【緩々なボートシーバスライフ】湾奥発ボートシーバス　3/21千葉　昼の部　どうも色々とズレてたけど、最後は...

ガイドさんの乗合便を利用したりショップをウロウロしてると、居合わせたアングラーさんが集まって釣りネタで世間話をすることがあるけど。そういう時にたまに話題になるのが

釣りが上手い人って、どんな人？

例えば所作がキレイな人だとか、周囲がよく見えていてチャンスを逃さない人だとか、単純に技術が目に見えて突き抜けた人だとか。

皆さんそれぞれ意見をお持ちで、盛り上がる割に答えはいつも出ないネタ。ちなみに僕が思う釣りが上手い人は、一つのタックルで色んな事が出来る人。

そう、僕とは対極の人（笑）

人は自分に持ってないものを持ってる人に憧れるんです（笑）。

僕もボートシーバスを始めた時は1セットのタックルで色々やってたんだけど、釣り方の幅が広がり、専用タックルを使うことの快適さを覚えると...

場数を踏むことで、場面と釣り方がイメージ出来るようになると1セット、また1セットと持ち込むタックルが増え。最近RYU君トコ行く時はスピニングが3セットのベイトが4セットで、

都合7セット（笑）

だって基本朝から晩までだし（笑）。それだけ長い時間やってればホント色んな場面に出くわすから。

やっぱり嫌なんだよね、ポイントを目の前にしてあれ持ってくればよかったとか思うのが。でもさすがに7セットはやり過ぎだと自分でも思ってる。セッティングするのも大変だし（苦笑）。

で、今回乗せて貰うにあたって、前回出番がなかったビックベイト用とジギング用は一度は置いて行こうかとも思ったんだけど、

ビックベイト用は万が一有効な場面に当たったら目も当てられないし、ジギング用は前回の沖のベイト反応のことを思うと、港内が駄目だった時の保険で当然視野に入れてるだろうし

ウダウダ考えた末、結局いつも通り（苦笑）。僕に多少なりとも一つのタックルで色んな事が出来るセンスがあればねえ、持ち込むタックルも減らせるんだけど。

さて、実釣。この日は普段より少し早い8時出船。普通の人からしたら8時でも遅いくらいだけど、僕らの普通は9時だから（笑）。

実際に8時に出てみると、9時に出ることの意外なメリットを感じることに。

RYU君はよほど目当てのポイントが有る時以外は、桟橋からすぐの港内から始めることが多いんだけど。

よその港から出てるプレジャーやガイドが近くのポイントを叩きながら、僕らが最初にやる港内にやってくるのが、大体8時くらいみたいで。

9時に出てた時はほとんどバッティングしないのに、この日はやたらとバッティングする（苦笑）。特に1艇のガイド船とは抜きつ抜かれず。

釣れるには釣れるんだけど、なんとなくリズムが悪い。おまけにこの日は前の週のピーカンから一転して曇り空。

魚は大分散ってる感じで、ストラクチャーの外側でやたら食う。でも、前で投げやすいポジションでやらせてもらってる僕は外で喰うとは思っていても、まずはストラクチャーの中へ投げなきゃいけないような気がして（苦笑）。

結果、いつもにも増して後ろからバンバン抜かれ（笑）、一歩間違えればメンタルが崩壊するパターン。

ただ、そこは春。ちょっとぐらい芯を外しても喰って来てくれる魚はいるわけで。

途中、前週もとある一角でよかったワーム+ブレードアシストが嵌りだして数が伸び始めた。

ミノーを意識して、着水後3カウントぐらい沈めてサクサク巻いても喰うし、

それで喰わなきゃ着水後5～7カウントぐらい沈めてデッドスローで巻く、といった本来の使い方をすれば更に反応が増える。

それにブレード効果の真偽はともかく、アシストフックが仕事してくれるのは助かる。

68～9、これぐらいの魚だとワームで掛けた時はランディングは結構ビビってたけど

全部が全部とは言わないけど、結構な確率でアシストフックがいいトコに掛かってるから思ったよりバレない。

ただ、やっぱりボートを流していくと、ミノーの方がいいストレッチも必ず存在するんだよね。

こないだはほとんどのストレッチがミノーの方が良かったし、この日は半々ぐらいかなあ。不思議なのはミノーにバンバン喰って来るところはワームは

さっぱり

どっちかがいいって程度ならわかるけど、場所ごとで圧倒的だから。あくまで僕の印象だけど。

あそこまで差が付くのは正直理解不能。条件的に明確な差があるようには見えないんでね。

この後しばらくややこしいストラクチャーを撃って、すっかり消耗（苦笑）。ムキにならならでジグでも落としとけばよかった。

で、この日もterukiさん艇に遭遇。バースを挟んで挨拶するなんて、ちょっと変な感じ（笑）。

で、先に南下したterukiさん艇を追うように僕らも南下。先日臨検喰らったバースへ。

いつも何らかの反応があるバースなので、二人して丁寧に探るもバイトがない。このバースは斜めに入ってる柱が多くて上で喰ってくれないとちょっとつらい。深いレンジは探りにくいから。

レンジが深くてもバースの手前に出てくれれば、ジグなりバイブなりでなんとか拾えるんだけど、この日はそれも駄目。

手詰まりだなあと思ってたら奥のバースに停泊中のタンカーが出港準備中。近くの小規模のストラクチャーで時間潰し。

僕はリーダーを結び変えたりワームのセットしてたり、ホントに時間潰してたんだけど、RYU君はそのしょぼいストラクチャーにタイスラ投げて70ジャストをキャッチ。

やっぱり、やるなあ（苦笑）

そうこうしてるうちにタンカーが離岸して大分離れたのを確認して釣り再開。出港パワーでバカバカ喰うかと思いきや、チェイスすらない。

陽も大分傾いてレンジが上がったかと思って、ミノーに変えてみたけどしばらくはやはり無反応。

無反応に我慢してそのままボート進めてバースの中ほどまでくると、いきなりチェイス多数。も、ヒットには至らず。

追って来る魚が居るならとワーム+ブレードアシストに変えてみる。さっきまでと同じくちょっと沈めてからデッドスローで巻いてると

コンっ

ワームを巻いてる時特有の軽く小さいバイト。このバイトは乗らなかったけど、そのまま巻き続けたら、またしても軽く小さいバイトがあったと思ったらロッドが持ってかれた。

やっとキタと喜んだのもつかの間、なかなかバースの中から出て来ない。ドラグが緩かったみたいだけど、今更締めるのも気持ち悪い。

引きに耐えつつ、たまに恐る恐る指でスプールを押さえたりしてるとやっと出て来た。そのこうしてるうちにRYU君がボートをバースから離してくれて。

これで柱に巻かれる恐れはなくなったので、浮いて来るのを気長に待ってたら、しばらくすると浮いて来た。そこを見計らったようにRYU君が掬ってくれまして。まさに

至れり尽くせり（笑）

ネットに入ったのは

今年1発目の75。沖のバースならともかく、港内のバースでは最長記録かも。ワームで獲った魚としても最長。いい魚でした。ちなみにこいつが吐いたのが

多分鯵だよね。吐いたのを見たのは初めて。サイズは丁度ジョイクロぐらい。こんな鯵喰ってるならビックベイトの釣りも成立しそう。

そうは思いつつも、あの小さいアタリに癒されたくて、そのままワームの釣りを続行。ま、タイミングも違うと思ったし。

で、割とサイズがいいヤツを3～4本追加して昼の部は終了。キャッチ24本。