このタイトルで
”ピン！”ときた方は
〇〇〇〇〇〇オタクです（笑）
そう。
ついに出逢ってしまったんです。
自走するあの名車に！
猛牛中の猛牛に。


では、その時の興奮を
ダイジェストでどうぞ。


先日現場に急いでいると、　　
自分の前を走るクルマの
リヤウインドー越しに
低いルーフが見えた。

ん？

２台前のクルマ
めっちゃ車高低くね？
黒くて最初は気が付かなかったが、
車幅は前のクルマより広い！
絶対普通じゃない。
車線を変えて斜め後ろから
見ると・・・


おっおおwwwww


このシルエットは！
まさか

カウンタックか？

黒くてはっきり分からない（笑）
走りながらなので凝視できないのが
たまらなくじれったい。
すぐにその黒い塊の後続車が
オーラに耐え切れずに離脱したので
すかさずスリップに入った！


やったーーー！！


後ろに付いたぜ。
自車のヘッドライトに照らされた
その黒い物体は
テールレンズ廻りのデザイン、
左右に突き出たエアダクトから
一発でカウンタックと判明！
ただオーバーフェンダーは
あるがリヤウイングはない。
ん～LP500Sではないっぽい。
そして後ろに付くと
リヤバンパーに
ビルドインされた
リヤフォグが眩しくて
凝視できない・・・

ん？

リヤバンパー？
カウンタックにリヤバンパー
ということは、

アニバーサリーか！

今まで歴代のカウンタックは
観てきたがアニバーサリーは
観たことがない。
信号でやっと止まったので

パチリ！

おっ！
エンジンフードのセンターが
異様に盛り上がっている。

これは！

初期から中期のモデルにはなく、
たしか最後の方のモデルの
Quatro Valvoleかその辺りで
吸気系がダウンドラフトに
変更された証だと聞いた
ことがある。
更にエンジンフードの左右に
突き出た独特のエアダクトが
大きく長い。
これも観たことがない。

ん～

何なんだこれ？
信号が青に変わるまで
じっくりとリヤ廻りを
観察した。
よく観るとナンバープレート左に
”25th”のエンブレムがあった。

やっぱりアニバーサリーだ！

ただでさえリヤウインドが
細くて見にくいのに
大きく盛り上がった
パワーバルジのせいで
後方視界はないに等しい。
まあ、カウンタックは
リヤウインドー越しに
バックはしないので
関係ないか（笑）


しかし、このクルマが発する
オーラは凄い。
観たらやられます（笑）




それでも観たい方はどうぞ！






じゃーん！！







でっ、でたぁーー



なんちゅうぶっといタイヤ！
軽自動車の2本分はあるか？
それでもオーバーフェンダーの
内側に余裕で収まっているのが
凄い！


そしてこのスタイリング。
曲線美のミウラ、ディーノが
女性的であるのに対し、
ストラトス、カウンタックは
対照的なデザイン。
近未来の小型宇宙船といった
感じが強いマルチェロ・
ガンディーニの超傑作集の
一つではないかと思う。


（25thアニバーサリーはランボルギーニ社創立25周年記念モデルで基本リヤウイングはオプション設定にないそうだ。）



フロントビューはこちら↓


現場に向かう自分と
同じ方向に走っていた
浜の黒ヒョウのエキゾースト
ノートを聞こうと


窓ぜんかーい！！

（さっ寒ー！）


意外と静かだったので
インジェクション仕様
かと思われます。

（以前代々木体育館前で聞いたサウンドは暴走族30台分ほどの爆音でした）

 

約10分ほど縦走した後、
自分の前から離脱し
ある店舗に入って行きました。


あ～あ
もう終わっちゃったー


楽しかった～


LP400を初めて観た時から
45年余り。
その斬新なデザインに
魅了された自分は
好き嫌いを超越した車として
カウンタックは別物だった。


記憶に新しいのは、
シザードアを左右とも跳ね上げて
白いLP500Sで登場した
新庄監督ことBIG BOSS。
スーパースターが
ここぞのシーンで使う車。


それが ”カウンタック” であり、


当時の二大巨塔、
クイーン”512BB”と対の存在。


それがキング、
”カウンタック”だったのである。


因みに”カウンタック”とは
イタリアピエモンテ地方の
方言で「感動的驚き」の
表現で”クンタッチ”が語源。


ログのスーパーカーシリーズは

第1弾　ミウラ（展示物）
第2弾　F40（展示物）
第3弾　365GT4BB（並走）
第4弾　308GTS（公園で目撃）

ときて第5弾でやっと
真打ち登場って感じです。

次はどんな驚きと出逢うだろう。

楽しみだ。