先ずは結論から、朝一！先週同様ルアーを持っていかれました。

多分同じヒラマサ…。

「畜生～！此の野郎！」「オシア・ペンシル返せ～！」


思わず！荒波押し寄せる磯場で、（変な親父が…）雄叫びです。


でも（少し時間が経って）冷静に考えてみれば、結局私の負けなんですよね。

奴は賢い、逃げ方を知っている。

岩の左右で喰わせましたが、何方も岩に真直ぐ突っ込んで…。
 

次はもうフル・ロックで止めるしか無いでしょう。

何時か必ず！仕留めます。


其れから天候は増々悪化！安全？な所を探し、キャストを繰り返していると、『鈴木斉』氏登場～。

「うわ～！こんな悪天候でもロケを行うのか？凄いな～！」

「流石プロ（勿論！スタッフの皆さんも）です」

心底感心です。


鈴木さんは、昨日同様気さくに（手を振り乍ら）話掛けて呉れました。

今迄車中で待機していたが、撮影の為に来ましたとの事。


で、早速是の風雨と荒波の中、抜群の竿捌きでロング・キャスト。

丸で晴天時の様に――釣りをしている。（何気に凄いのです。）
 

１時間程荒れ狂う状況の中、釣りを続けられていました。

（私は、見学＆邪魔仕無い様キャストっす。）
 

後で話を聞くと、ヒラマサのチェイスは有ったものの、バイトには至ら無かったとの事――。

是のコンデションで出せるとは、う～む！素晴らしい。

（おまけに魚の動きも完全に把握している・・・？何て恐ろしいんだ。）(￣□￣；)

未だ未だ撮影は続くと思いきや――、突然の撤収。

（理由はカメラに水が入り、撮影の限界だからとの事でした。）
 

慌てて鈴木氏そしてスタッフの方々に最後の挨拶すると、厳しい撮影にも係わらす笑顔で答えて呉れました。

そして鈴木さん達は足早に別ポイントへと去って行きました。（未だ釣るんだね・・・。）

にしても・・・行動が早いっ。
 

まあ、彼の人達は『仕事』、私は『遊び』。

同じ釣りでも全然違うものなのですね。

（ですが、レベルに差が有っても気持ちは一緒の様な…、釣り人にしか解ら無い仲間意識？連帯感？そんな雰囲気は確かに存在してました。）
 

釣場は再び誰も居無くなり…、何か祭りの後の様な寂しさが。

釣りをしつつ、鈴木氏の釣りを思い返してみました。
 

氏の釣りは全体に余裕が有り、フット・ワーク軽く、正確で俊敏な釣り。

状況判断も適切で、ポイントの見極め（見切り）も迅速。

そして何より私が求めて止まない！次の一手（引出し・奥の手）が打てる。（流石です。）


２日間――、見せて（魅せて）戴きました『プロの釣り』。


鈴木斉さん、本当に有難う御座いました。

此れからも応援します！頑張って下さいね～。

肝心の釣りの方は――、コンデション最悪！おまけにライン・ブレイク…と、散々な１日。

でも、（鈴木さん達の御蔭で）何故か清々しい釣行でした～。