宮城で釣りをしたあとは翌日の予定に間に合わせるため、東京までは弾丸で帰りました。

途中、福島で温泉に入り、眠眠打破を飲み、高速でジェベル自己最高スピード110を記録し、あっという間に旅が終わりました。


中日二日を抜いて22日間本州を回って走行距離は4950キロ。
西本州はほとんど雨のなかでの思い出巡りで、東本州は未開拓地巡り。

日本海の平らなサーフを割ってありのまま海へ流れ込む幾つもの河川。瀬戸内の海に無数に散りばめられた島々。太平洋側の岩肌。同じ沿岸でも景色の違いに驚かされ、いざ竿を出して見るとパターンを見付け出す難しさというか、魚の気難しさというか、本当に釣りは自然を相手にしているんだと実感しました。

結局釣果はシーバス9本、クロソイ6匹、ヒラメ3枚、ハマチ、サバ、アナハゼ、ウグイ、マルタ…
申し分ない釣果です。
一匹一匹これからの自分の支えになる大切な魚です。
本当に感謝です。

そして、なにより各地域で自分を助けてくださった方、ブログ上で頑張ってと応援してくださった方、10年後の自分にとってどんな経験だったのか、その答えのわからない旅に全財産と時間をつぎ込む勇気を下さった方、それを許してくれた人、皆さんのおかげで事故もなく無事に旅を終えることができました。
本当に感謝しています。
見守ってくださり本当にありがとう御座いました。

この旅は自分にとっていい経験であり、これからも釣りの仕事をして行く上で大事な経験になったのではないかと思います。


正直出発前に考えていた旅に出る理由や言い訳は忘れました。
しかし途中に気づいた大切な感情は恐らく一生忘れません。

本州という長いようで短い旅でしたが、もっても楽しかったです。

もう長期で行くことはないかもしれませんが、ちょくちょくバイクの旅は続けます。皆さんその時はまたどうか宜しくお願いします！