【SMALL FISHのブログ】 MonsterImpact 110HH Bait-Model （ヒラスズキメインタイプ）其の弐

以前メタルジグを遠投した時には感じられなかった違和感、飛距離不足や操作感の不良。

理由はとてもシンプル、此のロッドのバットが凄く強靭で（殆ど棒）、私の遣り方では撓らせ切れてはいなかったから。

詰り…（ビギナーみたく）新品に近い状態の侭で、ちょこちょこと浅くしか使えて無かった――？（一寸屈辱です）

まあ！もう少し投げ込んで慣らさない限りは、当然プラグを加速させて飛ばせないし、バット部がラインに追従しなくてリーリングにも悪影響が…。

（バット部と糸が馴染んでません）

然し…当り前に適正重量のルアーを投げていては、何時まで経っても「慣らし」は終わらない感じがします。

だから敢えて高負荷を掛けて、ロッド全体を大きく使いゆったりと投げて、バットの撓りを出す作戦に――。

先ずは８０ｇのメタルジグで試しましたがビクともしません！唯、気持ち良く飛んでいくだけ…でした。

「此れは１００ｇ以上を使わないと駄目だな！」と判断、PE２号に１００ｇのブランカをぶら下げフルスイング～。

漸く・・・バットが動き始めて呉れたって、オイオイ。

適正ルアーが７０ｇなのに、１００ｇのメタルジグも余裕でキャスト出来るって？どんだけハード・バットなの？

ヒラスズキメインタイプ？ですが、此れだけの強いバットを持ったヒラ・ロッドに初めて出会いましたよ。

並のアングラーじゃあ、本来の性能を発揮させるどころか（新品の）「慣らし」すら終わらせられず、最終的に「自分には合わない」と勘違いした末…売却も有り得る、超マニアックなストロング・ロッド。

後もう少し１００ｇで投げ込まないと、慣らしは終わりませんが、遣り過ぎに注意し乍ら…（夏の夜に汗を掻き乍ら）頑張ります。

御蔭で…、やっとプラグの風切り音が変わって来ました。

因みに、カルカッタコンクエストCD 201HGの ※「慣らし」？の方は、キャスティズム18号345（ベイト改）やブリスト・マリノ8.0の投げ込みで完全に（終わり）仕上がっています。

※新品のベイトリールで（毎回確り手入れを行い）キャストに明け暮れていると…、突然今迄より飛ぶ瞬間が訪れます、其れが「慣らし」完了の兆しです。

其れが頻繁～通常に起こる様に為れば「慣らし」は終了。

自分のキャスティングに選り適応した、（新品より高性能化した）ベイトリールが完成します。

其奴を使って左投げの練習（一石二鳥以上？）、夜の訓練は続きます。