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▼ カナダ釣旅記⑦ ~次の舞台へ~
- ジャンル:日記/一般
まだ、夜が明けきらない早朝に目を覚ます。
身支度を整え、イカしたキャデに別れを告げてから宿を出た。
ちょっぴり頭を出した朝日にあくびをしながら車を走らせる。

カナダ釣旅の前半戦最終日。
ラストはボウリバー本流に潜むビックなトラウトを追う。
途中、ティムで暖かいコーヒーを買ってから、河へ向かう。
少し走ってポイントへ到着。
今日のポイントはこれまで攻めてきた中で、最も下流に位置するエリアだ。
全体的な雰囲気は、バンフなどの針葉樹林とメープルが群生するような森林帯ではなく、荒涼とした丘と少しの木々が河辺に点在するような場所だ。
下流域とあって河幅は広い。
隊長を先頭に、ワイルドベリーの実る河辺を突き進む。

気になるピンをテンポ良く撃っていく。
すると、釣りを始めてから30分ほどで隊長、RYUくんにファーストヒット。


40cmアップの筋肉質な一匹をキャッチ。
その後も釣り進む。
一見、変化に乏しいような河にある希少な障害物。
そんな小さなエリアを見つけたのは、RYUくんがあの一匹を釣ってからすぐのこと。
岸際にぶつかった流れが、河の横と下の面を掘り、適度な水深を生み出している。
そこに朽ち果て倒れた木々が絡んでいて、見るからに一級ポイントであると言える。

ストラクチャー際をきっちりと攻めきることを意識してキャストを繰り返す。
答えは早くにでた。
ドスンと衝撃が手元に伝わった直後、力を入れた手が動かない。
90度近くまで曲がった竿。
ラインは極めてタイトで、その先でうごめく魚は太く大きい。
一瞬、浮上して見せた魚体は鮮やかな紅紫色を輝かせ、深みに戻る時にあおぐ尾ビレは、団扇のそれだ。
目測で60アップといったところか。
ラインの限界を心配しながら、魚をストラクチャーから剥がしにかかる。
しかし、速く重い流れが魚に味方して、一向に魚は浮いてこない。
そうこうしているうちに、魚がグワリと身を反した。
その瞬間、ラインの緊張は解け、手元に伸びたハリの付いたルアーだけが返ってきた。
NZの時もそうであったが、ここにきてまたしても60アップのレインボーの壁を越えることは叶わなかった。
また、このサイズのワイルドレインボーに巡り合える日は来るのか…。
絶望とまではいかぬものの、7:3で嫌悪感と期待感が心に残った。
そんな中、RYUくんはしっかりと同サイズをキャッチ。

素晴らしい!
そして、羨ましい!笑
今日はRYUくんの一人勝ち。
全てのポイントを撃ち終え、ベースキャンプであるカルガリー市内へ向かった。
そういえば、この日は珍しい生き物を何種類か目にした。

ミンク?

ペリカン

イワツバメ?
市内に戻ったのが夕方少し前か。
最後の一流しということで、RYUくんに案内してもらい、何とか一匹キャッチ。

前半戦はこれにて終了。
翌日、早朝の飛行機でバンクーバーへ行き、今釣旅のもう一人の同志と合流。
4人の同志と共にスチールヘッドとサーモンを追う。
前半戦の感想を短く述べるなら、満足であると言えよう。
何より、夢にまで見たブルトラウトとの出会いは、心の中のキャンバスを色鮮やかに輝かせた最高の思い出だ。
あの、言葉では筆舌し難い達成感とも充実感とも言える満ち高まる気持ちは旅する者の特権だ。
後半戦も、光り溢れる色彩の破片に心を躍らせたい。

つづく。
- 2015年1月3日
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