前回の記事の反響の大きさにちょっと驚いています。
ロッドビルディングやリメイク、ロングベイトロッドに興味を持たれている方々が多いんだなと改めて実感。

この一年間ロングベイトロッドに適したブランクス探しを続けていました。

・安心感のある素材のブランクス
・レギュラーテーパー
・10〜11f ルアーMAX60g前後
・価格は安く納めたい



この条件に当てはまるようなモノがないか、ネットは元より中古タックル屋さんでもいろいろ物色。幸い私の住む町には中古タックル屋が数件ある。近くを通るたびに立ち寄り物色。時にはバット径とティップ径を測ったり。
ブランクスの感触を知るのにバスロッドも見てまわった。いいなと思ったのはグラスコンポジットのロッド。
クランクなどの巻物用がいい感触だった。もちろん短いから長くなれば違ってくるのかもしれないが。

調べていくうちに分かってきた事は、国内メーカーの古いブランクスに使えそうな感触のモノが多いこと。
海外のブランクスメーカーにスペック的に良さそうなモノがあること。

海外のブランクスメーカーのものは、さすがに触ることが難しいのでテーパーとスペックのみの情報くらいしかなく、購入となると時間と結構な価格になってしまう。


一方、国内メーカーのものはもちろんスピニングだが、これをベイトにしたらと思わせてくれる条件に合いそうなモノが中古市場にあった。






ダイコープレミアブロス1062MH
レギュラースローテーパー、ルアーウェイト18〜56g、ラインMAX25lb


今まで使っていい感触だったベイトロッドに近い感じを受けた。これが合っているのかどうか、使ってみないとわかりませんが、最初はこれで作ってみようと。実はもう一本いい感触のロッドがあったのですが、手が出せないお値段でして…そっちはまたの機会に…



とりあえず、バラしながらガイドセッティングに頭を悩ませ中…

あまり例がないのと、あってもブランクス自体が違えばセッティングも変わる。

継の部分の補強を兼ねたガイドを置くことや、キャスト時の曲がりの頂点など、考えれば考えるほどわからなくなる。

フジのガイドセッティング例を参考に（もちろん10.6fベイトセッティングなど載ってない）8fモデルの1.25倍位を目安にしてまずやってみようと思ってます。

まず一つ、自分なりのデータが集めれればいいな程度に作り上げてみます。