最近、毎晩ノットを組んでは切る、アシストフックを作っては破壊する、を繰り返している。
ノットを練習するために100m巻きのリーダーを使いきり、500m巻きを買ったw

こんなことをしているのは理由は、半年前。

漁港の壁のそばを大きな魚が泳いでいるのを見つけ、狙い始めた。
水温が高いうちは餌とりが多くて断念し、冬を待った。
そして2ヶ月前。
初ヒットと同時にタックルは海の藻屑となった…
唯一のバスタックルが帰らぬ人になった次の週。
ビッグベイトタックルを今度はきちんと手に持ち、ヒットさせた。
ドラグが少し出てから、
"プツン"
あっさり切れた。
フックとの結束が切れている。
その日2回あったチャンスを全てラインブレイク。

その後、5回出撃し、ヒットは9回。
まともにファイト出来たのは4回。
残りの5回は20秒も持たずに結束から切れた。

それでノットの実験に入って、相当なラインを使ってわかったことが幾つか。
※個人の感想です。数値を測定したわけではないです。間違ってたらごめんなさい。
あ、リーダーとスナップ等との結束の話です。
10号まではパロマーノット、それ以上はパロマーノット ハーフヒッチ。
カンつきフックを結ぶなら坂本ノット。
ゆっくり締め込むとライン強度の80%ほど出せるが、その後ピンピンとラインを強く張ったり緩めたりを数回繰り返すとさらに強くなる。
本線が少しよれても、8号以上のナイロンなら強度に大差はなく、形よく組むことのほうが大切。綺麗な結び目じゃないときは強度も弱い
等々。

そして3/5。
やっと獲れた。
55cmのコブダイ(カンダイ)。通称"赤鬼"。
きつく締めてあったドラグが出され、指で無理やり止めたけど、なんとか獲れた。

夢にも見た魚。掬って貰ったとき周りに人がいるのに、声が出た。
パロマーノットは無事だった。

3日後、3/8。
65cm,約7kgの"赤鬼"。

足元が桟橋状の堤防で狙った為、足元に何度も突っ込まれ、もう獲れないかと思ったけれどなんとか獲れた。
4ヒロ取ったリーダーがズタズタだったけど、坂本結びはは緩んでいない。
練習を繰り返した甲斐があった。

いかつい顔。地元の人いわく、これでも子供だ、とのこと。


普段はルアーだけの人も是非狙って見て欲しい。
釣りかたは他の人が沢山書いてるので省略。
自分はカキを使ったかぶせ釣りで狙いました。
シーバスとは比べ物にならないし、少しも走らせられない魚なんて少ないから、ファイトも上手くなるはず。
冬の釣れない時期にやってみると楽しいと思います。
カッコいい魚ですし♪



タックル
ワールドモンスター734h
ジリオンtw
PE 2号
ナイロン8号
タマン針18号
カキ