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▼ 〈:>~ ダイジョウブです...たぶん
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家族団欒の夕食後、デザートを頬張っていると、突然、ヨメが言う。
「ところでさ~。ネットで魚の大きさ競うやつはどうやった?」
ちっ!興味も無いくせにナニゲに訊きやがって、「放っておいてくれ!」と言いたいところだが、そうは言わない。(-_-)
「ダメやった。30番台だろな」
「えぇーーー、先月、結構釣りに行かせてやったやん!」
行かせてやったとはなんだ、 やったとは(-"-怒)。たしかに先月は結構釣りに行ったかもしれない。普段は月に6回~8回といったところだが、先月に限っては12回も出掛けている。
ただし、それは突如できる空き時間に慌ててさせられるものばかりで、潮周りとか、時間帯とか、天気とか、私の体調とか、そんなもの一切考慮されたものではない(当たり前だけど)。夜の釣行は3、4回くらいで、大体が朝である。それも「9時までには帰ってよ」など、縛りがあるもので、それで「行かせてやった」と言われるのは大いに不満がある。が、そうは言わない。(-_-)
「釣れねぇーんだから、仕方がないやろ」
「なんで?スランプ?」
いやいや決してスランプではない。それ程、深刻なものでもない。と言うより、むしろ通常通り釣れてないと言った方が正解だ。
実際、これまでの釣り人生で、スランプと呼べるものは、二度あったが、それはもっと悲惨だった。
一度目は13年前、犬を飼い始めた時である。初めてペットを飼ったというのもあって、とにかく留守番している愛犬が心配で釣りどころではなかった。朝夕フィーディングタイムより、朝夕の散歩。何より犬。魚より犬というわけで、その年は、数尾のセイゴしか釣った記憶しかない。
また二度目は、8年前、娘が生まれた年である。三十路を過ぎて、やっと得た子供と言うのもあって、とにかく、ずっとこの子の側に居たいと思った。釣行回数は激減し、さらには、この年より以降は、とにかく危険が伴う釣場は控えるようになった。殊更、その危険とはエイのことであるが、流れが急に変わるような場所への立ち込みも控えるようになった。そして、その結果が、”ゼロ”である。満足サイズが、など気分的なものではなく、その年は実質、セイゴの一尾すら釣れていないのだ。
翌年からは、安全に釣りが出来るポイントを従兄と供に開拓するなどして、それなりに釣れるようにはなってきたが、私と従兄(私の安全主義に巻き込んで御免よ)の釣りは大きく変わった。
それまでの、大物がいるであろう場所にこちらから出向いていくアグレッシブなスタイルから、大物が通るかもしれない場所でただ待つ、という、どちらかと言えば、ほのぼのとしたスタイルに変わったのである。
結論として、ランカーは狙って獲るものではなくなった。年に1、2尾掛かってくれる(ありがた~い)大物も、どちらかと言えば、たまたま寄って来てくれた魚が、たまたま食ってくれたという、まさに偶発的な感じで、ルアーマンの常套文句である『釣れたのではなく、釣ったのだ』とは、恥ずかしくて、口が裂けても言えない。
「まあ、つまり言い訳するとな、大きい魚がいるところに行ってないんだよ」
「なんで?」
「なんで、なんでって!危険だからだろ。オレがエイに刺されて、入院でもしたら、オマエが一番困るだろ」(-"-怒)
「若い頃は、もっと負けず嫌いやったやん。それで良いと?」
これまでの8年間は、それで良いのだと思っていた。それが『大人の華麗なピクニック』だと自分に言い聞かせていた。ただ近頃は8年前に捨てたはずのポイントのことを未練たらしく考えるようになっていた。あの川のあの場所なら、デカイのが狙って釣れることが判っているのに。干潟のあの場所にウェーディングすれば、大きいのが掛かる可能性があるのに。
「・・・」
「じゃ~、私たちの為に負けたと?」
そうは言ってない。危険と判っている場所に立ち入るのは、やはり家族への裏切りだ。今の私のスタイルは間違ってはいない。ただ悔しいのだ。
これも凄腕のせいである。
また、Nさんの魚を追う執念を見せつけられたせいでもある。
その二つの怪物が、私の内に眠っている釣魂をくすぐり揺さぶるのだ。
釣果よりも楽しむことが大切などと洒脱した振りを続けることが、今、私自身が求めているものではないと明確である故に、悶々とした葛藤があった。
「何か方法がないと?」
「...ある...と言えば、あるが」s(´。`;)ゞ
「なに?」
「エイ対策のソックスを履けば、何とか、以前と近いような釣りは出来るけど.......、ちょっとな...」
「なに?」
「高いんだよ。その靴下が」
「幾らね?」
んっ!話が良い方向に進んでないかい♪
「ん~まあ、6万かな」
ヨメがぎょっとする。
まっ、仕方がないか(´`)=3。儚い夢だった 。機嫌が悪い時など 「2000円もするものを海に放り込むなんて理解出来ん」などと言われているのだから、この表情こそが本音だろう。結局この話はなかったことになって...。
あぁーあ、ヨメの暇潰しに付き合って損した(´`)=3
...と思いきや!
「た、高いね~。だけどエイに刺されるよりはマシやん。こう言うのは、思いついたら時が吉日って言うしね♪」
と言って、ヨメは立ち上がり、自分のデスクへと向った。
エッ♪ もしかしてヘソクリでも出してくるの~!!(≧∇≦)キャー♪
これは!! 思わぬ展開となったなぁ~\(@^0^@)/
まさか、まさかのラッキーやん~♪
こんなことなら、いっそ10万って言っておけば良かったかな~(⌒┏个┓⌒)フォッフォッフォ
ヘソクリ~♪
ヘソクリ~♪
ヘソクリ~♪
(へそくりコール)
ところが、リビングに帰ってきたヨメは、ヘソクリではなくノート型パソコンを持っていた。
「じゃ~、さっそく買おうか!」
あ~、通販で買うのね...なるほど(-(一)-。)
差額をちょっと期待したが(セコッ)、まあレイガードが手に入るだけ、好しとしようか!( ̄。 ̄)b
パソコンが立ち上がって、ヨメがパチパチ始める。
「なんて検索すればいい?」
「レイガード♪でお願いしま~す」(^^)/
またヨメがパチパチする。
「あっ!あった。これやね。ん?チョット待って!6万もせんやん」
「あぁ~、んまぁ~割引で5万くらいかもな」(; ̄ー ̄A アセアセ・・・.
「いや、8300円」
えっ? いやΣ( ̄ロ ̄lll)
慌ててヨメのパソコンを覗くと、『エイガード』で検索されていた・・・。私の滑舌が悪かったか・・・、いや、その前に「エイ、エイ」言い過ぎたのだ。と言うより、英語と日本語の発音が似ているのが悪いんだ~(/o\) ミツカッチマッタヨ~
「これで良くない?」
「う、うん」(_ _|||)
「何か浮かない顔やね。これじゃダメと?」
「いや、別に、いいけど...。なんつーか、インナータイプの方が安全かもと言うか、カッコいいと言うか」(_ _|||)
「とりあえず、これにしとこうよ!? 鳩(従兄)ちゃんの分も頼もうか?送料タダになるし。ちょっと電話で訊いてみて!」
ってことで、じゃ~ん
※つま先、甲、足の裏等、ガードしていない部分もあります。エイの刺の攻撃を100%防ぐことはできませんが、ダメージを軽減することを目的とした商品です。
とのことだが、これを装着するだけで、何だかすご~く勇気が沸いて来るから不思議だ(♥´▽`♥)
さぁ~、masaiく~ん
楽園ダイジョブDEATH
/\
〈:> >~~
\/ず~ん
連れってって貰おうかの~(  ̄ー+ ̄)
- 2010年11月8日
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