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▼ tatezo語録.5 メケメケテスト
- ジャンル:日記/一般
- (ミラクルワークス)

私、ミラクルワークスのマニアです。
ミラクルワークスの復活を目指してます♪
マニアのマニアックな(特に今回は本当にマニアック)釣りログですので興味の無いかたはスルーでお願いいたします♪
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【月見で一杯のメニュー】
http://www.fimosw.com/u/mekeham/fxea4wgkm8n78v
前回の前振り通りメケメケを語りたいと思います。
【ミラクルワークス メケメケ】より
http://www.fimosw.com/u/mekeham/fxea4wg4w65gpg
まずはこちら。

思案橋さんが自宅で発掘した【実戦!シーバス攻略テクニック】より
「シーバスは真っ直ぐ泳いでいるベイトを食うわけがない」と思いトリッキーなダートアクションのフローティングジャークベイトを作っていたとのこと。
ボー引きで泳がないルアーを泳ぐようにして欲しいというリクエスト!?の中で試行錯誤の中で出来たのが「メケメケ」である。
そしてこちら。

ソルストの2004年2月号より。
シイラ狙いのジャーキングベイトとしてリトリーブ抵抗が少なくダート幅が広い形を探っていたと。
その後に当時ジャークベイトに近いミロルアーとかのシンキングのジャークベイトがあったんだけどライントラブルが多かったのでフローティングで横へのスライドが出せるルアーを目指したと。
ミロルアーのジャークベイト。
多分52Mかその辺のリップレスのジャークベイトからボー引きで泳がないルアーを解消するようにリップの角度をつけていったと考えるとリップありきで発達していったラパラの系譜からは外れて進化したととれるのです。(違っていたらスミマセン)
そう考えるとジャークベイトからメケメケのデザインまでたどり着いたとしたら思い入れも半端が無いものだったとわかります。
そしてメケメケのプラスチック版へのテスト。
tatezo語録です。
http://www.interq.or.jp/fishing/miracle/meke-test.htm
Mekemeke-9cm production modelテスト状況
2000年8月
初夏に完成したプロトタイプはデザイン的にも気に入らず
ボディ上部の補強壁が厚すぎた為に浮力が少なく安定性が悪かった
しかしダート幅は広く、ジャークにおけるトリッキーな動きはウッドに勝るとも劣らない
シロモノであったが全国発売を考えると状況によっては使用不可能な事も考えられた為
とりあえず、新たな方法でダートを求める事にした。
もちろん実釣テストでは、季節柄シイラ・カツオとはいえ
ジャーキングジャンキーの私が使うのであるから釣れない訳はなく
かなり良く釣れたが・・・・・・
重心を若干下げて、ラインタイイングアイを上に上げてダートを誘発するべく
次ぎのプロトタイプの製作に取りかかる事に決定!
2000年10月
10月20日ようやく完成した最新のプロトタイプを持って千葉へ釣行
あいにくテストには向かない暴風雨の中、PM8:00キャスト開始

久しぶりのスモールルアーに最初はかなり、とまどいながら風速15m程度の風と闘う
ふだんは、鏡のように静かな水面も強い北西風のおかげで白波が途切れる事がない。
1番試してみたかったダート幅についてはこの日は無理である事はすぐに理解できたので
飛行姿勢や耐久テストを兼ねて延々とキャストしまくる。
普段私はこのような状態でセレクトするルアーはドカポップ12cm~14cm・
ハンマー15cm~18cmがメインでTOPを諦め水面直下で食わせる時はメケメケ発泡13cmに頼る事が多いのだが
テストとはいえ、この風雨の中メケメケ9cmを投げ続ける私は、時折頼りなく感じて来てテストを中断 して
「ハンマー投げたい」という衝動に襲われ数投のつもりが、本気モードに突入して結局ストラク チャーに
根がかりさせてロストさせるまでテストを忘れてしまっていた。
リーダーシステムを組みながら冷静さを取り戻し、状況の把握が出来た私はあまり潮が動かない事の
原因が北西風にあるとやっと気ずいて、逆に北西風に有利な上げ始めに狙いを定めて朝まで仮眠をとる事 にした。
先週友人が人魂(ひとだま)を見た現場だったので尚更粘りたくなかったのかも
強風下において気ずいた事は、やはり重心移動は強い!良く飛ぶであった。
メケメケ9cmは固定重心のハンマー13cmより安定して飛んでいた。
あたりまえの事だが、普段遠投の必要の無い状況化でやっている私にとっては懐かしい発見だった
朝の上げ始めにポイントを覗くと、案の定下げ潮で落ちきらなかったベイトがストラクチャー周辺に
ウジャウジャ溜まっていた。本命ポイントを後に取っておいて、すこし離れた所でスイミングテスト
薄明るい中、湘南 市川カラーイエローに塗られたボディーは視認性に優れ
ジャークやトィッチにルアーがどう反応するのか良く確認出来た。
想像していたよりダート幅が狭く、安定の良い使いやすいルアーである
(非常に使っていてつまらないルアーでアングラーのテクニックを必要としない幼稚なアクションとも言う)
このまま発売すれば間違い無く売れるだろうと確信した。
さて本命ポイントに戻りストラクチャーギリギリにキャスト
しばしドリフトさせてジャークを入れるといきなりバイト(バシャバシャ!)
アワセを入れようとするが、風でかなり糸ふけが出ていたので、ワンテンポ遅れてフックアウト!
少し様子を見ていると先ほどのストラクチャーにまたスズキが付いた様子
(同じ魚かどうかまでは解らないが、最近は熟知しているストラクチャーに限ってスズキが付くと解るよ うになった)
今度は慎重に糸ふけを出さないようにサミングしながらリーチキャスト
しばしドリフトさせて捕食ポイントの少し手前でジャーク
「ゴン!」思った通りバイトがあり、すかさず電撃フッキング3発
ファイト中に(これは写真を撮っておこうかな?)と思い珍しく慎重にファイト
上がって来たのは叉長84cmで5kgのおデブちゃん!?

最新プロトタイプのテスト初日に叉長84cmは幸先の良いスタートだったが
ルアーのアクションについてはまだ考えなおさなければならないようだった。
今回はいわゆるピンポイントゲームであった為、特別メケメケ9cmでなくても
13cm発泡でも取れた魚だったと思う。
メケメケ9cmは私が今まで淡水・海水・魚種問わず1番多くの魚を釣っているルアーの一つでもあるの で
発売は慎重に考えたい。次回はもっとメジャーなポイントで回遊待ち(私の1番苦手な・・・)
にてテストしてみたい。

10月22日多摩川河口
比較的波の穏やかな場所でメジャーポイントの回遊待ちでテストしてみたくなったの で、
スキッド&アシッドのヒデさんと釣行、潮の動かないうちからスイムテストをかねて 上流部へ
1時間ほどやってみたもののアタリすらない、泳ぎの方は前回の強風下において感じ た
バランスが良すぎるのでは?という部分を重点にチェックしたが
意外に平水面で良く見るとなかなかバランスが悪くてGOOD(なんのこっ ちゃ!!)
ただ、やはり重心移動の宿命なのか、着水直後のワンアクションにストレスを感じ た。
このままのアクションで発売して、自分がもっとも好むトリッキーなタイプを
チューニングモデルとして売り出した方が、色々なシュチエーションを考えた場合親切ではないだろうか?
後に河口部に移動してベストポジションと思われる場所に立ち込むと
数投目にして早くもヒット
しかしアワセを入れるタイミングが掴めないほどテンションがかからない
ラインテンションを保つ為にグリグリリールを巻きつづけると
ナント!カワイイ35cm。ロッドにぶら下げたまま魚を運んで写真をパチリ!

その後少し粘ってもう1度私のルアーにヒット
またしても数秒でランディングされたのは先ほどよりは大きい叉長49cm


やってしまいました~恥ずかしなが ら・・・49cm
その後同行のヒデさんのメケ9cmプロトにもヒット!
サイズは忘れたけど55cm位だったかな

スキッド&アシッドのヒデさん
その後にもまたヒデさんに同サイズが出て本日のテスト終了!
次回は、もうすこし、着水直後の立ち上がりを確実なものにして
ラインタイイングアイを少し下げて重心位置を少し上げてみて
今回のプロトタイプと比較しながらテストすることにしよう!
また新しいプロトタイプが出来上がって来るまで、
しばらく、私は自分の釣りにもどれます。とりあえず一息
フライでもやりに行くかな?
おまけ

ウイッス!フライでやりました~って、ちっちゃいけど叉長74cm
11月1日 東京湾ボート木更津周辺
昨日上がって来た最新プロトタイプを持ち込んでのボートフィシング
今回は、ロッドブランクの設計者Tさんのご招待にて乗船
メンバーはTさん私とスキッド&アシッドのメンバーの、てる・ヒデさんの4人
特にテストをするつもりも無かったのだが、てるが手伝ってくれると言う事で
少しやって見る事に・・・・
最初はみんな好きなルアーをチョイスして釣りはじめたんだけど
ポツポツ釣れてたのが、何故かメケメケ9cmが爆釣し始めて
みんな徐々にルアーを交換し始める。
気が付くと全員メケメケ9cmをキャストし続けて
怒涛の爆釣りモードに突入~
終わってみるとバルサのメケメケ9cmもプロトの9cmも変わりなく良く釣れ
全員で120匹位の釣果となった。


テストの結果、重心位置を上に上げたタイプはイマイチ使いづらく
重心位置を変えずにタイイングアイを少し下げてセットしたものが
ダートも素晴らしく、アクションも文句無しだった。
ただ大型リールでの超ファーストリトリーブにはダートしすぎて
水面から飛び出す事もあった。
当初は不可能と思われたバルサ製メケメケのダートアクションを
とうとう樹脂製のメケメケで出せるようになった
ここまでくれば、あとはダート幅をどの程度に設定するか
超ファーストリトリーブに対応させるかといった問題だけなので
色々なシュチエーションの中から答えを見つけ出すだけだろう
完成は近い!?
Mekemeke-Mekemeke-9cm production model開発コンセプト
TOP BACK
http://www.interq.or.jp/fishing/miracle/mekemeke.htm
Mekemeke-9cm production model

1994年一般発売以来多くのアングラーに支持されてきました。
ミラクルワークスの代表的アイテムの一つ メケメケにプラスティックによるプロダクションモデルを追加します。
発売予定 2000年12月~2001年3月
バルサウッドによるメケメケ9cmの実績はすでに多くのフィールドにて実証済み!
バルサハンドメイド利点は数多く、その素材独自のアクションは根強いファンも多い。
ただその作業行程の多さゆえに、ハンドメイドはもちろんのこと
NC加工機を使った量産品でさえメイドインジャパンではどうしても販売価格が高くなってしまう。
ABS樹脂等を使ってバルサ製のアクションを再現できるのか?
一般のアングラーが良くルアーに求める、泳ぎ出しの良さ、
使いやすさ程度の次元であれば当然可能と思われる。
しかし単純にバルサ製のルアーを樹脂製にするだけでは、
バルサ製ルアーの持つ優れた特性は模写出来るものではないだろう
ラパラが未だに多くのファンが根強いファンに支持され続けている事もその一つの現れではないか、
発泡ウレタンであればバルサ製ルアーより優れた物も製作出来るかもしれないが
この発泡ウレタンも実は生産単価が高くウッド製の量産品とさして変らない現状だ
ではミラクルワークスは、樹脂製のプロダクションモデルに何を求めるのか
あえてバルサ製をそのまま樹脂製にしたプライスダウンモデルとしてだけではなく。
樹脂製モデルの長所バラツキの無さ・短所浮力の無さを利用して高次元にチューンアップされた
新しいメケメケを目指しました。
身近になった価格と共に、より実践での心強い一つのルアーとして
広く長くアングラーに使っていただく為に・・・・・・
ミラクルワークス チーフデザイナー 増田 聡
最近のテスト状況11/6
TOP】
あまりにも有名な(有名だよね?)メケメケのプラスチック版への開発秘話のページ。
ダートの幅とジャークにおけるトリッキーな動き、泳ぎはバランスを良くしない!といったことにこだわっていることがわかる。
ただ巻きでは使えないですね。
【想像していたよりダート幅が狭く、安定の良い使いやすいルアーである
(非常に使っていてつまらないルアーでアングラーのテクニックを必要としない幼稚なアクションとも言う)
このまま発売すれば間違い無く売れるだろうと確信した。】
私たちアングラーはtatezo氏から挑発され挑戦されているのである。
ミラクルワークス関係者様、コピペお許し下さい。
スキッド&アシッド〈ヒデさん〉様、写真掲載スミマセン。
問題があるようでしたら削除致します。

- 2014年11月2日
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