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(後編)ビギナーのためのシーバス釣りの話

皆さんこんにちは!世界をまたにかけた釣行記、略してセカマタ前野慎太郎です!
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(YouTubeで国内外の釣りを紹介しています!良ければチャンネル登録よろしくお願いします!)

セカマタホーム画面
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続きです。

前回の記事を要約すると、ビギナー(初心者)がより多くの魚を釣るようになるために一番大切なことは、なるべく多く釣りに行くこと。

収入やお小遣いが限られる中で高い道具を買って、その分釣りに行けなくなるなら、まずは価格帯の低いモデルや中古で竿を購入して釣りに行くことが上達への近道だ!

ということを書きました。


今回は、具体的にどんなスペックの竿を買えばいいのか。
また、ほとんど知識のないビギナーがまず行くべきであろうポイントを書いていこうと思います。


まずは釣り竿ですが、結論から言います。フツーの釣り竿を買ってください!(爆)

フツーってなんだよ!と思うかもしれませんが、シーバスで最も使用頻度が高いルアーサイズは10㎝前後~14㎝程度だと思います。
ルアーウエイトで言うと14ℊ前後~21ℊ+αですね。

もちろんこれに当てはまらないルアーも多々あります。
ビッグベイトや、逆に小さなルアーも多く見受けられます。

ですがこれらを快適に扱うためにはフツーの竿ではなく、それ相応のパワー帯の竿が必要になります。

例えばビッグベイト用の竿を買ったとして、それで通常サイズのルアーを的確に扱うのはパワーがあり過ぎてやりづらいと思います。

また無理矢理使ったとしても、飛ばない、何をしているのかがわからない、バレる(魚が外れる)といった現象も起こりやすくなります。

結果的に魚とのコンタクト確率は下がりますし、魚が釣れないのであればモチベーションは下がりますよね。
僕が初めに言った釣行日数を増やせ!というのも、要は魚とのコンタクト確率を少しでも増やすためです。
ベイトの種類や季節によってはビッグベイトがハマる日というのはもちろんありますし、釣果も目立ちます。
ですが平均すると圧倒的にフツーのルアーでの釣果が多いです。


何事も基本というのが大切だとは思いますが、ここでの基本はフツーのルアーをフツーに扱うことです。

基本をすっ飛ばしてしまうと、どこかでつまずいた時の引き出しというものが確実に少なくなります。ですので僕は、まず基本をしっかり押さえることをオススメします。


話は脱線しますが、僕もこういうことを言っていると
「魚を釣ることだけが全てじゃない!」

「釣れないからこそ釣れた時の喜びがあるんだ!」

などの意見を頂くことがあります。


ですがこれは
魚を釣る喜びや楽しみを自身の中に見出せている
から言えることなんです。


初心者の方はまだそんなことはわかりません。
釣れた方が楽しいに決まっています。

そんな方に投げにくいタックルを使わせたら、投げる楽しみどころじゃないですよね。
ビッグベイトの竿はビッグベイトが必要だ!と本人が認識してからで十分なのです。


話は戻りますが、シーバスロッドにはL(ライト)ML(ミディアムライト)M(ミディアム)MH(ミディアムヘビー)H(ヘビー)などのパワー表記があり、表記はある程度どのメーカーさんも統一性があります。

ライトに近づくほど柔らかく、ヘビーに近づくほど硬いというイメージです。

ここでの僕のオススメはML(ミディアムライト)M(ミディアム)です。

上記で書いたフツーのルアーに適するのがこのパワー帯です。特に僕はMLをオススメしているのですが、それには理由があります。
基本中の基本ですが、釣り竿は曲がることで力を発揮します。
キャストの時も、釣り竿が曲がって戻るその反発力で飛ばしますし、魚が来たときに相手の引きを吸収するのも、魚を寄せるのも竿の役目です。

シーバスという魚自体の大きさと強さを考えると、90㎝後半でもMクラスもあれば十分なのです。

実際私はシーバスの80㎝以上を少なく見積もっても300本以上は釣っていますが、Mで十分です。

障害物があっても、その障害物に対してよほどディープウェーディングでもしない限り問題ありません。(書いてて楽しくなってきたので、また硬い竿とシーバスについてもそのうち書きますw)

長さは9ft前後なら大丈夫ですが、基本的に飛距離もいる釣りですし、ある程度の長さはあった方がいいので9ft程度でお考え下さい。

メーカーの具体名は避けますが、よほど古い竿でない限り、ML~Mの9ftを満たしていれば問題ないと思います!(10年前の竿でもいいものはたくさんあります!)



最後にポイントですが、もうこれは一択なのですが、明暗です!
明暗とは陰で暗くなっている所と、明るいところの狭間です。

シーバスは河川などの汽水域にも多く存在します。というか、かなりの割合で汽水域の釣りになってくると思います。(純淡水でも生きますし、釣れます。)

河川ですと、どこかに必ず橋が架かっています。その端に街灯がついていれば、橋の下は明暗になります。
なぜ明暗が釣れるのかはいくつか仮説があるのですが、ここではすごくわかりやすくて面白いことを書きますね。


まず夜の暗い一本道に、AさんとBさんがいるとします。
Aさんは道を照らす明るい街灯の下に。
反対にBさんは真っ暗なところにいます。

この場合、Aさんから暗いところにいるBさんは見えませんが、
Bさんから明るいところにいるAさんは丸見えです。


これをAさんがベイト、Bさんがシーバスと置き換えて見てください。

相手から見えない暗いところに潜みながら、明るいところにいるベイトが近づいてきたときに捕食!

一番効率がいいですよね!ですので明暗は必然的にシーバスが集まりやすい傾向にあるのです。

ただし注意事項があります。

それは橋の下でミスキャストをするととても危険だということです。
橋は基本的に道路なので車も通りますし、通行人にルアーが当たると大変です。
釣り禁止にもなりかねません。

ですので、まずはまっすぐ投げる練習や、橋から離れてキャストして、川の流れを利用して明暗に流すなど、とにかく釣りをしない方の迷惑にならないよう努めてください。


もう一つのポイントは地形の変化(ブレイク)です。

海や川はプールのように一定の深さではなく、地形の変化によって急激に浅くなったり深くなったりする場所もあります。
そういうところはシーバスにとって恰好の待ち伏せポイントになります。

ブレイクの探し方はルアーを沈めたり、流れで予測することもある程度は可能ですが、一番確実なのは目で見ることです。
干潮の時に目視できる場所であれば、それを覚えておいて、釣り場に向かって見てください!


最後にぶっちゃけて言いますが、シーバスはパッと行ったくらいで釣れるほど簡単ではありません。

しかし、通うことによって理解していくうちに、徐々に予測が当たるようになったり、数が多く釣れることもあります。
シーバスは沿岸に住む人間にとってはすごく身近な魚であり、カッコいい魚だと思います。
もしこれから始めてみようかなと思う方がおられましたら、どうか頑張って通ってみてください。

たとえ1回目じゃ結果が出なくとも、3回目、5回目と行くうちに必ずチャンスは増えていっているはず!

くじけないことが魚を釣るために一番大切なことだと思います!

前編・後編と二回に渡り長々と書いてしまいましたが、少しでも参考になればと思います。

見てくれてありがとうございました!



最後に。
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