【緩々なボートシーバスライフ】ＯＮ

ＯＮと言っても、Ｏｎ・Ｏｆｆの話じゃなく

王さん・長嶋さん

のこと。僕は長嶋さんの現役の頃をギリギリ知らない世代。野球を野球と認識して今でも記憶があるのは監督になってから。

現役時代の颯爽としたプレーは記憶に無く、なんか不思議な物言いと不思議な采配を振るう人って認識。

王さんの方は７５５号を後楽園で観てたぐらいだから、しっかり覚えてるんだけどね。

以前勤めていた会社に同い年だけど入社は先の先輩が居りましてね。この人はお兄さんがいらっしゃったからなのか、同い年だけど長嶋さんの現役の頃を鮮明に覚えているようで、所謂

長嶋信者（笑）

あんまり〇〇信者って表現は好きじゃないんだけどね。それ以外に相応しい表現は見付からない。

監督をされてた頃、二人で前夜の試合の話をしていて、僕が「いや～、あそこであの交代はないよねえ？」、うっかりそんなことを言おうもんなら

takaちゃん、それは違うよ

と、宣うわけです。悪いのは長嶋さんの采配にこたえられない選手であって、長嶋さんが悪いんじゃない。

長嶋さんは間違えないから、と（笑）。

真面目な顔でそう言われたら、こっちはもう

もう笑うしかない（苦笑）

そんな話、理屈じゃないから否定しようとしても、言葉なんて意味を為さないから。

それにね、別に躍起になって人の考えを否定する意味ないでしょ？　何をどう信じるか、なんてことは

人それぞれ

長嶋さんは間違えないって吹聴したところで、誰かが迷惑を被るわけじゃないし。

一向に勢いがおさまらない（笑）、波動の話もね。一般アングラーにはこちゃごちゃ言わないって文言に甘えて書いちゃうけどね

確かに宣伝文句は如何なものかと思うことも少なくない。けどね、あんなの

みんな、真に受けてるの？（笑）

業界批判みたいな話が出ると、僕はいつもそう思う。誰も真に受けてないんじゃ、騒ぐ意味ないだろうって。もう面倒だから

乱発させてもらうけど（笑）

僕はそもそもメーカーの宣伝文句がおかしいのと、波動の有無、波動が効く・効かないって話は

別の話

だと思っていて。波動が有るとか無いとか言われても、ルアーを動かせばなんかしら振動してるんだから、

なんかあるんでしょ？　

としか言いようがない。どんな言葉を使って表現するかだけの違い。実際僕も、以前は

巻き感

って書いてたし。どういう文言を使うかってことに大した意味はない。巻き感の強弱より、波動の使い分けの方が伝わりやすいと思っただけ。

大体ルアーが発する波動なんてもんは同じルアーを投げて同じように巻いても

潮や風に対しての向き

が変われば出る波動の大きさは変わる。それは使用するタックルでも。そんなのは皆さんご存じの初歩の初歩の話。

たとえ「特定の強さの波動」がバイトを誘発するって「事実」があったとしても、その波動を出さなきゃ釣れないのは

あくまで釣り手

逆に言えば、数値やら何やらを出されたところで釣り手にとっては

無意味

風やら流れの強弱が刻々と変わる中で、特定の数値を出すためにあれこれ努力しようなんて、もはや

別の競技

勿論、メーカーが何らかの根拠を元にしてるか否かっていうのとも

まったく別の話（笑）

でもね、そもそもメーカーが何を言っていてもそのまま受けとらないのだから、根拠が有ろうが無かろうが別にいいんだよね。

僕は波動と表現されてるものは存在していて、波動の使い方次第で釣果を左右することがあると思ってる人間だけど

ボートが主戦場ってこともあって、波動がどうのと考えなくても年間４～５００本釣れてた。だから波動なんか意識しなくても

魚が釣れるよって

話はわかる。でも、波動を使い分けたらバイトが誘発することもあるってことを

カラーやルアーのタイプを考えることと同じようにルアーローテーションの要素に入れたら、入れる前より魚が釣れなくなることはないと思うんだよね。科学的・生物学的な証拠は

勿論、ないけどさ（笑）。

僕が波動やらなにやら考えるのは詰まる所、魚を釣るため。釣果に繋がらないことには興味がない。

フックを交換して0.1ｇの違いでルアーの姿勢を変えることに少なからず興味を持ち、メーカーの宣伝文句や販売姿勢はどうでもいいと思うのは、そういうこと。

実際問題として、0.1gの違いで出す姿勢の変化を自分の釣りに当て嵌めるのは無理だと思ってますけど。でも色んなことのヒントにはなる。

ただね、そういう自分のスタンスがこの世の全てで、理解出来ない人が非常識だとか勉強不足だとは思わない。

だから、メーカーの姿勢に疑問を持つのも有りだし、物申したければすればいいと思う。

ただ、自分が求めてるような対応がされなかったり、自分の考えを受け入れない人間に対して、貶めるような文言を並べるのは

違う

と思う。誰が発表しようが中身が全てって世界があれば、同じ資料を用意してもプレゼンする人間によって採用されたり・採用されなかったりする

人間臭い世界

もある。業界の誤りを正す、みたいな崇高な目的（笑）を持って発信してるのであれば

自分の信じる世界以外は存在は否定し、自分の世界の中でだけで勝ち負けを語ってるようじゃ、業界を変えるなんてことは難しいと思うけどね。

僕のような小物のようにただ自分の書きたいことを書くのが目的なら、それでもいいかもしれないけど、多くの人を巻き込むのは

どうなんだろ？

何事もそれまでの風習を変えるには、多くの人を巻き込んでこそ、だと思うんだけど。

少数の支持で物事を進めていくなんていうのは、投票率が５０％ちょいちょいの日本の政治ぐらいなんじゃないの！？（笑）