【世界をまたにかけた釣行記(fimo版)】地球の裏側の黒き大河

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皆さんはリオ・ネグロという川をご存知ですか？
リオとはポルトガル語で川。ネグロは同語で黒いという意味です。直訳すると黒い川ですね。
この川は日本から見て地球の裏っ側。南米大陸を流れるかのアマゾン川の一大支流なのです。

私はアマゾンに潜む猛魚を釣るのが好きで、3年連続で南米大陸へおもむき、バックパックを背負って1~2か月ほど旅をしながらアマゾンの色々な川で釣りをしてきました。
その中でも特段印象に残っているのがリオ・ネグロなのです。
この川は写真を見てもらうとわかるように、透明な水ではなく、まるで紅茶のような透き通った紅色をしています。これはタンニンという成分が水に含まれているためらしく、川底に溜まった落ち葉などから出たタンニンが溶け出して、「茶色なのに透明」という不思議な水色を発生させているのです。

この写真はネグロの玄関口とも言われるブラジルの都市マナウスですが、釣りをするのであればそこからさらに上流が望ましいです。飛行機や定期便で行くことができますが、時間のある人におススメなのがハンモック船！

これが絶妙に気持ちいいんですよね！
丸一日何もすることなく、ただハンモックに揺られるなんて実際は中々できません。ゆったりするのも、考え事をするのも、これから始まるワクワクに胸躍らせるのも、なんだって自由なのです。

ハンモックに揺られること1日！僕はバルセロスという街に降り立ちました。

小さな町ですが、ここには世界中からピーコックバスという魚を求めて釣り人が集まる楽園なのです！
お金持ちの集まるバルセロスは当然物価が高く、貧乏旅人の僕は釣り船探しに四苦八苦しましたが、なんとか乗せてくれる船を見つけて釣りに挑戦することができました！

その様子は次回更新しますね！

最後に。
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