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ド平日の夏渓流 大きな魚体との出逢い

  • ジャンル:日記/一般
本日、有給で会社を休めたので

行ってきました!真夏の渓流!

(今日も、長文、駄文で失礼します

天気予報では34℃越えでいい感じの夏日和。

水戸市の自宅を出てサクサクッと山間にクルマを走らせる。

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今日は釣れるのかな?どんな魚との一期一会の出逢いがあるのかな


なんて胸に馳せているとあっという間に渓流域に到着していた。


渓流釣りはウェーディングよりもウェーダーを着用しながら


登山道を歩く時間の方が多いため真夏は非常に辛いものである。


今日は暑い渓流を快適に乗り切る秘策を用意していた。


そう。ウェットウェーディングスタイルだ。

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短パン水着の下に撥水タイツ着てからウェーディングブーツ着用。


真夏の暑い時はあえて濡れる事で快適に釣りが出来るって聞いていたが


どれどれ? 実力はいかほどに? といざ、入水すると、、、
















めちゃめちゃすっずし〜〜〜ぃ!(はぁと)












なによりウェーダーを履いたときみたいに水位を気にしなくても良いのが素晴らしい!


ロッド片手に泳げるしw


<s>小用くらいなら脱がずにそのままいけるし。。。(爆)</s>




というわけで涼しさを味方につけ


おなじみのサーチベイトことDコンパクトでピンスポでカバー下を


バシバシ!っと撃ちながら遡上していく。

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今日もおチビちゃんが連続ヒットで楽しませてくれる♪


おチビちゃんの中には

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尾っぽを食われたものまで。。。


自然界の熾烈な争いを目の当たりにした。


こんな場所の前で私は足を止めた

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どう考えても魚が居着いていそうである。特にツタの下。


しかし、大岩より右のツタ下は最奥までミノーで攻め尽くしたが出ない。。。


ここで大岩右手に小さな流れのヨレが発生しているのを発見。


本当に小さなヨレだが私の偏光グラスTALEXは見逃さなかった。


すかさず、ヨレのちょい上流域にキャストすると


着水と同時にバイト!(むしろ着水の直前に食いついて来た!)


そしてサイズの割に強烈なヘッドシェイク!



久々に渓流ベイトロッドが良い曲がりをしながらいなしていく

素晴らしいロッドの曲線に酔いしれながらランディング。

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良い引きであった。


もうちょいで尺だったが、なにより流れ(ヨレ)を読んで釣った一匹の価値の方が大きい。


ヤマメのパーマークってなんでこんなに美しいのでしょうね。


このヤマメのバイトシーンが脳裏から離れず


このルアーをセレクト!

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渓流トップゲーム!


TTシケイダーをセレクト。


イワナは周辺に生息している昆虫をイミテートしたトップゲームが北海道を中心に盛んであるが


このヤマメが主に生息する沢はどうであろうか。


ちょっと実験。


こんな空気抵抗が大きくて軽い(2g以下)モノもしっかりとロッドに乗せてキャストすれば


バックラ知らずでライナーでスコーン!と飛んで行く。


そういう訳で、カバー下をシケイダーで撃ちドリフトで流しながら溯上を繰り返す。


しかし、いくら活性が高いヤマメも近づいて来て補食する寸前で反転してしまい、バイトに至らず。


その後、ミノーでフォローするとしっかりバイトがあるので


やっぱりヤマメはイワナに比べて臆病なんだろうか。


しかし、この釣りも楽しい。


イワナのいる沢でリベンジしたいと思い、Dコンパクトに戻す。


その後も、着々とミノーにバイトがあり楽しみながら溯上を繰り返す。


どれくらいのヤマメと楽しんだだろうか?


あっという間にツ抜けし数えてもいなかった。


溯上を繰り返し、源流域に近づいて来た。


脇から支流が合流しているポイント。


おまけに深くえぐれており、ブレイクを形成している。


どう考えても、インレット下流側に魚は付いているはず。


Dコンパクトを岩の縁ギリギリにアップでキャストしトゥイッチさせながらリーリングしていく




すると同時に







岩陰から大きな陰が現れてミノーに噛み付いた!








しかし、補食が下手なのか、ミノーをぽろっと放してしまった。。。










再度、同じコースでキャストする。










また、同じ様に岩陰から大きな陰が出るも、ミノーの動きについて行けず。。。











この時、あの大きな陰は普段釣れる様な魚でない事を確信し



しばらく、場を休ませつつ



4lbsのリーダーを6lbsに変更する。




10分くらい経っただろうか






そして、ベイトリールのマグネットブレーキを少し緩めて


先程より5mくらい上流までロングキャストする


同時に、連続トゥイッチで同じコースを魅せながら流して行く



先ほどのバイトゾーンにミノーが入ると同時に














食った!







すかさず、追い合わせ!


今度はミノーのシングルフックがガッツリとフッキングしたようだ。。。















と、同時に大きな魚体の陰は上流に全力で登っていく!







それに逆らう様に、ベイトリールのドラグが大きな唸りを上げながら追従していく



10mほど上流に走った後



今度は全力で下流に走り出す!



その大きな陰は流れを味方につけ



私の立ち位置である流れの中に孤立した大岩を越え



スピードを上げながら下流を目指している



あまり下流に行ったら、下流側にある流木に巻かれてブレイクしてしまう



ここで、ベイトリールのスタードラグに指を掛け



4〜5ノッチほど締めて流れに負けないように耐える



幸運な事にここで観念したかと思った矢先




自分の立ち位置に向かって登って来た




急いでラインスラッグを処理しながら




ランディング準備に取りかかろうとするが




今日は身軽さを重視してネットを持って来ていない




しかも、今立ってるのは流れの中に孤立した岩の上




ハンドランディングしか手は無さそうだと考えていると




その魚体はまたしても私を通りすぎ、上流を目指し始めた




が、先ほど強めたドラグをジリジリと出しながら




上流にある岩の陰に入っていった。。。





PEラインがチリチリと岩に擦れる嫌な感じの音が




グリップで増幅して聞こえる。




今日のPEラインはラパラ ラピノヴァ 0.4号。




これは無理は出来ない。




大きなカケで、ベイトリールのスプールに手を当て




岩陰の奥に行く前にバッドに力を乗せ




ズルズルと岩陰から引っぱり出す。




必死に抵抗するも、バットパワーには根負けして岩陰から引きはがすことが出来た。




あとは、ランディングに夢中でどうやってランディングしたかは覚えていないが




激しいテイルウォークを必死にしていた姿は鮮明に覚えている。






ようやく、大きな陰の正体が明らかとなった。。。






















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大イワナ 38センチ であった。

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この風格の格好良さ
(この掛かり方はいつバレてもおかしくないですね)

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ランディング後に今起こった事が理解出来ずに頭がぼーっとしながら夢中で写真を撮ったが


なぜか手足がガクガクと震えてしまった。


そしてデジカメにはボツ写真が多かった。


一丁前の大人を身震いさせる程の魚が


のびのびと育っている環境に感謝。


これからもこの調子で立派な大きさになることを願いリリース。


この後は、ポツポツとやる気のあるヤマメを釣るも


このイワナの事で十分満足になり早々と退渓。



帰宅後、今日一日良い仕事をしてくれたベイトリールと

同じ色のビールで乾杯。
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妻からはどうしてさっきからずっとニヤニヤしているのか

と質問されるが、あまり釣りの話に興味はないようだ。

そして、程よく疲れた体にビールが早く染み込み

大イワナの夢を見ながらうたた寝していた所を

風邪引くぞ〜と妻に起こされた。

「あぁ、夢じゃなかったんだ」







おしまい















 

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