YeeeeeHaaaaa----!!

 

来たぜ、来たぜ、マグロちゃんだ。

 

明らかにサワラと違う爆発系のナブラ、か　ら　の　体モロ見えジャンプ。
 

Jもジグをセットしたタックルを握りしめている。
 

風を読み、船の動きを考えて慎重にアプローチする。
 

エンジンブリバリで行こうもんなら、速攻で消えてしまう神経質なナブラ。
モートンのマグロは、メッチャシャイなのだ。

 

一か所に留まることがほとんどない移動式のナブラ、
しかも、3，4回爆発があってすぐに沈む事が多いのだが、
この日は運よくすぐにナブラが安定し始めた。

 

エンジンを切り、エレキを下ろし、100mからのカウントダウン。

 

90m・・・80m・・・70ｍ・・・よしっ!!　余裕で届く範囲だ!!

 

バシュッと弾き出されたジグは・・・力余ってナブラを若干飛び越えたがｗ、


 

ほぼ着水と同時にヒット!!

グッっとリールハンドルを握りしめ、強烈なファーストランに備える。
ドラグはガチガチ、指でさらに負荷を加える。

それでもマグロはお構いなしにダッシュし、

ジ、ジ――――ッとクロナークが悲鳴を上げ始めた。

50mは行かれる覚悟だったが、MAXドラグが効いたのか、
 

ファーストランは20mくらいで終わり、今度はボートの方向へ泳いでくる。
 

あまりの速さにラインが少し緩んでしまったが、運よくバレなかった。
 

ラインを巻き取ればすでにボートから20mほど・・・

 

思いの他簡単に寄ったから、マグロかな?と一瞬心配したが、




水面にギラリと光ったのは弾丸マグロだった。

 

いつもの旋回運動が始まり、ここからやたら粘るマグロ。

 

ま、でも今日はネットやってくれる人もいるし、

 

Paradox846にはまだ余裕がある。

 

ちょっとしたコツとロッドパワーでグイグイと浮かばせて、

 

余裕の写真ターイム(笑)

 

ボート回りを泳がせて、いろいろとポーズを決めつつ撮ってもらう。

 

数枚撮ったあと、

 

サメ来るかも・・・口切れでバレるかも・・・

 

ちょっと頭に不安がよぎった。

 

今シーズンの一匹目だし、それ以上は遊ばずにササッっとネットインした・・・

 

その瞬間、ポロり。

 

えっ?　

 

やっぱフックが外れた、アブネ～・・・

 

あれ?　軽いし。。。ｗ

 

巻いてみるとなんとも惨めにパカーンと開いたサルカンがプラプラ・・・

うわっ、マジ写真あれ以上撮らなくてよかった(笑)

 

やっぱりサルカンは危ない。


 

僕は普段　カツオ・マグロを始め、10kgを超えるような大物には


 

サルカン　　駄目　　絶対!!　




と口を酸っぱくして釣り仲間に言っていたが・・・

 

この日は自分が完全に忘れていたｗ

 

いくらサルカンに50lb、80lb強度があっても、



針がかかる場所が悪いと、魚の暴れ具合に寄って開いてしまうことがあるのだ。
(ヒットJigはNorthCraftのアンチョビジグ)


 

開いてしまってはもう強度もｸｿもない。
 

まぁでも本当に獲れてよかった。
 

久々に抱いたマグロはずっしりと重かった。

 

天気の良い日には、湖のような水面でこんなマグロが跳ねている。

 

最高の釣り環境に感謝。刺身とヅケがやたら美味かった。

 

マグロ　　サルカン　　駄目　　絶対!!

 

だな、やっぱ。

Tackle Data

Rod: iD Paradox 846(ボートからのナブラ撃ちにメッチャおすすめ）

Reel Handle: Studio Composite

Lure: North Craft Anchovy Jig

 

マグロを釣って感無量の僕たちは、
 

一休みしたあと墨族とのたたかいへとむかったのだった。
 

つづく。。。