【Fishing Style】春渓に掛かる虹

Narage50でまず一匹目。

この時何を考えていただろうか。

Narage特有のボディが倒れる瞬間を意識してアクションとフォールを繰り返す。

落としすぎるとスパイラルフォールの軌道に入ってしまうので（それはそれでいいのですが）

初めの倒れこみの直後に再びリフトできるようにと意識していた。

そのボディが倒れた瞬間にバイトが出たのだ。

水温が低いためか、一回で食いきれず、二度、三度とアタックしてきてフックアップした。

朝からテンション急上昇してしまった。

そしてふと、一番ルアーフィッシングが楽しかった時のことを思い出してしまった。

今でも楽しいのですが、あの時は初めて絶大な信頼を置いたミノーができたときだった。

そのミノーで数々の魚を釣りあげた。渋い時も、高活性の時も、常にそれを使っていた。

これ一本あれば、他はいらないかな。そう思えるミノーだった。

今では定番中の定番だが、当時はとても新鮮だったのだ。

そして今、再びその感覚を思い出したのは、Narageがとても面白いプラグだってことです。

僕のログがNarage50一色にならないように、少し気を付けなければなりません（笑）

さて、ひとしきり釣り歩き再び移動です。

朝日に透けるNarageがきれいだったのでパシャリ。

もう、完全に惚れています。テスターだから過剰に・・・という話ではなく、

一人のユーザーとして惚れ込んでしまった。

発売したら全色大人買いです。

先ほどはアップストリームで釣ったので、今度はダウンストリームで攻略する。

流速はさほど早くない。5ｃｍ12ｇというボディには向いているとは言えないようなポイント。

着水後ボトムを取ってからそのまま引いてくる。

リップが底石を叩きだした頃、トゥイッチを入れてルアーを揺らす。

今度は倒しすぎないように。スローロールを心がける。

タイトピッチに揺らめくそれに、小気味よく震えるティップ。

それがぐっと水面に向いた。

元気よく突っ走り、上流へ向かって走る。

自分に向ってきて追い越されるタイミング。ここが注意が必要だ。

テンションが緩んでフックオフしてしまわないように一定に保つ必要がある。

抜かれ際にランディングしてしまおうかと考えてネットを取り出すが、

そのまま地面に落としてしまった(^_^;)

ドラグがズズッと滑り、少し長めのファイトとなったが、

無事に岸際に寄せることができた。

カッコいいニジマスだ。

こういうやつに出会いたかった。サイズはどうあれ、とても嬉しい。

40クラスですけど、僕はもう満足です！

魚も出たし、雪代絶賛流入中の河川でチャレンジ！

ボトムを叩けば魚が出る状況だったけど、ミノーじゃこの流れはキツイ。

やっぱ、バイブレーション、メタルジグが、今時期の攻略パターンになってくる。

つまりそこにNarage50が参入します！

あの流れの下に魚付きますよね。

ダウンストリームで流れの下を引いちゃってください♪

あれ、僕の顔にピント合っちゃってる(^_^;)

Narage50、盛期には店頭に並ぶ予定ですので、皆様も是非使ってみてください。

・・・・・　TACKLE　・・・・・

ROD	Suspend HQ SP-580HQ・B　(SKAGIT DESIGNS)
REEL	CALCUTTA CONQUEST　51　(SHIMANO)
LINE	Silver Thread Trout Clear 8lb.　（UNITICA)
LURE	Narage50　(BlueBlue)