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▼ 初魚にて念願のマグロを手にする事
- ジャンル:釣行記
- (マグロ)
僕が住むブリスベン近海でマグロが釣れる。オーストラリアの釣りガイドブックにそう紹介されていて、僕の脳内釣り劇場の幕があがったのは言うまでもない。
フィッシングガイドはいろいろあるけれどオーストラリアに住んでいるし、どうせ釣るのなら
自分の力でこの魚に挑む!
と決めていた。永住権を取ったあとすぐにボートの免許も取り、5mほどの大きさのボートを借りて夢のマグロへと挑戦したのを今でも覚えている。幸いにもその年がマグロ最盛期の最後の年(4年前)で、なんとか自力でマグロを手にする事ができた。あの時の感動は一生忘れられない。その当時はまさか後に異常気象でマグロを釣るのが難しくなるとは思いもよらず、マグロ玄人には1シーズンに100本以上も釣った者もいて、ボートさえあれば比較的簡単に釣れる魚なのだろうと思っていた。
生活がピーピーwになろうともボートを購入した理由の一つは、あの海の弾丸マグロを釣りたいが為で、購入後は時間が許す限りマグロ狙いに海へ行った。しかし、その年からマグロの回遊量がガクンと減り、たまに見つけれるナブラはスレスレのマグロのみで100m圏内にすら入れさせてもらえなかった。ガソリンをひたすら消費し、一日中ナブラを求めて走り続けるこの釣りは、経済的にとてもよろしくなく、嫁からのヒンシュクを買いまくり、ナブラが全く無い日やあってもシラスや3~6cm程の小さいホワイトベイトを捕食しているマグロに完全に見切られ釣れない状況に打ちひしがれていた。それでも少し時間が経つと、いつかまたマグロを手にしてやる!とメラメラムラムラと来るのであった。
記録的な大雨・洪水でクイーンズランド州中部はほとんど釣りにならない現状態で、ブリスベン周辺も太陽が顔を出す事が稀で、グズグズした天気が数ヶ月まえからずっと続いている。そんな中でもやはり釣りには行きたい訳で、初釣りでは見事にボウズだったけど、今年最初の1匹を釣る為に釣友のK氏と飛びだした。
サラトガの湖へ行く予定だったけど、洪水により 橋水没 で行けず。最近では珍しく落ち着いたウネリだったから淡い思いを込めてマグロを狙いに大海原へとむかった。海はとても穏やかで鳥はまばらに飛んでいるものの安定せず獲物を探している感じだった。気持ちの良い潮風と異常なしの水面をただひたすらボートで走り続けた。マグロはダメでもカツオなら何とかなるだろう、と思っていたがナブラは無く海は平穏そのもの。
心が折れそうになるも、潮や風の動きが変わればベイトが動きナブラが立つ事を期待し、回遊を待ったり、移動を繰り返していると、船首で目を光らせていたK氏がついにナブラを発見。
丸々太った弾丸が水中から空中へと踊り出ている、マグロだ!!
神経質なマグロを驚かさないよう進行方向を読み、ボートを止めた。水面に飛び出しつつ向かってくるマグロ達、ドキがムネムネしてしまう瞬間である。そしてついにキャスティング射程距離内へと入った。
渾身の一投目・・・
ナブラの中ではなく、進行方向の少し手前に落としANCHOVY27gを速巻きすると、ゴッ! とキタ瞬間ガイ~ンとロッドが曲がり、ドラグが悲鳴を上げ始めた。

ヒット!
エネルギー満タンのマグロはひたすら走る、僕もわざと走らせる。60mくらいラインが出て、フッと軽くなった。まさか・・・バレた?と思い一瞬青くなったけど、急いでリーリングすると今度は180℃違う方向へラインが走り始めた。マグロのダッシュ力には恐れ入る。5分ほど経ち、ファーストランのパワーにかげりが見えて来た為、ドラグを若干締め巻きに入るとラインがキンキンという張り詰めた音を出し、横に走れらるとピンピンに張り詰めたPEラインが空気と水を切り裂く。少し巻くとまた一気にラインを出され、思わずドラグが弱すぎるんじゃないかという錯覚に陥る(実際はかなり締めている)。

(ウネリと波でボートが揺れるため正座でファイトw)
少しずつ寄せ、ボート下まで来たは良いがここからが大変だった。真下で円周運動に入ったマグロを上へ寄せるのはひたすら重労働である。ボートを動かすという手もあるけど、さすがにファイトと操船の両立はできず、1.5m巻いて1m出されるという気の長いポンピングを続けた甲斐あり、ついに魚体が見えた。青黒く、シルバーが美しく、あまりの迫力にネットではなくK氏の助けを借りてギャフで一気に勝負をつけた。

115cm、14kg 腰長マグロ(Longtail Tuna) 十数回のボウズ、4年越しの出会い、
そして今年の初魚!!
気分はもう感無量、腕はパンパン、ファイト時間は20分以上も経っていた。

ヒットルアーのANCHOVY27g

マグロの胃袋から出てきたホワイトベイトとヒットルアーのANCHOVY27g、マッチザベイト!!
青物が小さなベイトを捕食している時にお勧めのジグである。ホワイトベイトが豊富なクイーンズランド州では必須ジグである。

どーよこの太り具合!!

そして昼過ぎに来た大雨暴風のストームに巻き込まれ、穏やかだった海はほんの5分で大荒れ。いくどか波を被りつつ死ぬ思いで港へと着きK氏と共に生の素晴らしさをかみ締めたw(写真はストーム前の余裕の時)。やっぱ海は怖いっす。

大海原ではオモチャの様な4.1mのボートから釣るマグロ!! 縦持ちでもう一枚、気分は最高で~す。一匹釣って続くかと思ったけど、結局今日はこのナブラのみでゲームセット!!
1ナブラ1キャスト1マグロ!! ウッヒョ~♪際どい・・・
ナブラ発見から、僕の長いファイト中でも励ましてくれて、最後にギャフまで打ってくれたK氏、ありがとうございました。翌日は腕が筋肉痛でしたよw
クイーンズランド州で釣れるマグロはたいていLongtail Tuna(腰長マグロ)でアベレージ8~10kgで20kgを超えるのもいるが稀である為、ガチガチのマグロタックルではなく、強めのシーバスタックルでスリリングなファイトが楽しめると思う。ライトタックルでのカツオ狙いも楽しいかも。今年はマグロ当り年でありますよーに。
フィッシングガイドはいろいろあるけれどオーストラリアに住んでいるし、どうせ釣るのなら
自分の力でこの魚に挑む!
と決めていた。永住権を取ったあとすぐにボートの免許も取り、5mほどの大きさのボートを借りて夢のマグロへと挑戦したのを今でも覚えている。幸いにもその年がマグロ最盛期の最後の年(4年前)で、なんとか自力でマグロを手にする事ができた。あの時の感動は一生忘れられない。その当時はまさか後に異常気象でマグロを釣るのが難しくなるとは思いもよらず、マグロ玄人には1シーズンに100本以上も釣った者もいて、ボートさえあれば比較的簡単に釣れる魚なのだろうと思っていた。
生活がピーピーwになろうともボートを購入した理由の一つは、あの海の弾丸マグロを釣りたいが為で、購入後は時間が許す限りマグロ狙いに海へ行った。しかし、その年からマグロの回遊量がガクンと減り、たまに見つけれるナブラはスレスレのマグロのみで100m圏内にすら入れさせてもらえなかった。ガソリンをひたすら消費し、一日中ナブラを求めて走り続けるこの釣りは、経済的にとてもよろしくなく、嫁からのヒンシュクを買いまくり、ナブラが全く無い日やあってもシラスや3~6cm程の小さいホワイトベイトを捕食しているマグロに完全に見切られ釣れない状況に打ちひしがれていた。それでも少し時間が経つと、いつかまたマグロを手にしてやる!とメラメラムラムラと来るのであった。
記録的な大雨・洪水でクイーンズランド州中部はほとんど釣りにならない現状態で、ブリスベン周辺も太陽が顔を出す事が稀で、グズグズした天気が数ヶ月まえからずっと続いている。そんな中でもやはり釣りには行きたい訳で、初釣りでは見事にボウズだったけど、今年最初の1匹を釣る為に釣友のK氏と飛びだした。
サラトガの湖へ行く予定だったけど、洪水により 橋水没 で行けず。最近では珍しく落ち着いたウネリだったから淡い思いを込めてマグロを狙いに大海原へとむかった。海はとても穏やかで鳥はまばらに飛んでいるものの安定せず獲物を探している感じだった。気持ちの良い潮風と異常なしの水面をただひたすらボートで走り続けた。マグロはダメでもカツオなら何とかなるだろう、と思っていたがナブラは無く海は平穏そのもの。
心が折れそうになるも、潮や風の動きが変わればベイトが動きナブラが立つ事を期待し、回遊を待ったり、移動を繰り返していると、船首で目を光らせていたK氏がついにナブラを発見。
丸々太った弾丸が水中から空中へと踊り出ている、マグロだ!!
神経質なマグロを驚かさないよう進行方向を読み、ボートを止めた。水面に飛び出しつつ向かってくるマグロ達、ドキがムネムネしてしまう瞬間である。そしてついにキャスティング射程距離内へと入った。
渾身の一投目・・・
ナブラの中ではなく、進行方向の少し手前に落としANCHOVY27gを速巻きすると、ゴッ! とキタ瞬間ガイ~ンとロッドが曲がり、ドラグが悲鳴を上げ始めた。

ヒット!
エネルギー満タンのマグロはひたすら走る、僕もわざと走らせる。60mくらいラインが出て、フッと軽くなった。まさか・・・バレた?と思い一瞬青くなったけど、急いでリーリングすると今度は180℃違う方向へラインが走り始めた。マグロのダッシュ力には恐れ入る。5分ほど経ち、ファーストランのパワーにかげりが見えて来た為、ドラグを若干締め巻きに入るとラインがキンキンという張り詰めた音を出し、横に走れらるとピンピンに張り詰めたPEラインが空気と水を切り裂く。少し巻くとまた一気にラインを出され、思わずドラグが弱すぎるんじゃないかという錯覚に陥る(実際はかなり締めている)。

(ウネリと波でボートが揺れるため正座でファイトw)
少しずつ寄せ、ボート下まで来たは良いがここからが大変だった。真下で円周運動に入ったマグロを上へ寄せるのはひたすら重労働である。ボートを動かすという手もあるけど、さすがにファイトと操船の両立はできず、1.5m巻いて1m出されるという気の長いポンピングを続けた甲斐あり、ついに魚体が見えた。青黒く、シルバーが美しく、あまりの迫力にネットではなくK氏の助けを借りてギャフで一気に勝負をつけた。

115cm、14kg 腰長マグロ(Longtail Tuna) 十数回のボウズ、4年越しの出会い、
そして今年の初魚!!
気分はもう感無量、腕はパンパン、ファイト時間は20分以上も経っていた。

ヒットルアーのANCHOVY27g

マグロの胃袋から出てきたホワイトベイトとヒットルアーのANCHOVY27g、マッチザベイト!!
青物が小さなベイトを捕食している時にお勧めのジグである。ホワイトベイトが豊富なクイーンズランド州では必須ジグである。

どーよこの太り具合!!

そして昼過ぎに来た大雨暴風のストームに巻き込まれ、穏やかだった海はほんの5分で大荒れ。いくどか波を被りつつ死ぬ思いで港へと着きK氏と共に生の素晴らしさをかみ締めたw(写真はストーム前の余裕の時)。やっぱ海は怖いっす。

大海原ではオモチャの様な4.1mのボートから釣るマグロ!! 縦持ちでもう一枚、気分は最高で~す。一匹釣って続くかと思ったけど、結局今日はこのナブラのみでゲームセット!!
1ナブラ1キャスト1マグロ!! ウッヒョ~♪際どい・・・
ナブラ発見から、僕の長いファイト中でも励ましてくれて、最後にギャフまで打ってくれたK氏、ありがとうございました。翌日は腕が筋肉痛でしたよw
クイーンズランド州で釣れるマグロはたいていLongtail Tuna(腰長マグロ)でアベレージ8~10kgで20kgを超えるのもいるが稀である為、ガチガチのマグロタックルではなく、強めのシーバスタックルでスリリングなファイトが楽しめると思う。ライトタックルでのカツオ狙いも楽しいかも。今年はマグロ当り年でありますよーに。
- 2011年1月10日
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