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イニシエノ道具ヲ以テ魚ヲ釣ル 壱

ショアからの青物、またはGTなどの大型魚を狙う釣りで使用される道具はスピニングタックルである。
それが当たり前であり、僕もそう思っていた。


ショアから釣るヒラマサ・ショアマサ。トップで狙え、豪快なパワーと根に突っ込むダーティーファイターを制限された足場から釣る高い難易度とスリル、そして釣ったときの達成感に魅せられてしまった。
いろいろ調べてみるとショアからでも10kgOVERのヒラマサが釣られていたり、20kgのGTも上げられている。ほんの数年前まではマグロもショアから釣られていたそうだが、近年の異常気象でマグロは狙うのは難しくなったそうな・・・


本格的にショアからの大型魚を狙う為に、僕はタックルを探していた。淡水~汽水・海まで幅広く釣りを楽しむ僕はそれぞれの釣具を揃えるのに財布との苦戦を強いられる。理想としては、MCワークスのロッドにソルティガと行きたいところだが、嫁の顔色と財布を見る限りではそんな余裕は全くなさそうだった。

主に足場が高く、手前3~5mまで岩礁があるポイントでヒラマサを狙うであろう釣りで、走らせられない状況が多いこと、寄せてから一気に勝負をつけられる事などをポイントとして、とにかく 屈 強 であることを重点に置き探し始めたがなかなか見つからない。加えて僕にとっては初めて足を踏み入れる釣りなので、どれが良いかよくわからないというのもあった。

そこで、知人であるGTを筆頭に海の大物釣りに精通しているMARINE BOXの宮城さんに意見を伺ってみた。できればショアからのキャスティングで20kgのGTが掛かっても獲れる位強い竿、10kgのヒラマサが来ても主導権を奪われない剛竿、それでいて比較的軽めのルアーでもキャストできる竿。そんな僕の我侭な要望にこんな返事が返ってきた。


~一部を抜粋~

 
昔の釣り師のスタイル・・・
10フィートのGT用ベイトロッド・・・
ベイトタックルでのGTフィッシングは いにしえの話 ですが・・・
280グラム カルカッタ400込みでも700グラム・・・
100gのGTルアーを80から100mは遠投出来ます(宮城さんの場合)・・・
 


 
僕が最初に思ったのは・・・エッ、ベイト!?

次に思ったのは・・・い、いにしえ・・・オッオォッッィ、イニシエかぁ、カッチョいい!!


で、即決♪



そして、念願の竿を手にカルカッタ700を装着して思ったこと・・・これ、キャストできるかなぁ(汗)



待ちに待った剛竿を持っての初釣り。竿自体は軽いけど、ティップ部までビンビンに感じる張りとバット部の力強さから屈強なロッドというのが伝わってくる、そこにカルカッタ400か700を装着してヒラマサ捕獲ルアーのガンデウス150F(約60g)を放射した1秒後ズボッ!とミサイル着水w一直線に海に突き刺さった(つまり失敗)。何度かの失敗キャストを繰り返すうちに、竿のどの部分を使って投げたらよいか、ルアー放出時のインパクトのタイミングがわかってきた。そこへ少しの追い風が加わると・・・


ウッヒョ~! 80mは優にブッ飛び♪


こりゃヤバイ道具を手にしちゃったかもしれない、そう思うとワクワクしてきた。

魚をかけたらどんな感じなんだろう、逸る気持ちを他所にデコ3連荘を喰らいつつも、めげずに行った4回目の釣行で・・・

向かい風に苦戦し、バックラッシュにも負けずにキャストを続けると、水面がズバッと切れた。

水面への出方と引きからヒラマサではない鋭く走る魚、ギンガメアジか!?    と、ちょっとショボーンとした瞬間、ブルブルッとした感触と共にスパーン!と水面が割れ銀色に光る魚が空中に躍り出た。テイラー(ブルーフィッシュ)だ!!


引きからしてかなりの良型だが、このタックルではもはや弱いものイジメに近く、即寄せからのブリ抜きで勝負あり。季節外れのテイラーだが、スポーンを終えた様子はなく丸々と太った見事な魚体、長さは 65cm あり自己ベスト大幅更新、YEAH!!(前ベストは53cm)






しかしこの大型の65cmのテイラーですら、ベリーはほとんど曲がらずロッドポテンシャルの30%ほどしか使っていない感じ、早くこの竿をベリー、いやバットから曲げてくれる魚との対面を果たしたいと思うと共に、ドラグやロッドが強いだけに足場確認や体を鍛えておかないと僕が水中に引きずり込まれるかも・・・とちょっと心配になるのであった。

5時間キャストた翌日、腕と肩が筋肉痛になっていた。
向かい風でのキャスト、竿を活かしたファイト、ギンバルの使い方、そして筋力。

イニシエの道具を使いこなすのはまだまだ先になりそうだ・・・


いにしえの竿はMAGGY GARA 宮城さん からのプレゼント♪
一生大切にします、この竿で釣りすぎちゃったらごめんなさいw
  

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