　フッキング　について　①～⑤　の内　①～④迄説明したので今回は　⑤ドラグゆるゆるの向こうあわせ的フッキング　について説明します

このフッキングに関しては　フッキングという動作　以前に　リールのドラグ調整　が必要となります

主に使う　シチュエーション　は・・・
①１０ｃｍ前後もしくはそれ未満のアジを釣る場合
②突っ走っていくようなアタリがありそのままばれてしまう場合
③フッキング後のやり取りでばれが多い場合
等の状況です

①でサイズ表記してるのは１０ｃｍ前後のサイズの場合②③の現象が１５ｃｍ以上のアジに比べて多いからです

アジングでのドラグ調整　は　サイズのいいのがかかった時のラインブレイクを防ぐという事もありますが１５ｃｍ未満の場合はどちらかというと　アジの口切れを防ぐ　という目的を主として考える方がいいかと思います

１０ｃｍ前後のアジに比べて１５ｃｍ以上のアジは上顎にフッキングもしやすいし上顎自体も丈夫になってるのですが１０ｃｍ前後のアジは上顎にフッキングしても千切れたり裂かれたりしやすいです
ですので強引なやりとりをするとばれ易くなります

更に群れが大きいと特に起こる現象ですがワームをくわえて一気に走る行動も起こしやすいのでドラグからライン出ないとそのまま全力で泳ぎ口切れ等が起こりばれる事が多くなりますがその時適切なドラグ設定をしていればそういう状況を回避しやすくなります

サイズが大きい場合もドラグからラインが出ないとＪＨのフックで口の中を裂いて滑ってフックアップという事が起こり易い状況もあります
重さとパワーが有るのでフックアップする場所によってそうなります

そういう状況を感じた時ドラグ調整を緩める事で状況を緩和させる事が出来たりもしますのでばれ易い時はドラグをゆるゆるにするというのも試してみる方がいいです

面倒ですがフッキング後ドラグが緩すぎる場合は締めていく対処の方がフッキング後ドラグを緩めるよりはアジの場合は適してると思います

今回はこの辺で・・・
アジを散らさないようにについては次回書きますねｗ