子供のころ、ユリゲラーが「スプーン曲げ」の超能力をしていたのをテレビで見て「曲がれ曲がれ」と超能力であると信じてスプーンをこすっていたのだが曲がらなかった。

 

中学生になって違うものをこすったら気持ちよかったので「超能力者」にはならなくていいや、と思った男子は多いはず。

大人になってルアーフィッシングというものを覚えた。

いろいろなルアーに出会うことができた。

いろいろなルアーに「こここうなったらいいな」とリクエストがわいたりもした。

特に可変リップは最たるリクエストであったのだ。



同時期にラッキークラフト「ポインター（ビー・フリーズ）」、メガバス「X-80」が世に登場。この２種はなかなかの優秀作品であり、固定重心サイレントなビーフリーズ、移動重心ながらS字ウォブリングなX-80。

両者とも淡水域のみならず海水域でもサスペンドルアーながら海水スローフロティングでトリッキーなアクションを引き出せることから非常に人気を得た。無論、宣伝や口コミもあわせて。確かに優秀だった。

そしてその２者に押しつぶされるようにあまり話題にならなかったハスキージャーク。
話題にならずとも少量のラトル音、本体の軽さから実は「すっげーシーバスが釣れちゃうルアー」ということに少なからず気づいた人がいたはずだったのだ。

さらに気づいた人はハスキージャークの可変リップ。

そう、誰でも超能力アングラーになれるってぇことを。

「あ、もうちょっとレンジ浅くしたいなぁ」な～んてリクエストにも答えてくれちゃうHJ。

ほらごらん。



まがります。まがります。まがります。



軽く押し上げるだけ。



水押し強くしたいなぁ～、なんて思ったら・・・・。



軽く、「まがれ～まがれ～」と。



超能力ルアー　ハスキージャークのポテンシャルでした。

おあとがよろしいようで。
 



ルアーアングラーの皆様
釣行のお供にライフジャケットの着用を！