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▼ ロッドの話2
ロッドの話1の続きです。
ロッド1はこちら
http://www.fimosw.com/u/yorokobi/5qc2ojw9hbtvsd
ロッドブランクを作るのに必要なカーボンはプリプレグと呼ばれるシート状のカーボングラファイトを巻いて作るのですが、プリプレグ?なんぞ?
まず、カーボングラファイトを理解しましょう♪
カーボンつまり炭素です。炭素は鉛筆の芯からダイヤモンド迄様々。
この炭素自体は、炭素同士ではくっつかない。
カーボン繊維状にするには、特殊なボンドで束ねて接着♪
この状態がカーボングラファイトです。
それをシート状にして、なおかつエポキシ樹脂で半生にしたものが、プリプレグです
半生?これは、ある一定の温度になると固まるようにしているから。
ドライカーボンとも言われます。
半生状態は柔らかいです。硬いと巻けないからねー♪
プリプレグシートは冷蔵保存保管だし、製造から30日前後で使いきるのが良いと言われてます。
生ものです。でも食べれませんw
プリプレグシートの種類はかなり沢山あります。
弾性の種類、縦状、織状と厚さも約0.2ミリからあります。
これらを重ねてロッドブランクを作るのです。
ちなみ2ミリのロッドティップを0.2ミリのシートで作るには10枚重ねる必要があるという事です。
実際は10枚も重ね無いと思いますがw
先ほど、ロッドを作る工程は?とのメッセージを頂いたので、大まかな流れを…
ロッドの企画、設計こんなロッドが欲しいとかねー♪カッコいいロッドにしたいとかw
試作つまりプロトタイプを作る。
マンドレルというロッドテーパーの元になる芯型(金属)を作り
マンドレルにプリプレグシートを巻く
それを窯で焼く!130°位 先に述べたある一定の温度で固まるってのがこれです。
これでエポキシ樹脂が完全硬化です。
ガイドとかリールシート、グリップ等々を付けてとりあえず完成…
これを何度も繰り返します…(´;ω;`)
テストです。このテスト時に狙いのスペックかどうか?そして、計算数値化してまたテスト…
最適と思われるものが、できる迄これが続きます。
ケンさんの苦労がわかるでしょうか?
ビームスもこのトライ&エラーを繰り返し幾多の困難を乗り越えてきたのです…スゲーです。
大まかな流れはこんなもんです。
さて、ではテーパーの違いがどのように違うのか?
これは一概に言えないところも多いのですが…
一般的な感じと私的な感じを述べたいと思う。
何故なら使うフィールドで感じ方や必要性が変わるからです。
メーカー側の思惑とフィールド、状況、条件アングラー側の思惑等千差万別だから…
どんなフィールドでも条件でもオールマイティーに使ってもいいなーと感じるのは、統一性弾性のロッドが挙げられます。
これは、バッドからティップ迄同じ弾性カーボンロッドです!
昼休みが終わったので、続きはまた…
続く
Android携帯からの投稿
ロッド1はこちら
http://www.fimosw.com/u/yorokobi/5qc2ojw9hbtvsd
ロッドブランクを作るのに必要なカーボンはプリプレグと呼ばれるシート状のカーボングラファイトを巻いて作るのですが、プリプレグ?なんぞ?
まず、カーボングラファイトを理解しましょう♪
カーボンつまり炭素です。炭素は鉛筆の芯からダイヤモンド迄様々。
この炭素自体は、炭素同士ではくっつかない。
カーボン繊維状にするには、特殊なボンドで束ねて接着♪
この状態がカーボングラファイトです。
それをシート状にして、なおかつエポキシ樹脂で半生にしたものが、プリプレグです
半生?これは、ある一定の温度になると固まるようにしているから。
ドライカーボンとも言われます。
半生状態は柔らかいです。硬いと巻けないからねー♪
プリプレグシートは冷蔵保存保管だし、製造から30日前後で使いきるのが良いと言われてます。
生ものです。でも食べれませんw
プリプレグシートの種類はかなり沢山あります。
弾性の種類、縦状、織状と厚さも約0.2ミリからあります。
これらを重ねてロッドブランクを作るのです。
ちなみ2ミリのロッドティップを0.2ミリのシートで作るには10枚重ねる必要があるという事です。
実際は10枚も重ね無いと思いますがw
先ほど、ロッドを作る工程は?とのメッセージを頂いたので、大まかな流れを…
ロッドの企画、設計こんなロッドが欲しいとかねー♪カッコいいロッドにしたいとかw
試作つまりプロトタイプを作る。
マンドレルというロッドテーパーの元になる芯型(金属)を作り
マンドレルにプリプレグシートを巻く
それを窯で焼く!130°位 先に述べたある一定の温度で固まるってのがこれです。
これでエポキシ樹脂が完全硬化です。
ガイドとかリールシート、グリップ等々を付けてとりあえず完成…
これを何度も繰り返します…(´;ω;`)
テストです。このテスト時に狙いのスペックかどうか?そして、計算数値化してまたテスト…
最適と思われるものが、できる迄これが続きます。
ケンさんの苦労がわかるでしょうか?
ビームスもこのトライ&エラーを繰り返し幾多の困難を乗り越えてきたのです…スゲーです。
大まかな流れはこんなもんです。
さて、ではテーパーの違いがどのように違うのか?
これは一概に言えないところも多いのですが…
一般的な感じと私的な感じを述べたいと思う。
何故なら使うフィールドで感じ方や必要性が変わるからです。
メーカー側の思惑とフィールド、状況、条件アングラー側の思惑等千差万別だから…
どんなフィールドでも条件でもオールマイティーに使ってもいいなーと感じるのは、統一性弾性のロッドが挙げられます。
これは、バッドからティップ迄同じ弾性カーボンロッドです!
昼休みが終わったので、続きはまた…
続く
Android携帯からの投稿
- 2013年4月23日
- コメント(4)
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登録ライター
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