前回は比較的浅いエリアの紹介でしたが、今回は60〜90メートルでの自分なりの釣りを紹介したいと思います。

水深が深くなるに連れて光量は激減し、真っ暗闇の世界になってしまいます。
真鯛も暗闇の中、目で明確に物を見るのは困難。
ですが魚類には側線機能といった機能があり、水の動き、振動などで、獲物の場所を察知したり、位置など様々な情報をその器官から入手しています。

使う鯛ラバの色は、ディープエリアでのナチュラルカラー、赤、オレンジ系です。

自分の鯛ラバは、ネクタイが2タイプあります。
寄せのネクタイと食わせのネクタイの組み合わせ。
ハイシーズンにテストを繰り返してきたのですが、カーリーネクタイに噛んでる跡はあまり見られず、クリアホワイト系のネクタイに歯型が付く事が多く、ちぎられるのもホワイトネクタイばかり。
浅いエリアでも食わせにこのカラーを使用します。
じゃあホワイト系のスカート、ネクタイだけでいいのでは？
それも試しましたが、いい結果でず。
自然界にちかいカラーで違和感なく誘い、決め手は食わせネクタイ。

ディープエリアで一番気を付けているのが波動！水をかいて側線機能にうったえかけ寄せて食わせネクタイにバイト。
実際にストレートタイプのネクタイと、カーリータイプのネクタイを比較すると明らかに差がでました。

次にグローカラーです。
さりげなく使うと釣果も上がりました。
食わせをグローカラーにかえ、フッキングしやすい様に短くする。
その際着底後は階段を登るイメージのアクションでトーントーントーンとシャクリを入れただ巻きで巻いてまた落とす。
最近はヘッドにもグローを入れて試してみています。
甲殻類を食す魚にとってシマシマ模様は、本能をくすぐるのではないかと思い、潮がゆるく、食いが悪い時に大げさにアクションを入れて10回転ほど巻く。
ほとんどアクション後5回転以内であたる事が多いです。

水中ではこんな感じかと(^.^)

次の日曜日にこのヘッドの再調査に行って見たいと思ってます。
その結果を次回書きたいと思います。