【緩々なボートシーバスライフ】～かもしれない〇〇

このところ安全確保について書かれたログをたまたま立て続けに拝見したんだけど、あらためて釣りって

危険な遊び

だよね。磯なんかは映像をみれば怖さがわかりやすいけど、例えば堤防だって落水の可能性があるのは同じ。

ウエーディングも水深が浅いとこならって感じもするけど、水深が3～40㎝あれば、充分溺れるっていうし。エイのこともあるし

昔、渓流やってた頃聞いた話だけど、川の中でコケてウエィダーの中に水が入ったら、いくら浅くても立ち上がることすら大変だって。

そんな話を聞いてからの次の釣行の時、渡渉する時に水が膝上まで来た時は

この状況でコケたら死ぬ

って。正直、足がすくみましたよ（苦笑）。

僕の土俵であるボートフィッシングも落水の危険があるのは同じ。幸いにも僕は落ちたがことないし、目の前で落ちるのも見たことが無い。

でもお客さんが落ちた話はたまに聞く。大事に至らなかったことがほとんどだけど、行方不明になったケースも一件だけ聞いた。

それは比較的大きな船の乗合船の話で、帰港したら時に一人足りなかったことが分かって、捜索したけど結局見付からなかったみたい。

落ちた人の話を聞くと大体共通してることが一つあって、それは

まさか、自分が落ちるとは

って思ってたこと。落水する可能性誰にでもあることは理解しているにも関わらずね。何故か自分は大丈夫だと（苦笑）。

こういう話を聞くと思い浮かぶのは、運転免許を取りに通ってた時か更新の時の講習で聞いた話。

かもしれない運転

って、やつ。いわゆる危険予知。歩行者やチャリが出て来るかも、右折車が前を横切るかも、あの信号の先にネズミ捕りがいるかも、等々。先を予測して運転しなさいって話ですね。

車の運転って、色んなことに通じることがあると思っていて。事故した人も大概自分が事故するかもと思って運転してないもんね（笑）。

そういうことが頭にあるからか、僕は自分が落ちるかもって想いが常にある。それは始めた頃から、そう。

特に自堕落な生活を送ってきたツケで、足腰の衰えを実感してる昨今は特にそう。ボートの乗り降りとか、もうここまでかってぐらい

慎重

ですよ。ま、根が怖がりってこともあるけど。20年以上無事落水せずやってこれたのは、落ちるかもしれないってのが常に頭のどっかにあることが無関係ではないんじゃないかと。

初めて陸っぱりに連れてって貰った時に、塀のような幅の堤防の上を歩ってけ、と言われ

ここ歩くの！？

って、大騒ぎした挙句遠慮したんだけど、連れてってくれた人は当然のようにスタスタ歩いて行きましたけどね。

慣れてくると特別気にならないことが、傍から見れば危険と背中合わせなんてことはいくらでもあるよね。

ボートで言えば、船縁に腰かけて煙草吸ったりラインシステム組んだり。あんなの大型船が通ったあとの引き波喰らったら簡単に落ちるから。

ライジャケのように落ちた時のことを考えて装備を万全にすることと共に、たまには自分の行動を見直すことも大事かと。