こうして自分のシーバス釣りが始まった

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自分がシーバスのルアー釣りを始めたのは90年代後半の頃

当時は中学生で部活が休みの時は1人で朝暗いうちから自転車を40分ほど漕いで海へ行きアオイソメをちょい投げしてアナゴやカレイ、セイゴなんかを釣っていた(あんまり釣れてた記憶はないが)

そんな中、きっかけは何だったか覚えてないが当時流行っていたブラックバス釣りをやりたくなり、だが近くにバスがいるような場所はないため父親に車で連れて行ってもらうしかなく、やりたくても頻繁には行けなかった。

でもルアーで魚を釣りたい。何かないかと思っていたら、身近な海にもいる鱸をルアーで釣るというのを知り一気に興味が出てきた

そして村越正海さんの「初めての海のルアー釣り」という本を買ってきた事はよく覚えている
この本がシーバスフィッシングの世界に入り込む引き金になったから
何度も何度も読んで妄想を膨らませていた
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始めはまだ中学生なのでお金もなく2.7mの万能ちょい投げ竿にワゴンで売ってるような安いリールを付け、当時上州屋で安く売ってたラパラCD9とラトリンラップを持ってやはり朝4時頃から自転車で河口へ向かう

しかしこれが全く釣れない

部活も忙しかったので行けるのが月に1〜2回ほどだったが2年ぐらい1匹も釣れなかった

今のように簡単に情報が入る時代でもないし今思えば何も考えず行ける時に行ける場所に行って適当に投げまくるだけなのでそりゃ釣れないよねという感じだが、釣れないのは悔しいけどそこで投げてるだけで楽しく、次は釣れるんじゃないかとワクワクしながら毎回行っていた気がする

初めて明確な当たりがあった時はすぐにバレてしまったがそれだけですごく興奮した

そして高校生になり部活も忙しく更に行く回数は減っていたがルアーフィッシング情報、通称ルアジョウという釣り雑誌を毎月買って読みあさり(当時海のルアーやってた人は皆さんご存知のはず)(1回巻末ハガキで送る読者プレゼントに当たったことがある笑)知識を蓄えつつ、とうとう真冬の時期、入試で学校も部活も休みになった日、北風爆風の真昼に海へ行きついに初めて鱸を釣り上げた

なんと初シーバスは80センチのランカーサイズでルアーはスミスのサラナ110イワシカラー

必死にハンドランディングして持ち上げた瞬間よっしゃーと叫んだ事
気付いたら親指がガサガサになっていた事
ビニール紐で自転車のハンドルに新巻鮭のようにぶら下げて持って帰ってきた事
自分がルアーで釣った記念すべき初シーバスは母親が料理してくれたが湾奥ランカーシーバスは金属のような化学系の味がして全然美味しくなかった事
その時の記憶は今でもはっきりと残っている

やはり最初の1匹の衝撃や感動は唯一無二である

その後しばらく離れた時期もあったが、なんとなく続いて、と言っても他の用事もない時に「久々に行くか」ぐらいの優先順位の低さで、色々な趣味の内のひとつという感覚だったのだが

4年前の年末年始にたまたま自由な時間が数日あり、連日シーバスとメバルを釣りに行ってから何故かスイッチが入り、そこから一気に釣行頻度が上がり仕事後でも休日でも暇さえあれば釣りに行く状態になり現在に至る

こんなに面白い遊びもはや辞め時がわからない

そして形は変わりながらかもしれないがこの先もずっと続けていくんだろう

ずっと続けていける環境であってほしいですね!

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