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▼ 人生を豊かに。
- ジャンル:釣行記
高知から戻り、久しぶりに秋田へと車を走らせた。
狙いはやはり「サクラマス」。

しかし、朝に入った場所で会えず…

森の中をさ迷う事丸一日。
日が高くなる頃には、田んぼの作業が盛んになり急激に白濁り。
残念ながら、本命とは会うこと無かった。
しかし、竿を振ることが出来る。
これだけで幸せなのだ。
釣りに行かせてくれる家族。
本当に感謝している。
この濁りが翌朝取れることは無いだろうと、釣友に連絡を取る。
すると、仕事や家庭で色々と悩みを抱えているようだった。
「連れていくから、渓流いきましょ!」
そう言って誘い、何キロも離れた彼の自宅へと向かった。
仲間が悩んでいるなら、力になりたい。
力になれないのなら、少しでも忘れさせる時間をあげたい。
この一心だった。

1時間近く車を走らせたのだが、ナント山の麓!!
最初から目的地を間違えていたようだ。

それも当たり前だ。
ナビで適当に川の始まり辺りの道を示したら、着いてしまったのだ。
思わず二人とも笑ってしまった。
ここから更に1時間走る。
もう、何処へ行って良いのやら分からない。
4時に集合して、釣りを始めたのは7時半。
遠回り。
でも、これがいつもの私達。

早速滝へ立ち向かう。
しかし、反応が薄い。

やっと手にしたヤマメに笑みを浮かべる。

私の魚はイワナ。
しかし、反応が殆んど無い。
仕方なく、さ迷う事1時。
もう、残り少ない時間をこの川と決めた。
登り始めて数分。
衝撃が走った。

日頃の鬱憤を張らしてくれる良型のイワナ。

35センチ。
素晴らしい!
丸々太った体は、夏に近付いていた。
嬉しそうな表情に、こちらまで嬉しくなる。

楽しそうに釣りをする釣友。

新緑に癒されつつ川を上る。
とあるポイントで、釣友がルアーを投げ入れた。
しかし、反応が薄い。
今度はと私が誘うと、大きな影が。
「狙って良いですか?」
との問いに、
「良いよ。俺は釣ったし。」
との回答。
どうやら満たされたようだ。
完全にスイッチを入れさせ、興奮状態で口にルアーを入れた。

「うぉ~雄だ!」
そう言って喜んでくれた。

そして、写真を撮ってくれる。
なんと良い仲間なのだろう。
お互いの釣果を心から喜び合える仲間はそんなに居ない。
「今日、誘って良かった。」
心からそう思えた。

「釣れて良かったス~ ブハ~」
と一服。
彼にとっても至福の時だったようた。
二人にとって魚は日常を生きるための活力源。
大切な存在なのだ。
そして、仲間はそれを助長する存在。
それに行くことを家族は許してくれる。
ありがたい。

私は幸せだ。
Android携帯からの投稿
狙いはやはり「サクラマス」。

しかし、朝に入った場所で会えず…

森の中をさ迷う事丸一日。
日が高くなる頃には、田んぼの作業が盛んになり急激に白濁り。
残念ながら、本命とは会うこと無かった。
しかし、竿を振ることが出来る。
これだけで幸せなのだ。
釣りに行かせてくれる家族。
本当に感謝している。
この濁りが翌朝取れることは無いだろうと、釣友に連絡を取る。
すると、仕事や家庭で色々と悩みを抱えているようだった。
「連れていくから、渓流いきましょ!」
そう言って誘い、何キロも離れた彼の自宅へと向かった。
仲間が悩んでいるなら、力になりたい。
力になれないのなら、少しでも忘れさせる時間をあげたい。
この一心だった。

1時間近く車を走らせたのだが、ナント山の麓!!
最初から目的地を間違えていたようだ。

それも当たり前だ。
ナビで適当に川の始まり辺りの道を示したら、着いてしまったのだ。
思わず二人とも笑ってしまった。
ここから更に1時間走る。
もう、何処へ行って良いのやら分からない。
4時に集合して、釣りを始めたのは7時半。
遠回り。
でも、これがいつもの私達。

早速滝へ立ち向かう。
しかし、反応が薄い。

やっと手にしたヤマメに笑みを浮かべる。

私の魚はイワナ。
しかし、反応が殆んど無い。
仕方なく、さ迷う事1時。
もう、残り少ない時間をこの川と決めた。
登り始めて数分。
衝撃が走った。

日頃の鬱憤を張らしてくれる良型のイワナ。

35センチ。
素晴らしい!
丸々太った体は、夏に近付いていた。
嬉しそうな表情に、こちらまで嬉しくなる。

楽しそうに釣りをする釣友。

新緑に癒されつつ川を上る。
とあるポイントで、釣友がルアーを投げ入れた。
しかし、反応が薄い。
今度はと私が誘うと、大きな影が。
「狙って良いですか?」
との問いに、
「良いよ。俺は釣ったし。」
との回答。
どうやら満たされたようだ。
完全にスイッチを入れさせ、興奮状態で口にルアーを入れた。

「うぉ~雄だ!」
そう言って喜んでくれた。

そして、写真を撮ってくれる。
なんと良い仲間なのだろう。
お互いの釣果を心から喜び合える仲間はそんなに居ない。
「今日、誘って良かった。」
心からそう思えた。

「釣れて良かったス~ ブハ~」
と一服。
彼にとっても至福の時だったようた。
二人にとって魚は日常を生きるための活力源。
大切な存在なのだ。
そして、仲間はそれを助長する存在。
それに行くことを家族は許してくれる。
ありがたい。

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- 2016年5月16日
- コメント(4)
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