ここまで来てくれ。

  • ジャンル:釣行記
先週末の日曜日の夜、僕は習慣にしている地元河川の調査に出ました。

丁度、台風後の増水もあり何か有るのではないかと、今夜こそ何か起きるのではないかと思っていました。

夕飯を済ませ、そそくさと長靴を履き嫁のママチャリでポイントまで向かいます。



チャリでシーバスを狙いに行く。これは、さいたま市浦和区の北側に在住の自分にとってはかなり特殊な釣行、今だけの特別な釣りなのです。

調査は梅雨入りの頃から続けているのですが、未だに釣果0… 特別ぶってはいるのですが、既に釣りではない現状です…




けれど条件次第で魚は釣れるのではないかと、水が増えればシーバスがウチの近所まで遡上して来るのではないかと信じてその晩もチャリを漕いだのです



そんな訳でポイントに入ると増水と流れが良い感じで雰囲気はバツグン、いつもの近所ポイントとは思えない位です。


キャストを繰り返す事、数回。

突然その時は来ました。 ピックアップまで数メートルの距離での鋭いバイト、からの近距離ファイト。

ドラグをいじる間も無いので力ずくで魚を寄せ、靴のまま水に浸かってのグリップランディング。

ホッとしながら魚を見ると頭がデカくて格好良いシーバス。体高もあるように見えました。


リリース前に水の中で魚体を支え泳ぎ出すまで眺めていると、今までの苦労なんて忘れて、喜びしか残って無い事に気付きます。

埼玉のこんな所まで上って来てくれた魚を最後に撫でようと思ったら、ヤツは僕の顔面に水をぶっかけて闇に包まれた川に帰って行きました。




これでまた一つ釣りの楽しみが増えました。

海からも遠く、近くに良いフィールドがある訳でもない旧浦和市地区。それでも観察を続ければチャンスは巡って来るのだなと思いました。

そんな訳で先週末も幸せでしたとさ。













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