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NLⅠの設計 (その2)

  • ジャンル:日記/一般

デザイングループ・マツケンです。

ボヤキについて色々とコメントいただき有難う御座いました。

前回は飛距離の要素でなぜNLⅠ不細工なのかエクステリア(外観)の空力特性や考え方をボヤキました。

では飛距離優先単純比重上げれば良いルアーとして成り立つのか・・・。

答えは、はいでもあり、いいえでもあります。

ルアーは飛距離と同時に着水後はリトリーブやジャーク、又は水流等のラインを介した入力により運動を起こし魚を誘う動きに転換します。

狙う魚種、シュチエーションにより目的を持った最適な比重に調整、また入力に対して水中運動を起さなければなりません。

今度は空気中で無く水中ですよ・・・。ありえねーけどありえます。

ですので、素早く沈んで欲しいメタルジグのような高比重金属~キビキビ動いて欲しいバルサ材などの軽比重素材、ありとあらゆるルアーが店頭に並んでいるのです。

流体力学で考えると空中と水中、粘性の違う状態の中で行って来ますケツから空気中、ただいまから水中ですよ、そんな物は空想の中やアニメなんかに出てくる何とか戦艦とかサンダーバードくらいでしょ。

年ばれ?・・・。

ルアーは現実かなり無茶な対極機能を一つにパッケージングした代物なんです・・・。



NLⅠはそんな中ギリギリのバランスで飛びとアクションの両方の運動性を、時に理想妥協せめぎ合いをしながら設計した結果出来上がりました。

内臓ウエイトを全体にバラし比重が高めで浮力を殺し、飛びに貢献しています。

副産物でアクション控えめですが実は大入力に対してルアーが動いた時、強目波動が出ています。

スロー弱々しい水押しから、潮目や水流の強弱でのアピール可変(魚に気付かせる、はっきりと意識させる)がスイッチングとなるのかもしれません。

ステルスで近付いてハッとさせるような物でしょうか。

長くなりそうなのでこの辺で・・・。

次回はNLⅠ重心移動についてボヤイてみたいと思います。

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