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I字系プラグで垣間見る秋の片鱗

いや〜随分とブログ更新の間隔が空いてしまいました。
 
というのもここ最近思うところがありまして、釣りにおける情報発信の在り方や釣り場でのマナー・トラブル問題、魚を大切にする思いがもたらす様々なこと…SNSを中心にそういったことを多く目にし、どれも私自身に直接起こった事情ではありませんが少し気持ちが下を向いてしまっていました。
 
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「あなたにとって釣りってどういうものですか?」
 
そんなことを考えれば考えるほど、便利になったSNS社会に混在する余計なものの存在が、目に余るような気がします。
 
例えばそれは、豊かな自然を破壊する流出物だったりハンドルとブレーキのない自己顕示欲だったり仕事だったり…いや、仕事は含んじゃダメか(笑)
けれどようやく自分の中での大きな仕事も無事に片付き、その中での徹夜勤務や1週間以上続いた夜勤はやっぱり余計なものなんじゃ…なんて思ったりしているのです(笑)
 
立ち止まって考えるのもひとつ、歩みを止めることなく考え続けるのもひとつ。
 
もうずいぶんと拝んでいないスズキの顔。周りから出遅れたように感じつつ、期待する秋色の河川へと足を運んでみました。
 
 

■ トッププラグまでの道草
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この1匹をキャッチするまでに随分とたくさんのボイルが目の前を通過し、ルアーケースの中身はただただ無情にどんどんと濡れていきました(笑)
 
車から降りた時に見えた波紋と位置、時折響く捕食音とボイル時の水飛沫からベイトはある程度絞れたつもりだったのですが、予想に反してバイトを出すのに苦労する展開。
 
普段はトッププラグかフローティングのパイロットミノーでその日の釣りに入るのですが、"ベイトはこれだろう"っていう不明瞭の中で抱いた確信が良くなかったかもしれません。
 
今までの経験とかパターンとかも大事だけど、"その日その瞬間の状況を素早く判断し素直に実行に移す行動力"みたいなものが重要だと改めて気付かされます。
 
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- ヒットルアー:プエブロ・ダミービー -
 
 
あちこちで起こるボイルや川を下っていくベイトのざわめきを見つけては、トッププラグのダミービーを打ち込んでいきます。
 
トップに変えてから今までが嘘だったかのような反応を見る限りやはりトップレンジが正解のようですが、立ち位置・着水点・トレースコースが変われば同じドックウォークでも"細かなアプローチは変わらなければならない"わけで、手間取っている間に2匹目をキャッチすることなく、とうとう反応がなくなってしまいました。
 
いつもなら納竿ってタイミングになるのですが、まだ水位もちゃんと残っていますので引き続き粘ってみることに。
 
トップに反応があるのなら他にもアレやアノルアーなんか良いかもなぁと思いながら、ルアーケース内をガサゴソとし次なる一手に付け替えました。
 
 

■ 揺れるみなもは、ひかりも揺らす
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水の中にいるスズキは美しく、悦びに揺れるのは水面(みなも)だけではありません。そこに双方の理解はないけれど、その瞬間(とき)僕は一方的にひかりを見つけるのです。
 
 
ドッグウォークに反応がなくなる前あたりから脳裏に過ぎったのは、I字系ルアーが効きそうだなぁってことです。
今でこそ1匹を絞り出す釣りをするなら欠かせない存在のカテゴリーにあるルアーですが、その力を知ったのはまだ2年程前のちょうどこの秋の入り口の時期でした。
 
そんなI字系アクションを持つラザミン90で、ヒットしてくれたスズキです。
 
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"投げてラインスラッグを巻き取る程度にただ流すだけ"
 
なんてフレーズを簡単に口にしてしまったりしますが、ただ流すだけ〜とか、ただ巻くだけ〜とかっていうのは、実はとても奥が深いですよね。
 
その人の癖だったり使ってる道具だったり、フィールドの流れの強弱だったりベイトの種類や泳ぎの特徴だったり。
そういった複合的な要素を総合的に捉え、いくつかの選択肢から判別されたベストを最終的にシンプルな操作に還元するのですから、奥が深くないはずがありません。
 
そのアプローチの仕方だったり秘訣だったりを伝える立ち位置にある人もいるでしょうが、責務の一切ない僕もたまにはそういったことを語らせてもらうと…
 
シュッ!として、クンッ・カチッ!からの、スー…ティンッッ!!バッッシャバシャです。
 
ラザミンの使用においてこれ以上の的確な説明は、僕にはもう思い付かないです(笑)
 
 

■ まだ本性を見ぬもうひとつのI字系プラグ
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- チラリと覗かせるスズキの勇み顔 -
 
この日最大の1匹は、もう数時間も居座ってずいぶんとたくさんのプラグ達を投じた終盤の、何気ない一投に出ました。
 
メーカーブログやSNSにてプロト段階の状況からチェックし発売と同時に購入したのですが、ラザミン同様僕にとっては不思議な能力を持つ部類にすぐに仲間入り。
 
まだ沢山のスズキを掛けたわけではないので、確かなことも言えないし知ったかぶりもしたくないのであまり多くは言いませんが、この日ルアーケースに入れておいたことに対して自分で自分を褒めておこうと思います。
 
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- ヒットルアー:パズデザイン・マッチボウ100F -
 
ひとつだけ述べさせてもらうのなら、マッチボウはI字系という括りに当て嵌めてしまっては"なんだキミ、何にもわかってないね〜"なんてマッチボウの可愛いアイがこちらに語り掛けてきそうってことでしょうか(笑)
 
アングラーサイドの好奇心と発想力、技量が伴えばどんなことも成し遂げてしまいそうなポテンシャルを感じさせてくれますが、とてもじゃありませんが今の僕にはこのプラグの本性を知ることは出来ません。
 
シュッ!として、スー…クルクル、…グンッッ!!バッッシャバシャ!!です。
 
マッチボウの使用においては、今のところこれくらいしか説明が出来ないのが無情にも現実です。
 
ラザミンと被るのではなく、繊細かつ明確な使い分けを僕が感じていることがわかってもらえたら幸いです(笑)
 
 
 
僕なりの秋のスズキ釣りは、ハマったルアーを投げる度にドンッ!っていう覚醒状態のことを指すのですが、どちらかというと沢山スズキはいるのに(納竿時に照らしてみたら…のやつ)口を使わせるのはシビアみたいな釣り。
 
ですので、まだ秋の片鱗が垣間見えたという程度に留めておこうと思います(ただ片鱗というには似つかない程、素晴らしいスズキのコンディションだったことが引っかかりますが)。
 
久しぶりにしっかりと本腰入れて釣りに向き合えた初日からもう欲張ってしまう単純な思考ですが(笑)、去年は全ての時間を熊本に費やしたこのシーズンを今年はホームの鹿児島でじっくり迎えたいと思います。
 
 
 
【タックル&ウェア】
[ロッド]ZENAQ PLAISIR ANSWER PA89 -Technical Surfer-
[リール]SHIMANO 18 STELLA 3000MHG
[メインライン]SUNLINE CAREER HIGH6 1号(16lb.class)
[リーダー]SUNLINE STATE CLUTCH SHOCK LEADER NYLON 16lb.
[ゲームベスト]SUBROC V-one VEST A-TACS LE X
[ウェーダー]Pazdesign BS BOOTS FOOT WADER V
[アイウェア]Zeque JAZ × 伊藤光学 ナイトオレンジ
 
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