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牡蠣祭

  • ジャンル:日記/一般

「釣友、カキが食いてぇ」


朝日を浴びながら、一晩共に釣り歩いた釣友が、いきなりこう切り出した。


何でも、数日前にテレビの番組で
「三重県産カキ!バケツ詰め放題で何と1000円!」
なんてものを見たらしい。

言われてみればたしかに、三重県の的矢や英虞のカキは全国的にも有名だっけ。


夜が明けてからもメバルと赤いきつねを探す気でいたTOMMYだったが、せっかく伊勢志摩くんだりまで来て狐に翻弄されて終わるのももったいない。


何より今が旬の三重県ブランドのカキ・・・
想像しただけでヨダレが出まくりです。



「意義なーし!志摩の旬をとことん食い尽くそうぜ!」


「カ~キ♪カ~キ♪カ~キ♪」



徹夜明け、妙なテンションに侵された二人は、一路カキを目指して走り出した。






海岸線の国道を走り、夜にランガンした景色をもう一度目に焼き付けておく。
昼間に地形を確認しておけば次はもっと深くやり込める。


地図に色々と書き込んでいるうちに、カキの聖地『的矢港』近くへと到着。

この辺りの住人に話を聞けば、テレビで紹介していた店の情報がわかるだろうと車を的矢港へ向ける。



しかしどうも様子がおかしい。


まだ朝の九時前だというのにやけに車が多く、警備員まで立っている。


こりゃ一体何の騒ぎだ?


よくよく警備員の後ろに立てられた看板を見てみると『カキ祭り会場』と書かれてある。



カキ祭!?



実はこの日、2月27日は、お客さんに日頃の感謝を込めて年に一度行われるという、的矢港のカキ感謝祭の日だったのである!



港中に大漁旗が幾つも掲げられ、会場は異様な熱気に包まれている。


係の人に話を聞くと、祭り開始は十時から。

まだ準備中だというのに、港内は既にすごい行列を成していた。






一つはカキフライや焼きガキへ通づる道。

そしてもう一方は、カキ詰め放題へと通づる道!


テレビの場所とは違うが、ここにも千円でカキ詰め放題があったのだ!


しかも目の前にあるのは的矢ブランドの高級カキ!



生唾を飲みながら、吸い寄せられる様にTOMMY達も列に加わる。



しかし祭り開始まで一時間強。さすがに一時間もボーッとしているのは辛いので、TOMMYはここでも竿を出す(笑)。




早々に釣れたのは、メバルではなくアナハゼ・・・。




そうこうしている間にも列はどんどんと伸びて行き、遂には駐車場の外まで溢れかえっていた。





そして午前十時。いよいよ祭りのスタート。


老若男女入り乱れ、一斉にカキに群がる!


詰め放題の制限時間はたったの一分!

詰めるバケツは極小(笑)。
皆、顔を真っ赤にしてカキを掴み、これでもかと詰めまくる!


それもそのはず。

制限時間以内であれば、バケツに入り切らなくてもいいと言う、ゆる~いルール。
腕に乗せようが、腹に挟もうが、とにかく落とさず取れればいいのだ!(笑)


祭りだ!紛れもないカキ祭りだ!




詰め過ぎてカキをぶちまける者。


バランスを崩し、カキにダイブする者。

欲張りすぎてカキもろともすっ転ぶ者。

衣服が汚れるのを懸念して、カッパを着込んで参戦しているベテランな者。

車からテーブルイスを取り出し、カキを肴に一杯やり出す輩者。


辺りはさながらオイスターパニック!



かく言う私達も、服がカキ汁まみれになる程カキを詰めまくった。


二人で80個(笑)!



最高だぜ!カキ祭り!



それからも伊勢志摩のうまいものを求めて、またまたランガン。


詰め込んだばかりのカキをチュルッと頬張り舌鼓を打ち、道沿いに無数にあるカキ屋で焼きガキをむさぼり喰らい柏手を打つ。








他にも看板娘(生まれも育ちも国崎っ娘。漁師の娘。船舶免許あり。彼氏募集中)が営む国崎ラーメンをすすり、








最後は伊勢名物、誉れの赤福をペロッとたいらげた。





いや~この時期の伊勢志摩はまさにパラダイス!



そして家に帰ってからは戦利品の新鮮なカキをふんだんに盛って、宴開始!


ビール片手に、「生ガキ」「蒸しガキ」そして「カキとほうれん草のクリームパスタ」を作って、皆でおいしくいただいたのでした!




「次回は伊勢海老も食べなきゃな。」
「来年は泊まり込みで皆で行こう!」

なぁんて話で大いに盛り上がり、宴は夜遅くまで続いたのでした(笑)。
 



そうそう!カキの食べ過ぎには十分ご注意を・・・
俗に言うカキのパワーを侮るなかれ。
男性のシンボルがとんでもない事になりやすぜ(笑)。



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