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ロッドの話1


先日、長年使った相棒のロッドを折ってしまった。
10年使い込んだ愛竿だった…
釣りを覚えて間もない頃小遣いを貯めて中古で買った古いロッドである。
当時でももう古かったw

でも、その当時は自分に買える精一杯の高級ロッドだった。
ウエダCPS112無印ってヤツだ!
今流行りの高弾性マティリアルもボロンもチタンガイドも無い。
でも自分には特別なロッドだった…
今では沢山のロッドを所有して、使う状況や魚によってロッドを変えて使っている。

でもオールマイティーに使えたCPSは本当に重宝したなー(^^♪

各メーカーから最新の技術が詰まったロッドが沢山出ていて、その中身は本当に凄い!
10年前とは比べものにならない位の技術開発は進んでいるのだ!

最新のロッド事情なんかを綴りたいと思う。
メーカーによって違うとかマル秘な部分とか、その変はわからないけど…わかる範囲でと…

ロッドを選ぶ時は、もちろん魚種、フィールド、キャストするルアー、等々を考慮して予算内で最適なものを選びたい!当たり
前w

自分の好みにより近いものが欲しいとか、
今までとは、違う味付けのロッドを使ってみたいとか、人それぞれ千差万別ですが、ロッド造りの基本を知っているのと知らないとでは、ちょっと違う結果が出るかも知れない。

ロッドの基本はやはりテーパーではないでしょうか!
テーパーとはなんぞ?

ロッドは、先が細く根元は太い…これがテーパーだ!

分かりやすく言うと傾斜が緩やかだとスローテーパー、先の方が急激に細くなっているのが(傾斜)ファーストテーパーとなります。

ロッドを曲げた状態で全体的に綺麗に曲がるのがスローテーパー、ロッドティップが急激に曲がるのがファーストテーパー。


もう少し詳しく言うと、使う素材カーボンシート(プリプレグ)数種類の弾性、厚み
薄いピュアカーボンやボロン、グラス素材なんかを組み合わせてテーパーを作るのです。

こう書くとプリプレグってなんぞ?
良く聞くカーボン弾性って何?ボロンは?

けっこう知らない人多いと思う…

まずカーボン弾性とは、固さだと思って良いでしょう!

低弾性カーボンは15位中弾性24位高弾性は30以上近年は超高弾性40カーボンなんてのがあります。

分かりやすく言うと高弾性ほど硬いのです。
硬いカーボンのメリットは、高反発力です!
曲げて元に戻る力が強いということ!
硬いカーボンなので、薄いカーボンで巻ける!つまり軽くできるのです。最近のロッドは軽い♪
カーボン密度が高いので、高感度でもある。


デメリットは薄いカーボンが故に限界を超えたり、傷があるとあっけなく折れます…(´;ω;`)
ネバリの少ない感じです!

そして、硬いがゆえに曲がらない!スゥイングスピードが足りないとロッドが曲がらないのでキャストの飛距離が落ちます。
女性や子供、非力な方は扱いずらい…
硬いカーボンを曲げるにはそれなりの力が必要になるのです。

低弾性カーボンはネバリがあります。メリットは良く曲がるし、わりと捻れにも強い。
しっかりした感覚が得られるなどです。
デメリットは、重い、感度はあまりよく無い。
中弾性はその間と考えて良いでしょう!


これらのカーボンを使いロッドができるのです。
その組み合わせは無限に近い…

近年のトレンドはやはり高弾性を使った高感度で軽いロッドでしょう。
この中にボロンロッドというのがあります。

ボロンとは、金属繊維です。
ロッド全体に使うというよりも、アシスト的に一部に使ってるのが多い。
特にフェルール(継ぎ)の部分に使われるのが多い。
ここを補強する目的です。
どうしても継ぎの部分は弱くなりがちだから…強く作ればテーパーに影響が出ます(太くすれば強度はあるけど曲がらない)
狙いの曲がり(ベントカーブ)を出すには曲がって、強いが求められ金属繊維がアシスト的に使われているのです。
もちろんデメリットもあります。
金属繊維だからヘタるのが早いとは言うが通常そう簡単にはヘタりませんけどね。
ボロンの代わりに超高弾性カーボンを使う事もあります。


今回はこの辺で…
続く














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