ワインドを始めた理由

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 今でこそ、ワインド大好き少年♪、いや青年♪、いやいや中年、いやいやいや壮年だが、元々は、やってみたかったからとか、好きだからと、始めたわけではない。

 この時期(ハイシーズン)、普段、誰もいない釣場がやたら混雑するので、場所や時間を、他のアングラーからズラした結果がワインドだっただけである。つまりワインドをするのは、このハイシーズンの2ヶ月だけなのだ。
 

 基本的に人が密集して釣るのはあまり好きではなかったというのもあるが、場所と時間をズラしたのは従兄である。この時期の私が、釣りに行く度に揉めていたからである(苦笑)。
 この9月後半~11月半ばまでというのは、橋の上から釣る人もいるし、先行者優先などという暗黙のルールも通用しない。人が狙っている橋桁でも、平気で外からカブせてくるし、「恋人か?」とツッコミ入れたくなる程、くっついてくるヤツまでいる。
 その度に、イライラ、ムカムカして、私が怒鳴ったりするものだから、従兄もさすがにウンザリしたのだろう。
 

 「喧嘩しても面白くないよね? 俺らは、この時期はここで釣らんで良くない?」
 

 この時期だからこそ!というサイズが、ようやく河川に上がってきたのに、欲のないことである(笑)。そんな従兄と、ずっと楽しく釣りをしていきたかったので、その案を承諾したのだが、場所をズラすだけで、同じ釣り方をしていたら、目線は、ついA級ポイントへ向いてしまう。たとえ釣れたとしても、もしあの場所なら・・・もっと!、という思いがさらにストレスを生んだのだった。
 

 ならば、もういっそ時間もズラしてしまえ!ということになった。
 シーバスアングラーが一番いない時間帯はお昼だろ!ということになり、朝マズメが終わった時間帯に行き、正午マタギで、夕マズメのアングラーが来る前に帰るというような、(この時期限定で)妙なフィッシングライフが始まったのである。

 最初はもちろん、普通にミノーの早引き、バイブレーション、ブレード系などでやっていたのだが、朝マズメ延長組から「今朝、爆釣でしたよ~」などと聞くと、やっぱり間違ってるのかなぁ~と思ったりしたものだが、従兄は正午マタギに頑なだった。

 最初、ワインドを導入したのは私だったが、疲れるのですぐ辞めてしまった。しかし従兄は固めのエギングロッドと軽いリールを買って、ワインドのみで釣りをするようになっていった。
 そして独自の『アホの坂田ワインド』によって、当時、ローリングベイトばかりに頼っていた私の前で、ポンポン魚を上げるようになっていったのである。
 その後、私も慌ててエギングロッドを買って~ショアワインダーを買って~と続いていくのだが、その辺は、どうでも良い(笑)。

 言いたかったことは、もし従兄が居なければ、今、私はワインドをしていなかったと言うことだ。そしてハイシーズンの夜の混雑した河川で、イライラしながら釣りをしていたのではないだろうかと思う。


 従兄には感謝の言葉もない。言葉がないのだから、この先も、一切お礼を言うつもりはないけど(  ̄ー ̄)


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★追記★(10/7 14:00)
 実験報告
 
 わざわざ新ログを立てる程のことでもないので、ここに書きます。

 海は、(なぜか??)白濁色で、ワインドで釣りをするような状況ではなかったが、昨日のバラシ対策フックを試してきた。
 
 まずトレブルフックにシングルフックを括りつけたA。
 多少浮きやすくなるだろうという予想はあったが、普通にアシストフックを付けたものと、大して差がなく、すぐ水面を割ってしまうような感じだった。水深のあるところなら、使えなくもないが、これなら普通にアシストつけた方がお利口さんというものだ(苦笑)。
 水面とアオサの絨毯の間、約50cmをダートさせることが前提条件なので、これではちょっと使えない。


 BとCは、アシストラインをゴムで束ねてしまえば、何とか使えないこともないが、たぶん魚が掛かるたびに、ゴムを落としてくるだろう。博多湾でもゴミ問題は深刻だ。ゴム一つとは言え、わざわざゴミを増やす必要はない。これもボツ!

 結局、、トータル的に考えると、現時点で、通常のトレブルフックのみに勝るもはなかった。

 すべて 失敗Σ( ̄ロ ̄lll) ガ-ン


 

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