先日、自分の中で一区切りをつけた”２０１３年純淡水域川鱸遊戯”

反応を得られなかった最終決戦の夜にゴロタエリアで軽く転倒した際にウェーダー右足ブーツ上の部分が軽く裂傷してしまった…


そして翌日補修。


家族に防水試験という言い訳的な理由をつけて大河に向かった寒空の夕方。




美しい夕焼けの大河…

潮位を気にする事なく釣行出来る海から約〜１５０kmの純淡水域。
自分はハイシーズン中も基本的にタイドグラフを見る事無く釣行し釣り上げた後日に時々因果関係を確認する程度だが、晩秋〜冬となると流石に神頼み的にタイドグラフを気にしてしまう…


満月、大潮の夜…

雰囲気は最高なのだが落ち鮎どころかベイトの姿も殆ど見られず。
おまけに水温も急降下。冬〜春にゴロタ石に付着する沈殿したような泥苔も一気に付着してきた。
そして勿論ノーバイト。

そんな止められない夜の大河釣行も行ってもあと数回か…


ゲストフィッシュを含めてもコンタクトの可能性が低いこの時期の夜の大河釣行と違って日中の大河釣行はポイントによってはまだ魚と出逢える可能性が高い。魚種はもちろん”虎柄”…


先日の日中大河の”虎柄遊戯”に気を良くして一週間振りの日中大河へ…


澄みきった青空に強い季節風は冬に近い。


増水によって木々に巻き付いたオブジェが強風に揺れ動く…

晩秋〜冬色となった大河の水温は平均１０℃くらいとなってきた。周年狙える魚といっても流石にこの時期からは難しくなってくる…

そして先週同様にテトラのポケットを攻めて行くが反応を得られない為、テトラの外側を流すと”ツン”と小さいバイトで魚が乗るが水面を割る前にフックアウト。

そして似た様なシチュエーションの流れが当たるテトラの外側を狙っていくと微かなバイトを感じスイープな合わせを入れると魚の重みが乗った。


上がって来たのはレギュラー〜小型の”黄金虎柄”


綺麗な黄金ボディ…

”今日は外側か…？”
そう思いながらの攻めで二連続で魚を掛けるが二連続でバラシ。
とにかく食いも浅いようでバイトも小さい…

次に感じた微かなバイトは焦らずじっくりとスイープフッキング。


今度はレギュラー〜小型の”極黒虎柄”




とにかく黒い健康的な体色…




その後も反応が続き黒い奴を追加で２本。


最後の魚は良く引いた。

小型でも本流のこの魚の引きは本当に病み付きになる…

今回全ての魚をハンドランディングしたが魚体の冷たさからしてこの釣りもそろそろ難しくなっていく時期だというのを実感した…