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STAFF BLOGGER


『 DFR-511 』使ってみた。

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店頭発売まで一ヶ月を切った

『 DFR-511 』

届いてから何回行ったのか覚えていませんが結構使いました。
日頃は『 メバル 』をメインターゲットにしている為、ちょっと良いヨレを見つけてはメバルを狙って入水生活(笑)

全く使ってない週が、複数回あった様な気がしますが気のせいでしょう(笑)

購入を検討されている方へ、スタッフで一番素直な私が実直で歯に衣着せぬインプレッションです(笑)



結論は『 初期印象が悪く毛嫌いしていたが、知り合ってから話しが合う事に気付き、相当仲良くなるタイプ 』のヤツでした(笑)

俺の思う『 エエ!』は

1~キャストがし易い。

2~重く伝わる。

3~余計が無い。


です。

アジングをする為『 SBR-64 』から『 HSR-63 』に持ち替えた時に感じるのはキャストのし難さ。
特にPE使用時はしっかりロッド使ってキャストをします。


指が切れそうになる程しっかり(笑)

身体がそうなると『 HSR-63 』は非常に投げ難い。
しかし『 DFR-511 』はしっかり重量を乗せられます。

グイーっん→シパっ→ミョーん→ポチャって感じ(笑)

最初の『 グイーっん 』が気持ち良く、思ったより飛んでくれる。
0.6gが一番気持ち良く投げられ、1gを重たいと感じる乗せ易さですから、0.4gを常用に出来ます。
周防大島の様なシャローの多いエリアに最適です。



0.4gがいくら投げ易くても、何も感じなければ意味はありません。
『 どこに、どのようにあるか?』が判らなければ、再現する事は出来ないからです。
使って感じるのは、少ない力でもロッド全体で増幅させ手元に大きく伝えてくれるという事。(テンション→『 ON 』弛み→『 OFF 』と表現します。)
これは全体のしなやかさが起因しています。

ロッド全体でラインを追従する為『 ON 』の状態を保ち易いんです。

アジングは『 パッツン 』が主流でした。
ジグヘッドは1g前後を使い、比較的ラインのテンションを保つのが容易。
重量のお陰でキャストもしやすくなる。
リグ操作後『 OFF 』の状態が出来易くなりますが、『 慣れ 』と『 認識 』で埋めていきます(笑)

利点は『 ON 』状態のズバ抜けた感度と、アクションに対するレスポンス。

慣れてくると「 この操作後にアタリが出る。」と予測がつきます。
そこに『 ON 』を持って行きアタリに備えて、レスポンスの良さで素早く掛ける。

欠点は『 ON 』を作るのに『 慣れ 』が必要な事です。

意図的に作れるアングラーとの差が大きくなり、アタリを感じる事が出来ない場面も多くあります。
しかも超軽量ジグヘッドが投げ辛い。
全部『 慣れ 』で解決出来ますが、釣れない人に「 釣りに行け!慣れろ!」とは言い難いでしょう(笑)



感度がイイでお馴染みの『 FPR-55 』は、超しなやかなティップを持ちラインの追従性が非常に高い。
それでいてベリーから下は働かない『 棒状態 』

ティップ以外は『 パッツン 』ロッドです。

『 ON 』も『 OFF 』も感度がエエのは当然で、アングラーに必要無い情報までキッチリ届けてくれます(笑)
厄介な事にアワセが効かないアタリが出る・・・。

コレが苦手なんよ(‘Д`A

だって全部アワセて全部掛けたいんじゃけぇね(笑)
アタリを取捨選択するなんて出来んわ(笑)
その点『 DFR-511 』は実にシンプルな情報量です。
ジグヘッドの存在・潮の流れ・アジのアタリ、必要最低限を最高に教えてくれます。
『 重い潮に軽いジグヘッドを留め、アタリに反応し掛ける。』アジングの基本釣方を、ちょっとづつ楽にしてくれるロッドだと認識しています。(因みに一番好きなのは『 初代 HSR-63 』ですが  笑)



全部褒めたら『 34 』の回しモンみたいですから(笑)
ココからは『 どうなんや?』です。

1g以上は気持ち悪い。

~1.8gの表記ですが忘れてください(笑)
気持ちエエのは1gまで。
投げさせられる感が強くなり、寧ろ投げ難い(笑)
俺は1gでピンキー0.3号を何度か切りました((((;゚Д゚)))))))

分離リグも向いていません。

ティップは低重量でもお辞儀をするので、無駄にテンションが掛かり過ぎてしまう。
俺が分離リグに求めている『 テンション抜け 』が非常にやり辛い。
このことから軽量ジグヘッドスペシャルとの位置付けに落ち着きました。

強風時に使い難い。

アタリが取れないんじゃなくて、投げ難い(笑)
まあ「 風裏に行け。」って話ですが(笑)

メバルに向いてない。

当然ですがレングスもパワーも不足しています(笑)
足場のエエところならともかく、テトラでもキツいですから『 ドM 』な方以外は避けた方が賢明です(笑)


総評としては

『 俺なら買う 』ですね(*^_^*)

値段はさておき(笑)しなやかの中に『 芯 』がしっかりと存在して使い易い。
余計なアタリが無いので腹も立ちません(笑)

言うなれば、渡された直後から扱い易いロッド。

タックルで一番必要な、アングラーへのお手伝いが出来るロッドです。



今回も足りないモノを形にした製品です。
新製品は隙間を埋めていく為に作られています。
『 34に無い 』『 34と違う 』『 34らしくない 』を新作としなければ全く意味がないからです。
勘違いされている方も多いのですが

既存製品を否定して作ってはいません。

あくまで『 〇〇〇と違う。〇〇〇に無い。』がコンセプト。
新製品が全てを凌駕するでも、超えているのでもありません。
アタリを感じる能力は『 FPR-55 』が優れ、ビシっと掛けるなら『 HSR-63 』。
分離リグを遠投するのは『 HSR-73 』で、尺以上との対峙は『 HSR-610 』が向いています。
全て違うのですから、比べる事が間違っているのかも・・・。
今回のロッドは

『 全てを気負わない 』

と感じました(*^_^*)

軽いジグヘッドでも意識せず投げられ

釣れるアタリを手元に伝え

しっかりと立ててアワセ

アンダー25cmの引き味を楽しむ。


バラし難さも加わり、より楽しめるロッドです。
しかも広島の『 いなちゅう 』が気に入っている・・・(-_-;)
あの『 文句言い 』は相当欲しいんでしょう(笑)『 34 』へおねだりした様ですが

厳正な審査の結果断られました( ` ▽ ` )ノ

当然の結果です(笑)
メバルが好きな私が、アジングに飽きたら貰えると思っとるみたいですが、欲しがる物は絶対あげません(笑)
いらん事言うけぇ余計気に入った程じゃわ(笑)
いなちゅうには『 FPR-55 』がよう似合ってますよ(笑)

「 何でアタリがあるのに掛けられんのかいや!!!」
「 何やもうシャッとせぇや!!!」
「 何でワシがこがーな思いをせにゃーいけんのかいや!!!」
「 ワシが何したっちゅーんなら!!!」
「 ワシが・・・」



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って現場で叫んでいるのを冷ややかな目で見るのは実に愉快(笑)



いなちゅうの所為で話しが逸れましたが(笑)触って、確かめて頂きたいロッドに仕上がってます。
これから各地の『 34 スペシャルショップ 』で展示受注会が開催されます。
全国のスタッフも「 現場で声を掛けてください!」ってスタンスですから

私以外のスタッフは現場で触らしてくれる様です(笑)

人嫌いな私は隠密行動での釣行がメインなので、見つけるのは非常に困難です(笑)
皆さんせっかく楽しい釣りをしているんですから、性格の悪いヤツに出会うのは控えた方がエエと思いますよ(笑)

人を捜さずアジを捜す( ` ▽ ` )ノ

コレが一番ですから(笑)

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松本幸治

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