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家邊 克己
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こんばんは。
昨年から開発していたロッドがやっと出来た!
ずーと昔TFL−68というロッドを当時のUFMウエダさんと一緒に作ったことがあった。
このロッド非常にピーキーで当時は重いリグを使用してヨンマルオーバーのアジを数釣りしていたのですが、そのロッド極端なファーストテーパーなので魚をかけると引きがモロに腕に来る。
当時、釣れる時には20匹以上の40オーバーのアジを釣っていたのですがやり取りで翌日は腕がパンパンになり使い物にならならくなった。
しかし釣ってやった感は他のどのロッドよりもあって心地よい疲労だった事を今も覚えています。
しかし現在あの様なロッドを作っても時代にそぐわず、あの時代はアジも沢山いた時代で愛媛という特殊なシュチュエーションで通用したロッドなので同じ様なロッドを作る事は意味がない。
でもあの釣ったった感はとても魅力的であの感覚だけを現在に持ってこれないかとずーと考えていた。
今のアジングの主流のサイズは18cm〜20cmのアジでそのサイズを釣っても釣ったった感を感じる事ができる様にするのは…をずーと考えていた。
たまたま豆アジを釣っている時に、サイズが昔より小さいのだからロッド自体をサイズダウンすればその効果は得られるのではないかと思いついた。
そこからロッド作りが始まった。
まず最初は、棒の様なロッドにしてティップだけが曲がるイメージで作り始めたのですが、ティップが従来のテーパーだと20cmくらいのアジだとそれほど曲がらず全体が硬くなるだけにアジを弾いてしまう現象が起きだした。
そこでティップをもっと柔らかく出来ないかとグラスソリッドと24tカーボンソリッドを用いてテストをしたら感度がメチャ落ちてしまった(T . T)
やはり30tカーボンソリッドを使用しないと具合が悪い。
そこから悪戦苦闘が始まった。
どうしたら30tカーボンソリッドを柔らかく曲げる事が出来るのか、兎に角色々な角度にテーパーを付けてみるしかないので沢山のサンプルを作ってもらいそれを一つ一つテストしていった!
それで出来上がったのが、F−tuned ソリッドティップ。
30tカーボンソリッドでありながらありえない角度まで曲がるソリッドティップ。

感度を落とす事なく曲がり20cmまでのアジならティップが極端に曲がりベリーで支えるので魚の引きをダイレクトに腕に感じる事が出来る。
レングスは、ロングレングスにしたらその良さが消えてしまうので34の中では一番短いレングスになる 5f 5 in. この長さが色々テストした結果一番ティップに合う長さだった。
テストはボートにも持ち込み40cmクラスも釣り試してみたらベリーの限界を超えたらバットが支える様な感じで曲がり極端なファーストなのですがベンディングは意外ですが割とまとも!もっとカクカクしたものになるかと思ったのですが(笑)

ティップだけの曲がり

ベリーからバットまで負荷がかかった状態。
ティップの効能はそれだけでなくこのテーパーにしてからわずかな潮の流れでティップがモタれる様な感じで重くなり今まで分かり難かった潮の流れが良くわかる様になった、これは40cmのロングソリッドを使用した影響も大きいと思います。
今までになかった新しい感覚のロッドなのでFPR(FUN PIONEERING ROD)のシリーズに入れました。
昨年から開発していたロッドがやっと出来た!
ずーと昔TFL−68というロッドを当時のUFMウエダさんと一緒に作ったことがあった。
このロッド非常にピーキーで当時は重いリグを使用してヨンマルオーバーのアジを数釣りしていたのですが、そのロッド極端なファーストテーパーなので魚をかけると引きがモロに腕に来る。
当時、釣れる時には20匹以上の40オーバーのアジを釣っていたのですがやり取りで翌日は腕がパンパンになり使い物にならならくなった。
しかし釣ってやった感は他のどのロッドよりもあって心地よい疲労だった事を今も覚えています。
しかし現在あの様なロッドを作っても時代にそぐわず、あの時代はアジも沢山いた時代で愛媛という特殊なシュチュエーションで通用したロッドなので同じ様なロッドを作る事は意味がない。
でもあの釣ったった感はとても魅力的であの感覚だけを現在に持ってこれないかとずーと考えていた。
今のアジングの主流のサイズは18cm〜20cmのアジでそのサイズを釣っても釣ったった感を感じる事ができる様にするのは…をずーと考えていた。
たまたま豆アジを釣っている時に、サイズが昔より小さいのだからロッド自体をサイズダウンすればその効果は得られるのではないかと思いついた。
そこからロッド作りが始まった。
まず最初は、棒の様なロッドにしてティップだけが曲がるイメージで作り始めたのですが、ティップが従来のテーパーだと20cmくらいのアジだとそれほど曲がらず全体が硬くなるだけにアジを弾いてしまう現象が起きだした。
そこでティップをもっと柔らかく出来ないかとグラスソリッドと24tカーボンソリッドを用いてテストをしたら感度がメチャ落ちてしまった(T . T)
やはり30tカーボンソリッドを使用しないと具合が悪い。
そこから悪戦苦闘が始まった。
どうしたら30tカーボンソリッドを柔らかく曲げる事が出来るのか、兎に角色々な角度にテーパーを付けてみるしかないので沢山のサンプルを作ってもらいそれを一つ一つテストしていった!
それで出来上がったのが、F−tuned ソリッドティップ。
30tカーボンソリッドでありながらありえない角度まで曲がるソリッドティップ。

感度を落とす事なく曲がり20cmまでのアジならティップが極端に曲がりベリーで支えるので魚の引きをダイレクトに腕に感じる事が出来る。
レングスは、ロングレングスにしたらその良さが消えてしまうので34の中では一番短いレングスになる 5f 5 in. この長さが色々テストした結果一番ティップに合う長さだった。
テストはボートにも持ち込み40cmクラスも釣り試してみたらベリーの限界を超えたらバットが支える様な感じで曲がり極端なファーストなのですがベンディングは意外ですが割とまとも!もっとカクカクしたものになるかと思ったのですが(笑)

ティップだけの曲がり

ベリーからバットまで負荷がかかった状態。
ティップの効能はそれだけでなくこのテーパーにしてからわずかな潮の流れでティップがモタれる様な感じで重くなり今まで分かり難かった潮の流れが良くわかる様になった、これは40cmのロングソリッドを使用した影響も大きいと思います。
今までになかった新しい感覚のロッドなのでFPR(FUN PIONEERING ROD)のシリーズに入れました。
- 2015年6月15日
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