干潟で遊ぶ

  • ジャンル:釣行記
その日もその潮位に間に合う為に、どうにかこうにか定時に職場を脱出し、渋滞する近所のバイパス道路を通り抜けいつものミノワ君を拾い、更に渋滞する首都高に乗りました。

一路、目指すは盤洲干潟。


行きの車内の空気はトンネルをくぐり抜け橋に代わる頃には熱気を帯びたオーバートークの連射連発。
今回の釣行への期待がさらに高まりました。




現着時刻はほぼ予定通りで、燃費の悪い車のアクセルを踏み続けた甲斐がありました。


そそくさと、2人で準備し予定していたポイントまで水の中を早歩きで進みます。

途中、先行者さんが魚を掛けているのを目撃し歩みも少しスピードアップ。ゲンキンなもんです。


そして30分程度で目指したポイントに到着です。
ネオプレンウェーダーの中はムレムレです。


先行者さんが今回は居るので、迷惑にならない程度に距離を置いて、釣りを始めます。


キャストする事2時間、ついに地合いに突入です。
予想的中。思った通りだとミノワ君の方を見ました

多分、ヤツも同じことを考えたらしく

『移動しよう』

と告げると珍しく同意してきました。
ワンキャスト 2海苔、3海苔、リーダー接続部にも海苔の海苔地合い。予想通りでした。切れ藻地合いとも言います。


この日はマイナス潮位の大潮3日目。
海苔、切れ藻から逃げるようにポイント探しへ出発です。

広い盤洲干潟の縁をなぞるように2人で歩き、目ぼしい所だけ数キャスト。


2キロは進んだ辺りで、怪しげな波の出るポイントを発見。

少しやってみることにします。
風と流れが、怪しいんです。文には出来ないんですがとにかく怪しいんです。

数キャストするとようやく本日の一尾目を揚げました。



その後は反応は無く潮止まりの時間帯を迎えます。

僕はいつも干潟に出る際は、板チョコを持って行くんですが、今回のミノワ君は携帯ガスコンロとコーヒー2人前を持ち込んで来ました。

雲は出てるが、広い夜空と対岸の夜景。そして干潟の風。その中で飲むコーヒーは別格でした。
PEラインが風で鳴くのも聞こえました。最高です。




上げの流れが始まる前にその場を離れ、最初に入ったポイントへ戻ります。

途中また流れが複雑な場所を見つけてはしゃいでみたり、
キャスト→着水→と思ったら水深3センチしかないぱっと見一級ポイントでガッカリしたり、楽しく復路を戻ります。


そして、夜中の2時を過ぎ待ちに待った上げの流れが始まり、すぐに2連ヒット。群れでも入ったかと思うとそうでも無いらしく流石に疲れたので陸地に戻るかという流れになりました。僕も上げの流れに乗せてくれと心底思いました。


仕事が終わってから寝ずに釣りに行き、睡眠2時間で翌日も通常通りの業務をこなす。
こんな釣りはもう何年も続けられないだろうなと毎回思います。
けれど、無理が効く間だけでも頑張って続けようと思います。









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