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▼ プロに成りたいのですが?(その3)
- ジャンル:釣り具インプレ
前回は簡単にメーカーとプロアングラーの関係を書きました。
今回は「じゃぁ、ユーザーからプロになるにはどうすりゃ良いの?」ってところに関係する話し。
そして、私がメールでの質問に「解りません」と応えた理由も書いておきます。
ユーザーありきの話は前回に書きましたが、そもそも釣りにおけるユーザーが製品に何を要求するのか。
正直、モータースポーツなんかは構図が簡単です。
「速いが一番」という括りで、「良い物=速い」ですからね。
競技規則に準じて、それぞれに関係メーカーは開発をしますし、乗り子(契約選手)も選びます。
当然そこには「メーカーも乗り子も、競技に勝ちたい」という共通の方向性がありますので努力をし、ユーザーからも評価がしやすいと思います。
あ、イカサマしたらアウトなのは、どんな競技も一緒。
ただし、バイクユーザーが全て「競技に参加する人」ではありません。
実際にレースでは良い製品でも、ツーリングでは使い物にならないパーツも多く在ります。
よって、メーカーがそのユーザー層を選んで明確にプレゼンテーション(宣伝・イベント・競技への参加)を行います。
しかし、釣りにおける「何が一番良い製品か?」というのは、非常に曖昧です。
これは「釣れるための道具」と言う意味でも、細分化すると想像できないほどのパターンがあるからです。
それは日常的に増えて行きますし、使い古された過去の物が蘇る事もあります。
また、人によっては「釣れる事だけが全てではない」と言う人もいますし、そもそも「釣れるってこと」すら人によっては数だし長さだし重さだし・・・と。
この多様性が、釣りにおける競技性の曖昧さともなります。
あ、いや、競技性というよりも、趣味の多様化って言うべきか。
私は悪い事ではないと思ってます。
だって、アングラーは漁師じゃないし。
人それぞれの楽しみ方を追求しても良いし、追求せずにたま~に遊ぶだけでも、釣りは良い遊びだと思います。
ゆえに、多くの可能性も残されているし、作り手の感性に共感できる人はビッタシに嵌ると、たとえ他の人が批判しようとも関係なく楽しめるとも言えます。
ユーザーの多くが「競技だけに目を向けているわけではない釣りという遊び」においては、競技で勝つだけがプロアングラーの評価ではないと思うのです。
ただ、競技と言う物を利用して、製品の特性やメリットを伝える事は、一つの手段としては有効ですね。
競技規則にのっとり、その戦い様や製品紹介をすれば、ユーザーへは解りやすくプレゼンテーションは可能です。
競技結果がもたらす有効性の評価は、ルアーの売れた数です。
競技で勝ったことが評価ではなく、それはあくまでも手段。
逆に、競技に出なくても、物を売る力があるなら、それはリッパなプロ活動だと思っています。
物が売れるって事は、ユーザーの評価を得ているのですからね。
釣り、特にSWルアーと言うジャンルは、競技性一本やりのユーザーは意外と少ないです。
むしろ、ブラックバスのトーナメント志向の業界を見て、「あぁなっちゃったら嫌だな」という人がかなり居ます。
湾奥のオカッパリでトーナメントシャツとか着てたらドン引きです(笑)
基本は「ユーザーはなにを求めているか」です。
「釣れる道具が良い」と言うのは、絶対的な多数ですから、商業的には外せません。
「例え釣れなくても・・・」はありですが、本当にそう思えてる人は、あんまり居ないんですよね。
凄く売れっ子プロになりたいなら、多くのユーザーが求める方向性に合わせる、もしくは流れを自分で作るしかありません。
どちらにせよ、求められるのは明確な方向性(スタイル・独自性)。
個人的には、「嘘をつかない」で「良いと思ったもの」を使い、「その良さをユーザーに気付いてもらう」という事を前提としています。
この場合のウソをつかないってのは、自分にも嘘をつかないってことです。
やりたくない釣りを無理やりやっても、あとで「こんなはずではなかった」と思ってしまうのが目に見えてますからね。
そして、メーカーとその意思疎通が出きるかどうかが、とても大切なんじゃないかと思ってます。
契約メーカー以外の製品も使い、そのなかから自分に合った製品だけを使うプロを評価するのは、どのような人か。
契約メーカーの製品を常にベタホメし、他社メーカーを一切使わないプロを支持するユーザーは、どのような人か。
その答えとアングラーとしての自分の方向性が合うか合わないか。
ユーザーとメーカーの両方に評価されるにはかなりのバランス感覚が求められます。
合わないで契約すると、後が大変なようです(笑)
で、今後プロになりたいと思っているならば、そういう準備の活動ができていますか?と。
あ、私はまだまだ勉強中なので、答えなんて見えませんw
次回は「商業アングラーの楽しみ方」
続く
今回は「じゃぁ、ユーザーからプロになるにはどうすりゃ良いの?」ってところに関係する話し。
そして、私がメールでの質問に「解りません」と応えた理由も書いておきます。
ユーザーありきの話は前回に書きましたが、そもそも釣りにおけるユーザーが製品に何を要求するのか。
正直、モータースポーツなんかは構図が簡単です。
「速いが一番」という括りで、「良い物=速い」ですからね。
競技規則に準じて、それぞれに関係メーカーは開発をしますし、乗り子(契約選手)も選びます。
当然そこには「メーカーも乗り子も、競技に勝ちたい」という共通の方向性がありますので努力をし、ユーザーからも評価がしやすいと思います。
あ、イカサマしたらアウトなのは、どんな競技も一緒。
ただし、バイクユーザーが全て「競技に参加する人」ではありません。
実際にレースでは良い製品でも、ツーリングでは使い物にならないパーツも多く在ります。
よって、メーカーがそのユーザー層を選んで明確にプレゼンテーション(宣伝・イベント・競技への参加)を行います。
しかし、釣りにおける「何が一番良い製品か?」というのは、非常に曖昧です。
これは「釣れるための道具」と言う意味でも、細分化すると想像できないほどのパターンがあるからです。
それは日常的に増えて行きますし、使い古された過去の物が蘇る事もあります。
また、人によっては「釣れる事だけが全てではない」と言う人もいますし、そもそも「釣れるってこと」すら人によっては数だし長さだし重さだし・・・と。
この多様性が、釣りにおける競技性の曖昧さともなります。
あ、いや、競技性というよりも、趣味の多様化って言うべきか。
私は悪い事ではないと思ってます。
だって、アングラーは漁師じゃないし。
人それぞれの楽しみ方を追求しても良いし、追求せずにたま~に遊ぶだけでも、釣りは良い遊びだと思います。
ゆえに、多くの可能性も残されているし、作り手の感性に共感できる人はビッタシに嵌ると、たとえ他の人が批判しようとも関係なく楽しめるとも言えます。
ユーザーの多くが「競技だけに目を向けているわけではない釣りという遊び」においては、競技で勝つだけがプロアングラーの評価ではないと思うのです。
ただ、競技と言う物を利用して、製品の特性やメリットを伝える事は、一つの手段としては有効ですね。
競技規則にのっとり、その戦い様や製品紹介をすれば、ユーザーへは解りやすくプレゼンテーションは可能です。
競技結果がもたらす有効性の評価は、ルアーの売れた数です。
競技で勝ったことが評価ではなく、それはあくまでも手段。
逆に、競技に出なくても、物を売る力があるなら、それはリッパなプロ活動だと思っています。
物が売れるって事は、ユーザーの評価を得ているのですからね。
釣り、特にSWルアーと言うジャンルは、競技性一本やりのユーザーは意外と少ないです。
むしろ、ブラックバスのトーナメント志向の業界を見て、「あぁなっちゃったら嫌だな」という人がかなり居ます。
湾奥のオカッパリでトーナメントシャツとか着てたらドン引きです(笑)
基本は「ユーザーはなにを求めているか」です。
「釣れる道具が良い」と言うのは、絶対的な多数ですから、商業的には外せません。
「例え釣れなくても・・・」はありですが、本当にそう思えてる人は、あんまり居ないんですよね。
凄く売れっ子プロになりたいなら、多くのユーザーが求める方向性に合わせる、もしくは流れを自分で作るしかありません。
どちらにせよ、求められるのは明確な方向性(スタイル・独自性)。
個人的には、「嘘をつかない」で「良いと思ったもの」を使い、「その良さをユーザーに気付いてもらう」という事を前提としています。
この場合のウソをつかないってのは、自分にも嘘をつかないってことです。
やりたくない釣りを無理やりやっても、あとで「こんなはずではなかった」と思ってしまうのが目に見えてますからね。
そして、メーカーとその意思疎通が出きるかどうかが、とても大切なんじゃないかと思ってます。
契約メーカー以外の製品も使い、そのなかから自分に合った製品だけを使うプロを評価するのは、どのような人か。
契約メーカーの製品を常にベタホメし、他社メーカーを一切使わないプロを支持するユーザーは、どのような人か。
その答えとアングラーとしての自分の方向性が合うか合わないか。
ユーザーとメーカーの両方に評価されるにはかなりのバランス感覚が求められます。
合わないで契約すると、後が大変なようです(笑)
で、今後プロになりたいと思っているならば、そういう準備の活動ができていますか?と。
あ、私はまだまだ勉強中なので、答えなんて見えませんw
次回は「商業アングラーの楽しみ方」
続く
- 2011年8月29日
- コメント(2)
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fimoニュース
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登録ライター
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- 14 日前
- はしおさん
大変勉強になりました!
このログを読み『スタイル』ってものをもう一度考えてみたいと思いました♪
>陸っぱりでトーナメントTシャツ
デザインはカッコイイけど使い方に困ったTシャツが我が家に4枚ほどあります(笑)
久保田剛之
神奈川県