いよいよ初釣りの時が来た。前回のようなズルい手はもう使えない。
だが、今日はイケるでしょう。
なんたって復活した博愛川でのクララ釣行だからね。
天気は晴れ。
しかも日中の最高気温は20℃を超えるらしい。
クララ釣りにとり、厳しい1月でもこの条件なら捕れる！
先日、ルーサーさんがその博愛川で結果をだした。
電話でクララが多いと言っていたのはこの辺りか？

足元の草の状態からするに、コレより先は人が踏み込んでなさそうだ。

しかし、風が当たってる。
まったく、ボイルがねぇな。
風が止めばボイルも出るだろう。
クララは何故か水面が波立ってると
息を吸いにあがってこない。
しばらくすると風が止み、ボイルが見え始めたんだが、

このチャンスに対岸で漁をする輩が！
このポイントはこれでオシャカだ。
なんの抵抗もできない、負け犬気分でポイントを移動。

着いて来るんじゃねぇ！
広東語が話せるのなら警察に電話するのに。
此処の魚をテメェで食って、
痛い目に合えば良いのにと、呪うしか出来ない。
漁も終わり、日が傾き始めた頃、
釣れそうな匂いがプンプンしてきた。
ならばメガネ型ムービーカメラのスイッチオン！

オラ、出たぞ！しかもデカい。

ジャンプしやがった。
チョッとコレまでに味わった事のない抵抗。
それを捌ききれず、バレた。

フックには問題なかった。なんでバレた？
そうこうしてると、
懐かしの香港ローカルアングラー、リーダー登場。
事前に連絡を取って、久々に此処で合う事にしたんだ。
2人で撃ちまくり、何度もバラして、暗くなるまで遊んだ。
2人とも競うように最初の1匹を狙ったが、どちらも坊主。
久々の対戦はドローに終わった。
せっかくなんで、リーダーの彼女も連れて晩御飯。

「前の彼女と違うって」言っちゃダメ。
野外で鍋を突きながら、情報交換。
使えそうな情報から、胡散臭い物まで、
お互いに長い時間、語り合った。
時計を見ると22時。
いい時間なので会計をして解散するか。
まぁ、久々に有った事だし、
リーダーはまだボクの半分位しか生きてない若造なので、
ボクの奢りだ。
しかし、レシートを見ると足が出た。
ほぼ割り勘に近い額をリーダーにも払わせる羽目に。
初釣りは坊主。
再会は割り勘。
なんか良くない流れですぞ。