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冬季釣行に最適な行動食を模索する

  • ジャンル:ニュース
車中泊釣行での食事を構成する道具紹介の前に、釣行時の行動食について現時点での考え方をログにしておきたいと思います。

日常の釣り(例えば勝手知ったる近所の川での時合いを1〜2時間打つなど)であれば行動食なんて特別気にすることもないのですが、車中泊を取り入れるような遠征釣行を繰り返す中で、エネルギーのこまめな補給がとても重要だと考えるようになりました。

釣りにおいて行動食が欲しくなる2つのシチュエーションと、実際に私が持ち歩いている行動食について紹介します。



■ 行動食が欲しくなるシチュエーション その1 〜一晩中フィールドに立つ時〜

一晩中と言っておきながら連続でロッドを振り続けるのは8時間程度が限界なのですが、ここ2年ほどの冬季の釣りの実績でいえば同じ立ち位置で釣りを続ける平均時間は大体5時間くらいです。

基本的に夜間釣行がメインとなるので、誰もいない静かで寒い夜の川に浸かり、ひたすらロッドを振って過ごすのですが…釣れても釣れなくてもまぁお腹が減ります。

お腹が減ったと感じた時に同時にやってくるのが寒さです。逆に寒いと思ったらお腹が減っていると感じるとも言えます。

個人的に空腹と体感温度の低下はリンクしていると実感していて、冬季釣行における大敵は空腹だと思っているくらいです。

空腹時に感じるもうひとつの身体の変化としてあるのが集中力の低下。

私の場合寒いと感じたら一気に集中力も低下することを自覚していて、とにかくお腹を満たすと言うことが最優先事項だと思っているほどです。

空腹を満たすためにはどうするか?

車に戻ってカップラーメンでも食べるか、コンビニで弁当でも買うか、はたまた釣りをやめるか。

"冬季の釣りは居待ち釣り"

ウェア内で育てた温かな空気が振り出しに戻ることも、神経を研ぎ澄ませ五感を同体させたフィールドを離れることも、とてももったいない。

そこで必要となるのが、ちょっとした行動食となるわけです。



■ 行動食が欲しくなるシチュエーション その2 〜時合いを優先する時〜

朝昼晩と規則正しく食事を取ることが、心身共に健康の秘訣であることは言うまでもありませんね。

しかし、釣り(特に夜を主体とするスズキ釣り)においては、規則的な生活とは程遠い位置にある遊び。

寝不足なんて当たり前だし、不規則な生活を続けることによって程度の差こそあれ体調を崩した経験もある人もいるのではないでしょうか。

それでも釣りをやめるという選択肢を持ち合わせることが出来ない不器用な釣り人は、変化するフィールドや魚に行動の選択という決定権を握られているわけです。

「昼食はしっかり取って今はお腹が減っていないけれど、このまま釣りを続けたら時合いの頃には完璧にお腹が空くだろうなぁ」

「だけど、今日の夕マズメは何かが起こりそうで絶対外せないな」

そう思った時、行動食を持ち合わせていれば乗り切れます。

100パーセントの満腹は得られませんが、最終的な拠点への撤退という手段を残すことで、今優先したいことへの追求を継続することが出来ます。

身体へのエネルギー補充行為は、集中力を切らすことなく行動を継続するのと同時に、食べることへの小さな(大きな)幸せを得ることにも繋がり、そこから気分新たに釣りがスタートするのです。



■ 冬季釣行に最適な行動食の模索 〜行動食の紹介〜

現時点では模索中なので「これがおススメ!」みたいな感じではなく、「これいいかも」と思うものを紹介していきたいと思います。


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【ようかん】
実は私10年ほど前に自転車(ロードバイク)に数年間ハマっていたのですが、その時から補給食として自転車乗りながら食べていましたので、釣りでも真っ先に浮かんだ一品です。

寒い真冬の深夜帯…ようかんを一口かぶりつけば、口の中が甘さでぐわっと満たされ、ほんとにほっぺが落ちそうに(マジです。笑)

SIGGボトルに予め作ってきた熱いマテ茶と一緒に冷えた身体に取り込めば、外気温2℃でもすぐに心はぽっかぽかです。心は、です(笑)


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【柿ピー(ジップロックタイプ)】
私、去年の5月に四六時中釣りのことを考える為だけにお酒を辞めましたが、これだけはやめられないっていうつまみの代表格柿ピー。

既に食べ終えた中身のない写真だし、柿ピーと言っておきながらピーナッツなしタイプを選んでしまいましたが、ジップロックタイプであるところには理由がちゃんとありまして。

袋の中を見ていただくと、ようかんのビニールが入ってます。ようかんなどベタベタする系のゴミはポケットに入れることなんて出来ないですよね。

そういった時に、既に行動食として身体のエネルギーになった柿ピーのジップロックタイプの袋を携帯しておけば、ゴミ袋として再び活用することが出来るのです。

食べて美味しく、食べ終えても素晴らしい役割を果たしてくれる柿ピー。
真冬の静かな川辺でボリボリ言わす音が響き渡るのを、興味ある方は実感されてみてはいかがでしょうか。


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【ドーナツ(個装タイプ)】
行動食において満腹度数が比較的高いと思うのがドーナツ。子供の時から思ってました、"おやつにドーナツ食べると夜ご飯いっぱい食べれなくなる"って。

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ダイレクトにお腹を膨らましてくれる感じがするドーナツですがカロリー値もなかなか高く、写真のものでいうと一個あたり159カロリーもあります!
しかも6個入りで208円だったので、一個当たり34.6円とコスパが高い!

ようかんのカロリーちょっと忘れましたが、甘いものは集中力維持を促し、ドーナツで腹を満たすっていう合わせ技も素敵かもしれません。

ただひとつ明確なデメリットがあって、個装タイプの袋の外側がドーナツの油でベタベタする(笑)

誰かベタベタしないドーナツ知ってたら教えてください。


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【あずき最中(もちろん個装タイプ)】
行動食について調べると登山における知識がヒットするのですが、そこで気になって買ってみたのがあずき最中。

写真のもので一個当たり116キロカロリー摂取することができ、なおかつあずきの甘みが口の中に広がって美味い。
8個入りで300円だったので一個当たり37.5円でまずまずかなと思いますが、ドーナツもだけど価格についてはもっと安く買えるところもあるでしょう。

口に頬張る直前にばあちゃん家を思い出す(オイニーというかなんというか。笑)メリットがありますが、明確なデメリットがひとつ。

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衝撃に弱く、気付いた時にはもなかが粉砕してる(笑)

こうなると食べずらいにもほどがあり、かといって大切なカロリー源をひとくず足りとも零せないので余計な神経使って食べることになります。
装備の中のどこに格納するかがポイントになってくると思います。


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【ゆで卵×マジックソルト】
ちょっとフィールドに持ち込む行動食とは違うのですが、釣りする直前や釣行後にちょっと小腹を満たすために食べたりするのがゆで卵です。

ゆで卵って一個でそれなりに小腹が満たせてタンパク質も取れますし、家で何個か用意して殻まで剥いとけばほんとすぐに食べることができます。

おすすめは、マジックソルトぶっかけゆで卵。増し増しで掛けたら塩分補給としても期待できますが、人によっては"美味さと引き換えに失うものもある"と思われますので、自分の身体と要相談ですね。


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【ミルクティー】
行動食のひとつとして考えて良いのではないかと思うのが、ミルクティーなどの甘い飲み物です。

私が好んで飲むマテ茶なんて0キロカロリーですが、写真のミルクティーであれば一杯50キロカロリーほどあって、水分補給からでもエネルギー補給ができます。
〇〇オレとかもいいかもですね。

余談ですが私は重度の片頭痛持ちでして。
自分の場合カフェイン摂取が片頭痛発症の引き金の要因のひとつとなるので、同じようにカフェインが無理という方はカフェインがほぼ入っていない写真のミルクティーおすすめです。

さらに余談ですが、実はマテ茶にもカフェイン入っているという情報があって調べたことがあるのですが正確な数値がわからず…
一応半年くらい毎日飲んでても今のところ片頭痛は発症しておらず、むしろマテ茶効果は安定した体調という面でしっかり反映出来ているので、自分の場合は身体にあっているのかもしれません。

お酒を飲まなくなってから身体(体調)と向き合うようになったのですが、暴飲暴食をしない生活を送ると"食が身体に与える影響を感じ取りやすくなる"ということを実感しているので、口の中に入れるものを選ぶのが楽しくなりました。



というような感じで行動食について紹介しましたが、去年10月から本格的に釣行に行動食を持ち込むようになったので現段階ではまだまだ模索状態です。

"冬季における行動食選定である"ということも、しっかりお伝えしておかなければなりませんね。

夏季になると高温状況下における保存についてもしっかりと考えなければならないので、クーラーボックスなどの保冷環境の充実度が持ち出せる行動食を制限してしまうことが容易に想像できます。

食を含めて釣りを構成するのはとても面白いです。
さらに、釣行中の自身の身体コンディションをマネージメントするのも、奥が深くてとても面白いと感じます。

もっと言うと、しっかり食べることは集中力の維持や体力面での安定(余裕)へと繋がり、釣行における安全面への貢献も期待できるのではないかと考えます。



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