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▼ カナダ釣旅記⑥ ~荒涼の地にある川へ~
- ジャンル:日記/一般
もはや定時となった5時にセットしたアラームがなる。
あの無理やり起こされた時の絶望感はたまらないが、それ以上に楽しいことが待っているんだからしかたがない。
宿のチェックアウトを済ませ、眠い目を擦りながら車へと乗り込む。
クローズネストリバーへ。

気温は8度。

窓から流れてくる冷たい風に眠気を覚ませてもらいながら少し走ってティムホートンにピットイン。

今日アプローチするポイントの確認とエネルギー補給をしたところで再び車へ。
ティムホートンから1時間ほど走ったところで川に出た。

カラスの巣の川こと、クローズネストリバーだ。
とは言え、別にカラスが多いという訳ではない。
今日一日この川で竿を振る予定だ。
入川ポイントを探してエントリー。
川の様子は日本の渓流相と趣きが似ていて、こちらとしては勝手も分かり攻めやすそう。

前半は小型ばかりであったが魚影はすこぶる濃く、三人でサクサク釣り進みながらさらに上の流域を目指す。


少しすると樹林帯を抜けた。
両サイドはがれ場の斜面になっていて、木々も少ない。
これもまた、カナダらしい風景と言えばそうだ。

手前にうっぴー、対岸にRYUくん。
このプールでは小さいのが皆に数匹ずつ。
時折、足元に目を配るとこんな足跡がチラホラと。

これ、見つけちゃうと思わず皆で執拗に鈴鳴らしちゃうよね笑
けれど、それと同時に自分たちがこの領域の頂点ではないことに気づかされ、雄大な自然に対する畏怖を抱くことも確かだ。
こういった一コマ一コマから学び、感じることは後のあらゆる場面で活き、人生をより豊かなものにする。
“境界線”上で遊ぶことは至高(思考、と書いてもいい)の楽しみであり、スリル、冒険、驚き、感動、ハプニングに満ち溢れているからだ。
国境無き釣師団のメンバーは皆、それを各々で理解していて、「そんな環境の中に身を置くこと」に喜びを感じる集団であり、
ボンバダTERUさんの言葉を借りるならば、「我々はジェダイでありフォースを信じる者」なのです。
話を戻します。
プールを過ぎると、のっぺりとした開きに出た。
何の変哲もないように見えるが、ここで予想外の良型連発となる。
ルアーを知らない無垢な魚たちが水面下で踊る。





釣れるのはカットスロートとレインボーのハイブリットである、カットボー。
平均サイズ40cm超えで力強い引きと見事なジャンプを見せてくれた。
良型連発の後は、最後の折り返し地点でうっぴーが綺麗なブルックを釣って川を下った。

引き返した理由だが、決して先に進めないような物理的な障害があった訳ではなかった。
ただ、今まで釣りをしてきたフィールドの雰囲気とは何か違うような、もやもやの中に紛れた危険がその先に見えたような気がしたから。
それは三人とも感じたことであった。
もしかしたら、その一歩先が目では見えぬ“あの線”であったのかもしれない。
…なんて♪
釣りを終え、この日の夜も安宿探し。
夜ご飯は、何時もお世話になっているティム・ホートンでティム飯。

そうそう、この日の朝は警察にもお世話になったんだ。
理由は速度超過。
でも、おまわりさん優しくて?見逃してくれた笑
何キロ超過であったかは、我々とおまわりさんだけの秘密ということで笑
で、なんとなんと、偶然にも夜ご飯で寄ったティム・ホートンで再会するという奇跡。爆
旅っていろいろなことがあるから止められないよね爆
その後、イカしたキャデが印象的だった宿にチェックイン。

一日一日があっという間で、明日はカナダ釣旅の前半戦最終日。
カルガリーでのトラウト編を終えて後半戦はバンクーバー島でのサーモン編だ。
狙うはキングーサーモンとスチールヘッド。
バンクーバー島ではどんな至高の楽しみが待っていることか。
明日、悔いの残らない格別の一匹と出会うことを夢見て、夜は更けていった。

つづく。
- 2014年12月2日
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