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ショータ・ジェンキンスです。 ようやくfimoの触り方を理解してきました。 皆様よろしくお願い致します。

イギリスザリガニ

僕の釣り人生の一番初めの釣りは、きっとザリガニ釣りだったと思う。ちょこっと都会から田舎に引っ越たとき、近所に『チュウウラ』という場所があった。後にそこが中学校の裏だから中裏=チュウウラということが発覚した。

立派なドブ川であるチュウウラには、あの頃の僕が想像出来ない様な魚やエビ、ザリガニ達がいっぱいいて、いきなり僕を野生に目覚めさせた原点に違いない。残念ながら今は整備されて生命感はあまりない。って行っても最後に見たのは7年ぐらい前ですけど、、、。

その頃の標的はなんと言っても『まっかちん』、ザリガニのでかくて赤い、むしろ赤を通り越してから黒になった様な淡水ロブスターみたいなモンスター。実はこのまっかちんはもともとはアメリカ原産の文字通りアメリカザリガニで、僕が子供のころには周辺には残念ながらニホンザリガニは全くいなかった。なので小ぶりの茶色いアメリカザリガニを釣る度に、みんなでいちびって『ニホンザリガニの可能性があるぞ!』なんて言っていたものだった。そしてまっかちんを釣るためには時に残酷にならなくてはならず、こぶりのザリガニをその場で剥き身にして、それを餌に釣るのだった。

ちなみにザリガニの肉の繊維は太めで、これがタナゴ針に刺すバッチリのサイズ。ヨシノボリ、クチボソ、タナゴ、たまにドジョウ。フナやコイの赤ちゃんだけでなく、金魚が釣れたこともあった。そういえばあの頃は滅多にそこではバスやギルは釣れなかったなぁ。カメを狙う時もザリガニは必須だ。

いや何が報告したかったかと言うと、先日師匠とロンドンカナルでパイク釣りをしているときにザリガニの死体を発見した。正確には前日に師匠が見つけていてものを、実際に水から上げて確認してみた。こういうところに目がいくところもさすがだが、スピナーベイトでザリガニの死体を釣り上げるのも初めて見た。ゲーリープロシリーズは思わぬところでも実力を存分に発揮している。


ひょっとしたら生きている時は少し違う色かも

調べてみると、これはヨーロッパの大陸原産のザリガニで、もともとは食用だったようだ。ようするに日本のアメザリと一緒で外来種。でも日本の場合は、もともとウシガエルの餌用だったとも聞いたけどどうなんだろう。名前はナロウクロウドクレイフィッシュ、直訳するとハサミが細いザリガニ。クレイフィッシュは、こっちでは普通にサラダやサンドイッチに入っている。なのでイギリスザリガニという言葉は残念ながら存在しないので、ヨーロッパコツメザリガニとでも、勝手に和名を付けてしまおうと思います。

捕食の下手くそなカナルのパイク達がこのザリガニ達を食べていない訳がないので、またひとつパイクフィッシングのヒントを垣間見た気がします。例えばイギリス人がそろって、真冬にサバやイワシを餌にデッドベイトフィッシングをしている横で、敢えて僕はエビを使ってみるとかね。夏の間、正直底を意識してパイクを狙ったことはあまりなかったけど(実際はウィードがあって狙えない場所がほとんど)、これはこれで結構興味深い発見。

そして何よりまた僕の頭にチュウウラの存在を思い出させてくれたこのヨーロッパコツメザリガニ。いつか生きたまま捕獲して家で飼ってみたくなる肉厚なフォルム。思わぬところで原点回帰、少年時代のエネルギーを取り戻した瞬間の僕は結構手ごわいので、天気がちょっと良くないですが、カナルの魚達にその恐ろしさを教えてやりますよ。とりあえず本格的な冬が来る前に、良い魚を1匹上げたいところです。応援よろしくです。

ではまた。
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