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▼ チタンティップロッドビルド 第二弾 その2
- ジャンル:日記/一般
- (チタンティップロッドビルド, ロッドビルド)
さて、依頼品のロッドを土曜に完成させるために昨日から徹夜作業が続いてます。
ブランクはマグナムクラフトさんの8626…40tカーボンです。
TR-X1000とは厳密には少し違う。
(※TR-X1000はM40JBをベースに圧力成型機でレジンを出来るだけ排除し高圧でマンドレルに巻きセロファン巻いて焼き上げたものなので
東レのプリプレグで低レジンブランクを作っていないマグナムクラフトは
厳密にはTR-X1000ではない事に)
自重ですが写真が消えた…
えっと…チタンティップ繋いでハンドル含めて17g~18gくらいのはず。
8928は03カーボンと書いてたので
確か0.03mmのプリプレグは三菱かどっかのでしょうからTR-X1000ではないしね。
マグナムクラフトさんは本来大物を狙うためのパワーゲーム主体のブランク屋さん。
粘りとパワーが減る低レジン化は会社の方針的に厳しそうなのがなんとも悲しいところです。
と、ブランクの話題は置いといて、まずはリールシートの重量をご覧いただこう。

見た目のために苦渋の決断で重めのワインディングチェックを採用しても19.73g
自分のチタンティップロッドはグリップ削りすぎて見た目がアレなので
PCGと同じ形にした。
ちなみに軽量化だけ求めるならフジのWCSを使ったら18.61g

EVAを5917のアジングロッド並に追い込めば18g以下もいけるでしょう。
でも、PCGグリップ形状が一番手にしっくりくる。
この部位は非常に大事で
やみくもに短くすれば良いかというとそうではなく
手の大きさ、指の細さ、握力、握り方や慣れ
指先の感覚差でその人に最適なグリップ形状というものは変わる為
依頼人ごとに微調整を施します。
良い靴買ったからって万人の足に馴染むとは限らないのと一緒ですねー。
エンドは6.39g
リングが若干浮いてるのでEVAを少し削り6.35gくらいになる予定。
長めのEVAということで今回ゴムキャップは使わない。
正直、自分のように小指と薬指の間でパーミングするスタイルなら
リングは2g以下のやつでも十分だと感じる。
ここは接着せず仮止めでテストしてもらう予定

そして今回の主役であるナット部分。
驚異の4.74g
唯一無二の世界再軽量。

ただ、一概にこれが良いってわけではなく
ウエダが後年、レーシングスクリューをオプション化したように
実はスタンダードが一番使いやすかったりするので適材適所で決めます。
ちなみに採用当初はSDナットそのままだった。
でも、ここのエッジが尖っているせいで指に多大な違和感を覚えていた。
しかもフード自体も大きく無骨。

そこで、フードナットを削り込み
赤枠部分のエッジを落とし丸みをつける。
こうすることでスクリュータッチで感度PCGコンセプトに近い感覚で力を入れずにパーミングが可能。
リールによってロッドのバランスは変わるので
色々なパーミングが出来るよう設計したつもり。
6フィート前半までのロッドについては
可能な限りリールに左右されないロッド作りを心がけております。

アーバー材も40tの高弾性カーボンの短く早い波長の振動数を最大限生かすための音響チューン。
高弾性になればなるほど音響の速度が上がり
波長も短く鋭い伝わり方になるため某メーカーようにアーバーを詰め込むより
空気の振動を生かすほうが良いと考えてます。
金属アーバーもケースバイケースでして
使えばどんなブランクも感度が上がるってわけではないので注意。
そんな理由で今回はアルミを採用しテストしたものの結果がイマイチだったので
高弾性と相性の良いハイブリッドアーバーを採用。
共振しやすいのか接着してない状態でもリールシート内部が良く響きます。
ガイドも全て手曲げ加工を行い
フットも全て削りこんだ。(写真左)
これによりスレッドとエポキシを減らす事に成功。

ただ、こうするとガイドフットがブランクに食い込み破損させる可能性が出てくる。
そこでスレッドのテンションコントロールがキモになってきます。
まずガイド仮止めクッション材として先端部分のみ気持ち厚めに塗り
さらにスレッドテンションを巻いてる中で変更する事で
ガイドフットのタワミとフットの食い込みを抑えてみた。
スレッドもウエダが拘り続けていたロッドの曲げを損ない難いナイロンスレッドをこちらも拘って採用。
さらにAスレッドよりさらに細い極細のナイロンスレッドを採用する事で
同じ面積でも巻き数を増やし安定性を増す事に成功。
多分ウエダが使っているのと同じ細さのスレッドで非常に丈夫。
その結果、このスレッド幅。
極限仕様の名前に恥じないように作っております。

ガイド構成は、極限7ガイド
ロッドの曲がりを活かし負担を吸収するオール1本足ガイド
当然トップもパイプをショート化している。
今回、最も悩んだのが7本のガイドセッティング。
今までは9個でやっており
それを今回から8個に減らし、さらに追い込んで7個にした。
KT3が3個しかないので0.4号クラスのエステルラインでもスムーズなラインの送り出しが可能になったはず。
良く行く呼子エリアが10m~20mの水深があったりする場所もあるので
そこらへんで最も使勝手が良いセッティングをしたつもり。
現在ガイドの最終コート中
ただし、全ての仕上がりを微調整するためにリールシート
グリップ類は未接着と、まだ完成には一歩及ばずの状態です。
レングス:6.0f
自重:PROTOTYPE 50.2g
名前:秘密(考えてないとか言えない)
定価50000円です。(嘘)
いや、ハンドル材無いんで、同じもん作れないんですがね(笑
ブランクはマグナムクラフトさんの8626…40tカーボンです。
TR-X1000とは厳密には少し違う。
(※TR-X1000はM40JBをベースに圧力成型機でレジンを出来るだけ排除し高圧でマンドレルに巻きセロファン巻いて焼き上げたものなので
東レのプリプレグで低レジンブランクを作っていないマグナムクラフトは
厳密にはTR-X1000ではない事に)
自重ですが写真が消えた…
えっと…チタンティップ繋いでハンドル含めて17g~18gくらいのはず。
8928は03カーボンと書いてたので
確か0.03mmのプリプレグは三菱かどっかのでしょうからTR-X1000ではないしね。
マグナムクラフトさんは本来大物を狙うためのパワーゲーム主体のブランク屋さん。
粘りとパワーが減る低レジン化は会社の方針的に厳しそうなのがなんとも悲しいところです。
と、ブランクの話題は置いといて、まずはリールシートの重量をご覧いただこう。

見た目のために苦渋の決断で重めのワインディングチェックを採用しても19.73g
自分のチタンティップロッドはグリップ削りすぎて見た目がアレなので
PCGと同じ形にした。
ちなみに軽量化だけ求めるならフジのWCSを使ったら18.61g

EVAを5917のアジングロッド並に追い込めば18g以下もいけるでしょう。
でも、PCGグリップ形状が一番手にしっくりくる。
この部位は非常に大事で
やみくもに短くすれば良いかというとそうではなく
手の大きさ、指の細さ、握力、握り方や慣れ
指先の感覚差でその人に最適なグリップ形状というものは変わる為
依頼人ごとに微調整を施します。
良い靴買ったからって万人の足に馴染むとは限らないのと一緒ですねー。
エンドは6.39g
リングが若干浮いてるのでEVAを少し削り6.35gくらいになる予定。
長めのEVAということで今回ゴムキャップは使わない。
正直、自分のように小指と薬指の間でパーミングするスタイルなら
リングは2g以下のやつでも十分だと感じる。
ここは接着せず仮止めでテストしてもらう予定

そして今回の主役であるナット部分。
驚異の4.74g
唯一無二の世界再軽量。

ただ、一概にこれが良いってわけではなく
ウエダが後年、レーシングスクリューをオプション化したように
実はスタンダードが一番使いやすかったりするので適材適所で決めます。
ちなみに採用当初はSDナットそのままだった。
でも、ここのエッジが尖っているせいで指に多大な違和感を覚えていた。
しかもフード自体も大きく無骨。

そこで、フードナットを削り込み
赤枠部分のエッジを落とし丸みをつける。
こうすることでスクリュータッチで感度PCGコンセプトに近い感覚で力を入れずにパーミングが可能。
リールによってロッドのバランスは変わるので
色々なパーミングが出来るよう設計したつもり。
6フィート前半までのロッドについては
可能な限りリールに左右されないロッド作りを心がけております。

アーバー材も40tの高弾性カーボンの短く早い波長の振動数を最大限生かすための音響チューン。
高弾性になればなるほど音響の速度が上がり
波長も短く鋭い伝わり方になるため某メーカーようにアーバーを詰め込むより
空気の振動を生かすほうが良いと考えてます。
金属アーバーもケースバイケースでして
使えばどんなブランクも感度が上がるってわけではないので注意。
そんな理由で今回はアルミを採用しテストしたものの結果がイマイチだったので
高弾性と相性の良いハイブリッドアーバーを採用。
共振しやすいのか接着してない状態でもリールシート内部が良く響きます。
ガイドも全て手曲げ加工を行い
フットも全て削りこんだ。(写真左)
これによりスレッドとエポキシを減らす事に成功。

ただ、こうするとガイドフットがブランクに食い込み破損させる可能性が出てくる。
そこでスレッドのテンションコントロールがキモになってきます。
まずガイド仮止めクッション材として先端部分のみ気持ち厚めに塗り
さらにスレッドテンションを巻いてる中で変更する事で
ガイドフットのタワミとフットの食い込みを抑えてみた。
スレッドもウエダが拘り続けていたロッドの曲げを損ない難いナイロンスレッドをこちらも拘って採用。
さらにAスレッドよりさらに細い極細のナイロンスレッドを採用する事で
同じ面積でも巻き数を増やし安定性を増す事に成功。
多分ウエダが使っているのと同じ細さのスレッドで非常に丈夫。
その結果、このスレッド幅。
極限仕様の名前に恥じないように作っております。

ガイド構成は、極限7ガイド
ロッドの曲がりを活かし負担を吸収するオール1本足ガイド
当然トップもパイプをショート化している。
今回、最も悩んだのが7本のガイドセッティング。
今までは9個でやっており
それを今回から8個に減らし、さらに追い込んで7個にした。
KT3が3個しかないので0.4号クラスのエステルラインでもスムーズなラインの送り出しが可能になったはず。
良く行く呼子エリアが10m~20mの水深があったりする場所もあるので
そこらへんで最も使勝手が良いセッティングをしたつもり。
現在ガイドの最終コート中
ただし、全ての仕上がりを微調整するためにリールシート
グリップ類は未接着と、まだ完成には一歩及ばずの状態です。
レングス:6.0f
自重:PROTOTYPE 50.2g
名前:秘密(考えてないとか言えない)
定価50000円です。(嘘)
いや、ハンドル材無いんで、同じもん作れないんですがね(笑
- 2014年8月14日
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