重い腰を上げて釣り納め

  • ジャンル:釣行記

年の瀬を迎えた昨日30日、僕は釣り納めをしてまいりました。

ただ、家から一歩踏み出すのが大変でした。


朝から予定がある訳でも無く、その前日は今年最後の忘年会、酒は残っては無いんだけどもかったるく
ダラダラとしていたら、嫁さんと子供達は外出してしまいました。


ダラダラと寝間着のまま過ごす年末中弛みの一日…




流石に時間の浪費かと思い釣具のメンテナンスなどしてみたりします。

庭の野鳥用エサ箱のリンゴを交換などしてみます。


そして、夕方日も傾く頃に『釣り行くか』となったのです。


ただ、物凄く面倒くさい。釣りに行くのが。


仕事に行くのと同等の感覚…

寒いし、釣れないかもしれない… 多分釣れない…


誰か誘って、誰かと行くならこの感覚が抜けるかと思い釣り仲間数人に電話してはみたけども誰も行かない、行けないとの事…


仕方ねえなー と勢いも無いのにとりあえず車に乗りました。

なんだかんだで釣りに行く。いつもの事だけども今回は家から踏み出るのが一番大変でした。




そして、車の暖気運転が終わる頃には何処でどんな釣りを展開するか決まりました。


今回のテーマは、ウェーディングで人を避けつつ小さなルアーでコソッと魚を釣る。



人を避けるには時間をズラすのが一番。下げの流れを捨てて、潮止まり前から上げ三分位までを勝負する事にします。




ポイントの駐車場に到着しても準備もしないで車内で寝袋に包まります。




そして2時間後、潮止まり1時間前から入水しました
入水と言うか、水の引いた砂の河口を歩きます。


すれ違いで上がるアングラーさんに一声かけて状況を聞くと渋いとの事。誰も揚げていないとの事。

まぁ、釣り納めなんて儀式みたいなもんだしな。と思いながらポイント周辺に到着、とりあえず釣りを開始です。


しばらくすると下げの流れは弱まり、ようやく他のアングラーがフィールドから離れていきます。

下流側、上流側ともにスペースが空きやっとゆっくりと小さなルアーを流す出来るようになってきました。

気がつくとフィールドには僕一人。少し前まで混雑していたのが嘘のようです。


水面の雰囲気が変わり始めたのは完全に潮が止まってからでした。とは言えベイトが騒ぐとかではなくてボラが跳ね始める程度の事です。

けれども怪しい感じは出てきました。
キャストしたルアーにたまに何かが当たるようにもなっています。

何かが頻繁に当たるポイントが分かったのでソコを重点的に探っていると、大望の明確なバイトが‼︎

フッキング後はゴリ巻きしてグリップランディングで本日の獲物を確保しました。60有る無しの良い感じな魚でした。

その後もバイトは出るけども、フッキングはしないような展開が続きました。


そして夜中の2時を過ぎる頃、今年最後のキャストと心に決め遠目の潮目にルアーを入れたものの、僕のルアーは無事に戻り年内の釣りを終わらせたのでした。





振り返ると2016年は少し釣りをセーブしてその分仕事に時間を使いました。 何故かそうするべき時だと思いました。

『つり』から少し距離を置いて、行ける時間を大事に過ごす。 また違った『つり』との付き合い方が発見出来た良い年だったと思います。


2016年お世話になった釣り仲間の皆様
2017年も宜しくお願いします。














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