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飯田 修一
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▼ 其処に何を求めるか!
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ご無沙汰しています。
前回のログアップが3月3日、ひな祭りですね。
今日は6月19日ですから、あれから、すでに3か月以上ですか・・・
仕事が忙しいとかで、釣りをしていなかった訳ではありません。
それどころかかなりの釣行をこなしていました。
割と地元の仲間はオフシーズンの様な雰囲気ですが、行動圏を広げた今は自分にはオフシーズンなど存在しない様な気さえしています。
東は房総半島、西は伊豆半島から駿河湾サーフまで。
なかなか釣果の上がらない釣りが中心ではあるけれど、”やった感!”は満点な釣りが展開出来ては居ます。
でも、釣果よりもプロセスを重視した釣りを求めながらも、出来るなら結果も残して行きたいと思っては居ます。
ここに来て、やっと求めて居た釣りに近い物が得れたので、報告がてら再びブログ再開と行こうかと思っています
3月
3月の釣りは南房総から外房に行き続けたが、去年の好調とは打って変わって今年は厳しい物だった。
上旬には黒潮が接岸して水温が上昇、イワシの接岸が見られた。
このタイミングに合わせて状況は好転したが、せいぜい5日程度で終了。
黒潮の蛇行と共に海水温は低下、魚は離れて行った。
それでも、自分は通い続けて居たにも関わらず、ほぼノーバイト。
厳しい釣行が続いた。
そんな時、癒してくれたのが内房のマルスズキ。
そこそこ釣れて、サイズも70cm台とまずまずだったが、刺激のある釣りをやりすぎたせいかどうも釣った感は薄く、折角釣れてもそれほど喜べる感じでは無かった。
定期的に外房、南房でやられてから内房で釣れる釣り。
癒しを求めながらも、それを否定する、有る意味矛盾な釣りが展開されていた。
でも、釣りたいのは大きなヒラスズキ。
それが全てだとは思ってはいないが、春は磯でイワシパターンのヒラ狙いとスケジュールは決まっている。
4月
4月に入ってからも週1~2ペースで房総に通い続けたが、状況が好転したのは4月も後半に入っての事、海水温の18℃ラインが安定して接岸してからの事だった。
釣果にプラスに成るのではと、イワシの接岸と海水温の推移はかなり気にしてみては居たが、ある一時期を過ぎてからは広範囲でイワシは居続ける様に成り、海水温だけではとても予測など出来ないと認識を新たにした。房
総のカタクチの量は凄まじい。
神奈川や伊豆では考えられない領域だと思う。
天国の様な去年とは違うが、4月の末辺りから状況はだいぶ好転して、ヒラ、マルの反応なども拾えた。
ヒラはバラシのみだったが、マルは小さいながらのイワシ食いのデブっちょが釣れた。
恐ろしい事にこれが今年外房での初シーバスだった。
った感!重視の釣りはやはり著しく釣果不良を生み出すが、求めてそれをやっている以上はしょうがない。
小さくても、ありがたい1本だった。
5月
状況は好転した。
南房でも良いベイトの接岸に当たり、でかヒラバラシ。
うちわみたいな尾っぽの見事な魚体だったが、ミノーの巻きには反応しない、シンペンのドリフトでやっと口を使った小心な奴だった。
その日、キャッチ出来たのはワラサ。
大きな根の向こう側でヒットしたのを足とロッドワークで引き出してランディングした納得の1本だった。
ヒラだと思い込んでいたので、キャッチ後微妙な心境ではあったが、このワラサが呼び水となり、翌週の釣友の見事な1本へと繋がった。
通って居れば何時かチャンスは来る。
正直、青物は狙っていなかったが、見事な一本だった。
きっと、キャッチ出来た彼は記憶に残る釣りで有った事だろう。
5月に入り、房総は安定してベイトは接岸し続けたが、釣果は今一つだった。
良く釣れるメジャーな磯は張り付く人多数。
釣れて居ない頃は釣り人少なかったのに、今では入る気にも成らない。
かといって、去年の様に朝一を外してもデーのランガンで拾う釣りは全く出来なかった。
求めて居たものと何かが違っていた。
”ヒラを追いかけて房総に行っても最終的には伊豆に辿り着く”
そんな話を聞いた事がある。
その時はよく判らなかったが、2シーズン房総に通って少し感じた事はある。
当たり前ではあるし、湘南エリアでも毎度ではあるのだが・・・
”釣れる処程、結局は場所取りの釣り”
そんな釣りがしたくて房総に遠征し始めた訳では無かった。
良い先輩とも知り合いになれたし、たくさんのアングラーとも話が出来たが、急速に今年に房総での釣りが色あせて行った。
今年の春の房総は終わりにしよう。
そう思った。
次はどうする?
波が有れば磯へ、無ければ・・・サーフへ。
シーバスの自分自身の原点でもある砂での釣りへと心が傾いた。
この時期、釣れるサーフエリアへ。
6月
おそらく正月以来の砂での釣り。
自分のシーバスの原点はサーフに有ると今でも思っている。
狙ったエリアは、今年初エントリーながら釣り方やルアー、立ち位置などはあくまで自分流。
しばらく行っていなければ、全ては元に戻っていて、最初からの積み重ね。
房総で少し傷ついた心が、誰もいないサーフで少し癒された。
今年初エントリーであったが、感じれるものは少し有った。
カレントにドリフトして行くルアーのテンションを保ちながら、右手に感じるのは流れと・・・そしてバイト。
”誰もいないサーフで、一人自問自答”
斜に構えたロッドが意味しているのはリールで当たりを感じる%がおそらく多いのだろう。
自分のこれもスタイルなのかもしれない。
久し振り、砂での釣りは癒しと釣果を与えてくれた。
シンペンのドリフトにヒットしたシーバスは沖からエラ洗いの連続。
意外なほど感じたウェイトから波のタイミングを合わせれなければランディング出来なかった。
”サーフの釣りも堪らない!”アドレナリンは出まくりだった。
ラン出来たのは80cm越えの見事な魚体のシーバスだった。
その後、3釣行で10キャッチに成功したが、サイズは伸びなかった上に、状況は悪化して行った。
此処でも、去年と同じ様には推移して行ってくれなかった。
波が有れば磯へ、
三浦でも良いのをバラシた。
70アップ。
獲っている人は獲っている。
悲しいが、正直、自分自身初心者である事を多々感じる。
これだけ、時間とお金を掛けて彼方此方行っては居るが、行けば行くほど長く釣りをしているエキスパートナな人達を感じる。
自分もそうなりたいが、まだまだ長い道のり。
磯での釣りは、年齢的に厳しく成って行くのかもしれないが、まだまだ諦めない!
久し振りに伊豆に行き始めた。
波にタイミングが合わず、最初は激荒れ、そして次はべた凪。
”条件さえそろえば!”と思っていたタイミングの3度目でやっと小ヒラとメバルが獲れた。
厳しい状況下、小さくても釣れる事はありがたい。
嬉しかった。
求めている魚で有れば小さくても満足出来る。
自分が求めて居るのはなんでも釣れさえすれば良い事では無い。
”心が震える釣り”を求めているんだとやっぱり思う。
日曜にウネリが入った。
本来は仕事なのだが、珍しく休みが取れた。
チャンス到来!
深夜、単独南を目指した。
南西風に伴う、ウネリ、おそらく風当たり面限定の波立ちだと予想された。
目的地に入るとエントリー口には既に先行者らしき車両が止まっていた。
”先行者が優先"
これは絶対だと思うのだが意外と守られて居ない現状。
”自分も早々に着替えてエントリーして場所取りを・・・
そんな事を思ったのだが、やはり心は許さなかった。
降りしきる強い雨。
エントリーを悩んでいると睡魔に襲われ、気がつくと、隣に車が。
よく見ると周りにはそれ以外にも2台止まっている。
おまけに、左の車のアングラーは既に用意をすまして磯へといそいそとエントリーして行った。
”おいおい!それが嫌で此処まで来たのに”そんな事を思いながら、自分は既に移動を開始していた。
サーフへ立ち寄り波立ちをチェックして、もう一度エントリー地を選定しなおした。
秘境でエントリーが大変な処を選び、探しはじめて2場所目で先行者が居ない処を見つけた。
ポイントまでは40分の山道。
でも、心は軽かった。
伊豆は面白い、波向きで、東、西、全く波立ちが違う。
さっき、東でベタベタだったのに、西は驚くほどの風とそれにどもなうウネリが発生していた。
当然、1当地には立てず、B級な立ち位置であ茶を濁さざろう得なかった。
しかし、ヒラの神経質なバイトを見つける事が出来き、しつこく投げ続けて、70cm台をバイトさせる事に成功した。
が・・・エラ洗い2発目でフックオフ。
裂波140、ガマのMH3番が見事に伸ばされていた。
正直3番でパワー不足を感じては居るのだが、どうも太軸のデカイフックにはまだまだ慣れて居ないのが正直な処だ。
自分自身、魚が居れば獲れるだけの技術はついて居るとは思っている。
バイトが有るとテンションは上がる。
根際中心のキャスティングから沖へ払い出す流れへとポイントを変えての1投目。
強力なバイトが発生した!
”ロッドから伝わる引きで、デカイサイズ確定!”待ち望んだ強力な相手だった。
ロッドは絞り込まれ、リーリングもままならなかったが、”磯でのファイトは浮かせなければ負ける!”そう何時も思っている。
すんなりとは言う事を聞いてくれる相手では無かった。
でも、指導権は与えなかったと思う。
ドラグは殆んど出されなかった。
磯へのズリ上げの際、一度引き波に持って行かれたがバレル気はしなかった。
重さから、いその途中で止まって仕舞ったが、慌てる事無く、テンションを維持して次の波に乗せて
ランディングした。
ランディングの際に波間から見えた魚体は銀色では無く赤かった。
7㎏、85㎝
デカイ!
ヒラ確定と思っていただけに外道ではと残念で有ったが、3年前の初伊豆エントリーの際のワラサ同様、記憶に残る釣りとは成った。
あの時の記事、見直したら、少し泣けて来た。
あの時の自分は間違いなく大した経験も無いのに頑張っていた。
負けじと頑張らなくては・・・
真鯛キャッチ後はランガンして小ヒラワンゲットで終了となったのだが、本命は逃したものの記憶に残る釣りとは成った。
又、デカイの探しに頑張って行きましょう!
- 2012年6月19日
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