最初の一匹。




釣り人の誰もが通る道。





それは簡単に達成出来る事もあるが、長く険しい道となる事もある。





県南～高知のヒラスズキ。




私にとっては中々たどり着く事が出来なかった魚。




ヒラスズキは過去に鳴門ゴロタでは釣っているが、県南～高知ヒラは何度かチャレンジしたが釣る事が出来てなかった。




一昨年、船ヒラ初チャレンジで無風ベタ凪ぎの最悪コンディションでの完全試合から始まった長い道程。



去年は増水パターンの県南ヒラ狙いで、1バイト、エラ洗いでのバラシ。



漁師会例会で行った県南ヒラもベタ凪ぎで、ノーバイト。





今回、ワカメ君に連れていって貰う予定であったが、ワカメ君が行けなくなってしまった為、もっち～君と二人で行く事に。


･･･

これはまず呪いを克服せねば(笑)



当日、始めにエントリーしたポイント。


波はほとんど無いが1つの磯だけそれなりのさらしが出来ている。



暗い時間帯はそこを打たずに周辺をチェック。



やはり異常は無い。


そして、薄明かるくなったタイミングでその磯に出来るサラシを狙う。


磯の両サイドをもっち～君と1投づつ交代で狙う。


1投目。


ミスキャスト･･･



ポイントをもっち～君とチェンジして2投目。


サラシに入った所で上手くルアーが流れに乗った。


ゴン！


喰った！




無我夢中でランディングする。









ようやくたどり着いたヒラスズキ。





サイズなんて関係ない。






もっち～君のおかげでやっとここまでたどり着く事ができた。






この釣行のちょっと前の深夜アメトークって番組で釣り好き芸人ってのをやっていた。



そこで、進行役のナダル(ナダルはあんまり好きでは無い(笑))が、お笑い芸人が小さなブラックバスを満面の笑みで持ってる写真が紹介していた。




｢これ、初めて彼が釣ったブラックバスなんですよ！

こんなに小さくても笑顔になれる。


釣りって凄いでしょ！｣




って。




正にその通りだと思う。



私が釣ったヒラも自慢出来る用なサイズじゃ無い。



けど、素直に嬉しかった。



自然ともっち君に写真を撮って貰う顔が笑顔になった。





釣りって楽しい！



釣りって素晴らしいって再認識することができた。






































この後、数キロ岩だらけの所を歩きまくってノーバイトでしたけど(爆)










さて、次は･･･