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TOMMY
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▼ 宮川厳寒釣行
- ジャンル:釣行記
まるで生きた死人の如く業務をこなし、やっとここへきて生気が戻って来た。
考えてみても週6日間、朝から晩までの激務をこなし、そのまま疲れた体を引きずって、半ば強引に遠征へ行くという強行釣行を三週続けた。
これだけ体を酷使すれば、さすがに体にも疲れが見えはじめていたのは事実だが、冒頭の『生きた死人』の様になったのはこれが理由ではない。
あれから三日。
未だ手に残る感触。そして映像…。
6日、日曜日。
岐阜県は飛騨市を流れる宮川を訪れた。
TOMMYは毎年3月1日の解禁日にここを訪れるのだが、今年は前日に大雨が降ったので断念。
今年はどうも天候についていない気がする。
解禁日に竿を振れなかった鬱憤を、この日曜日にぶつける事にした。
前日の土曜日は快晴。仕事でハッピーターン100ケースを含む、亀田製菓の商品1200ケースを豊橋まで運んだ。
凄腕に参加する為、ハッピーターンを探し回っているであろう同志達の手元へ、いくつか渡っていてくれる事を切に願う(笑)。
夕方に帰って来てからすぐに用意を済ませ、家族を寝かせてから夜11時半に家を出発。
午前二時半。宮川角川発電所付近のポイントへ到着。
ここは大型のレインボーやイワナが付く一級ポイントで、過去にTOMMYはここで43cmのレインボーや尺越えのイワナをあげている。
気温は-4℃。辺りは雪に囲まれ、空には満天の星。聞こえるのは水の音だけ。
いつもの様に携帯でアラームをセットし、寝袋にくるまって就寝…。

携帯のアラームが鳴るよりも10分程早くに、寒さで目が覚めた。
それもその筈、外気温-7℃、車内でもおそらくマイナスを切っているかどうかだ。
そんな中でも寝袋の中はいつもTシャツにパンツ一丁。
起きる事が出来てよかった(笑)。
まずはいつもの儀式。
湯を沸かし、大好きなコーヒーを入れる。
コーヒーを飲みながらタバコをくゆらし、ゆっくりとフィールドをチェック。
この日は水量が若干多いものの、濁りもなく水色はいかにも釣れそうなグッドコンディション。
否が応にも期待は高まる。
凍てつく寒さの中、タックルをセット。
この日のタックルはロッド、CARDIFF 76MLにリール、CARDIFF C2000HGS。
ライン、山豊ファメルトラウト4lbに、まずはオリエン8g(ヤマメゴールド)で流れの筋を探っていく。
思っていた以上に雪が深く、一歩前に出るのに一苦労。
こういった深い雪渓を歩く時は十分に注意しなければならない。
せっぱりになっている箇所が至る所にあり、一歩間違えば落とし穴にでもハマったかの様に、川にドボン!何て事にもなりかねないからだ。(それについてはまた追憶シリーズで)
ガイドが瞬時に凍る程の外気温。
一投毎にロッドを水に潜らせ、張り付いた水氷を溶かす。

それでも二個のスプーンが高切れにて飛んで行ってしまった。
そしてリーリング時も時より水に潜らせながら、流心を幅広く探っていた数投目、モゾッとしたアタリに無意識に体が反応する!
流れをいなし、足下まで寄せたのは尺を少し切る位のイワナ。
やっと会えた。
しかし、ネットイン手前でよもやのバラシ…。
しばしTOMMYも凍りつく。
しばらくアタリがないまま、上流に少しづつ移動しながらキャストを繰り返した。
手元の時計で午前7時50分。
角川発電所からの放水口手前に出来る大きなヨレにスプーンをアップクロスで投入し、ボトムまで落としてからゆっくりと底流を探っていると、今度は根掛かりの様なアタリが伝わった。
「ドスッ」
竿で聞いてやると、ロッドが狐を描き、ドラグが凄い勢いで鳴り響く!
「きたっ!」
激しい流れの中で、暴力的ともとれるトルクフルな引き!
レインボーの引きに間違いない!
奴にここで主導権を握られたら間違いなく穫れない!
瞬時にドラグを締め、魚を強引に浮かす!
パーン!!
お得意のジャンプ一番、朝日を浴びて虹色に輝く魚体!
やはりレインボーだ!
しかもデカい!
尚も流れを味方につけ、下ろうとする本流宮川の虹!
「止まらねぇ…頼む!こっちを向いてくれ!」
祈る様にロッドを上流側に倒し、闘いの最中も何度も水にガイドを潜らせながら氷を溶かす。
それでもラインがすぐに張り付いてしまう!
「ヤバい!切れる!」
と、ドラグを出そうとした瞬間!
無情にも第1ガイド付近から痛恨のラインブレイク…。
無言で天を仰いだ後、膝から崩れ落ちたTOMMY…。
「惜しい~でかかったっすね!」
後ろで見ていたアングラーに声を掛けられた。
精一杯の作り笑いを向けるのがやっと。
その後もしばし粘ったがアタリはなし。
無念。
またもや完全敗北。
しばし慰めをいただいた後、彼に場所を譲った。
この状況下の中、このラインで狙いは穫れねぇ…と潔くロッドオフ。
そして帰りに寄った高山『まさご』の中華そば。
店主が被る相変わらずの弁髪帽…。そして変わらない味の中華そば。

冷えた心と体を暖めて帰路に着いた。
あれから三日。
未だ手に残る感触と映像は残ったまま…。
考えてみても週6日間、朝から晩までの激務をこなし、そのまま疲れた体を引きずって、半ば強引に遠征へ行くという強行釣行を三週続けた。
これだけ体を酷使すれば、さすがに体にも疲れが見えはじめていたのは事実だが、冒頭の『生きた死人』の様になったのはこれが理由ではない。
あれから三日。
未だ手に残る感触。そして映像…。
6日、日曜日。
岐阜県は飛騨市を流れる宮川を訪れた。
TOMMYは毎年3月1日の解禁日にここを訪れるのだが、今年は前日に大雨が降ったので断念。
今年はどうも天候についていない気がする。
解禁日に竿を振れなかった鬱憤を、この日曜日にぶつける事にした。
前日の土曜日は快晴。仕事でハッピーターン100ケースを含む、亀田製菓の商品1200ケースを豊橋まで運んだ。
凄腕に参加する為、ハッピーターンを探し回っているであろう同志達の手元へ、いくつか渡っていてくれる事を切に願う(笑)。
夕方に帰って来てからすぐに用意を済ませ、家族を寝かせてから夜11時半に家を出発。
午前二時半。宮川角川発電所付近のポイントへ到着。
ここは大型のレインボーやイワナが付く一級ポイントで、過去にTOMMYはここで43cmのレインボーや尺越えのイワナをあげている。
気温は-4℃。辺りは雪に囲まれ、空には満天の星。聞こえるのは水の音だけ。
いつもの様に携帯でアラームをセットし、寝袋にくるまって就寝…。

携帯のアラームが鳴るよりも10分程早くに、寒さで目が覚めた。
それもその筈、外気温-7℃、車内でもおそらくマイナスを切っているかどうかだ。
そんな中でも寝袋の中はいつもTシャツにパンツ一丁。
起きる事が出来てよかった(笑)。
まずはいつもの儀式。
湯を沸かし、大好きなコーヒーを入れる。
コーヒーを飲みながらタバコをくゆらし、ゆっくりとフィールドをチェック。
この日は水量が若干多いものの、濁りもなく水色はいかにも釣れそうなグッドコンディション。
否が応にも期待は高まる。
凍てつく寒さの中、タックルをセット。
この日のタックルはロッド、CARDIFF 76MLにリール、CARDIFF C2000HGS。
ライン、山豊ファメルトラウト4lbに、まずはオリエン8g(ヤマメゴールド)で流れの筋を探っていく。
思っていた以上に雪が深く、一歩前に出るのに一苦労。
こういった深い雪渓を歩く時は十分に注意しなければならない。
せっぱりになっている箇所が至る所にあり、一歩間違えば落とし穴にでもハマったかの様に、川にドボン!何て事にもなりかねないからだ。(それについてはまた追憶シリーズで)
ガイドが瞬時に凍る程の外気温。
一投毎にロッドを水に潜らせ、張り付いた水氷を溶かす。

それでも二個のスプーンが高切れにて飛んで行ってしまった。
そしてリーリング時も時より水に潜らせながら、流心を幅広く探っていた数投目、モゾッとしたアタリに無意識に体が反応する!
流れをいなし、足下まで寄せたのは尺を少し切る位のイワナ。
やっと会えた。
しかし、ネットイン手前でよもやのバラシ…。
しばしTOMMYも凍りつく。
しばらくアタリがないまま、上流に少しづつ移動しながらキャストを繰り返した。
手元の時計で午前7時50分。
角川発電所からの放水口手前に出来る大きなヨレにスプーンをアップクロスで投入し、ボトムまで落としてからゆっくりと底流を探っていると、今度は根掛かりの様なアタリが伝わった。
「ドスッ」
竿で聞いてやると、ロッドが狐を描き、ドラグが凄い勢いで鳴り響く!
「きたっ!」
激しい流れの中で、暴力的ともとれるトルクフルな引き!
レインボーの引きに間違いない!
奴にここで主導権を握られたら間違いなく穫れない!
瞬時にドラグを締め、魚を強引に浮かす!
パーン!!
お得意のジャンプ一番、朝日を浴びて虹色に輝く魚体!
やはりレインボーだ!
しかもデカい!
尚も流れを味方につけ、下ろうとする本流宮川の虹!
「止まらねぇ…頼む!こっちを向いてくれ!」
祈る様にロッドを上流側に倒し、闘いの最中も何度も水にガイドを潜らせながら氷を溶かす。
それでもラインがすぐに張り付いてしまう!
「ヤバい!切れる!」
と、ドラグを出そうとした瞬間!
無情にも第1ガイド付近から痛恨のラインブレイク…。
無言で天を仰いだ後、膝から崩れ落ちたTOMMY…。
「惜しい~でかかったっすね!」
後ろで見ていたアングラーに声を掛けられた。
精一杯の作り笑いを向けるのがやっと。
その後もしばし粘ったがアタリはなし。
無念。
またもや完全敗北。
しばし慰めをいただいた後、彼に場所を譲った。
この状況下の中、このラインで狙いは穫れねぇ…と潔くロッドオフ。
そして帰りに寄った高山『まさご』の中華そば。
店主が被る相変わらずの弁髪帽…。そして変わらない味の中華そば。

冷えた心と体を暖めて帰路に着いた。
あれから三日。
未だ手に残る感触と映像は残ったまま…。
- 2011年3月9日
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